【思い切り笑ってもシワが気にならない!】40代の肌作り
冬の厳しい乾燥や加齢でうるおいはつい失われ、老け見えしがち…。そんな極乾期でも絶対乾かないツヤ感メイクテクニックを、過酷な環境のロケでも女優の肌をツヤッと仕上げる名手・岡野さんに教えていただきました。
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ポイントメイクは寒色より暖色で温度を与えると、艶やかにふっくら見える効果が。アイシャドウはクリームやジェル系のしっとりタイプを先に塗っておけば、どんなパウダーシャドウも乾燥を気にせず楽しめます。
左から:
軽くクリーミーな質感のマルチバームをリップに使用。グラムトーンカラーカスタード 02 ¥3,300(THREE)上品につやめくパールチーク。アディクション ザ ブラッシュパール So Emotional ¥3,300(ADDICTION BEAUTY)繊細なパールが絶妙。単色使いはもちろん、アイシャドウベースとしても重宝。アイグロウジェム スキンシャドウ 05G ¥2,970(コスメデコルテ)まぶたに溶け込むように馴染んで穏やかに発色。ルナソル アイカラーレーション 24 ¥6,820〈2月9日発売〉(カネボウ化粧品)
カラーメイクPOINT
1:アイメイク
ツヤと暖色を重ねてまぶたに湿度をON
ウェットな単色シャドウをアイホールに薄く馴染ませます。パレットは右上をまぶた全体、右下を二重幅、左上を全体に広めに塗布。下まぶたは右2色を混ぜて塗り、涙袋をぷっくり見せて。
2:チーク
フワッと柔らかく足したチークで血色とツヤを演出
チークは乾燥だけでなく影が気になる美ST世代の味方に。先に塗った仕込みチークよりひと回り大きめに、ブラシでフワッと入れて淡い血色をプラス。暖色とパール感がツヤに繋がります。
\プラス1 POINT/
ベースメイク直後の仕込みチークで顔色UP
ベースメイクの後、ポイントメイク前にリキッドやクリームなどの練りチークで血色感を軽く仕込んでおけば、さらに乾燥見え防止に効果的。色の効果でうるおって見え、パウダーチークの使用量も減らせます。NARS アフターグロー リキッドブラッシュ 02799 ¥4,620(NARS JAPAN)
3:リップ
ローズカラーでオーバーに描きぷっくりつやん
リップはブラシでオーバーに描いてぷっくり整えます。主役になるような強い色やダークトーンのリップは肌色をくすませて肌が硬く見えることも。乾燥に悩むなら柔らかな明るい色を選ぶのが◎。
教えてくれたのは……
モデルの魅力を自然に引き出す唯一無二のメイクに有名女優からの指名多数。美魔女を劇的に変身させる美STの連載「大人の遠近両方美人メー」も好評。
2024年『美ST』3月号掲載
撮影/嶌原佑矢(UM)〈人物〉、五十嵐 洋〈静物〉 モデル/樋場早紀 ヘア・メイク/岡野瑞恵(STORM)スタイリスト/井関かおり 取材/大山真理子 編集/浜野彩希