なににお金を使ったかを振り返ると、家族と今どんな暮らしがしたいのか、夫婦で大切にしたい価値観は何なのかがよくわかると思います。
そんなこともあり、数年前から年末にざっくりと「お金をかけたこと」を振り返っています。
今回は2023年を振り返りつつ、今年どんな風に家族で暮らしていくかをお伝えしようと思います。

’23年は家族旅行にお金がかかっていた

去年は年始早々、リゾナーレ八ヶ岳へ旅行へ行き、初すべり！　スキーやサップを楽しみました。
また祭日が絡む週末は、都内の自宅から都内の宿泊先となるものの、キッザニア東京直結のホテルに宿泊。子どもたちが大好きで毎月行っているキッザニアを、いつもと違ったかたちで満喫できました。
ゴールデンウィーク、夏休み、冬休みと、それぞれ2泊3日で、両方の実家へも遊びに行きましたね。

夏にはスペインへ。ちょうどコロナが明けて海外旅行へ行きやすくなったタイミングと、スペインで結婚式を挙げた10周年のタイミングが重なったのがきっかけで、行ってきました。
行ったことのない国へ行くのは刺激的で楽しいけれど、アラフォーになった今、これまで行った国を巡るのもまた、感慨深いものでした。その後もロンドンへ行き、久しぶりの海外旅行も存分に楽しめました。

振り返ってわかった、夫婦で大切にしたい価値観

国内旅行は5回、海外旅行は2回と、実は例年と変わらない旅行回数（コロナ禍は除く）ではあるものの、いつも以上にお金がかかっていました。なぜなら全て、週末や長期休みなど、小学校がお休みの日に計画したからなんです。

これまでは子どもたちがふたりとも未就学児だったこともあり、夫婦で仕事の調整さえできれば、平日に旅行することもでき、海外旅行でも費用が抑えられていました。
しかし長男が小学生になったのをきっかけに夫と話し合い「学校を休ませて旅行へ行くのは、大人の都合」だからやめようと決めたのです。

平日なら旅行先も空いていているだろうし渋滞に巻き込まれる可能性も低く、交通費（特に飛行機～！泣）や宿泊費も抑えられる。また、火・水曜日休みの私にとって、仕事の調整をつけるのも正直大変！　けれどそんなこちらの都合のために「子どもに普通教育を受けさせる義務」を怠りたくないと思いました。
でも「子どもに普通教育を受けさせる義務」を怠りたくない、という思いを子どもたちに伝えるためにも、払って良かったお金の使い方だったと思っています。

2024年も家族旅行で濃密な時間を過ごしたい

星野リゾートの社長、星野佳路さんの名言「家族旅行には賞味期限がある」という言葉がとても印象に残っています。先を見据えると「本当にそうだなぁ～」と思うのです！
現在、子どもたちは8歳(小2)と5歳(年中)です。

賞味期限があるからこそ、期限内に子どもたちの興味に寄り添いつつ、たくさんの思い出をつくりたい。家族の絆を深めて、親として伝えることを伝えて暮らしていきたいと思います。
日々の暮らしでできこともたくさんあるけれど、「家族旅行」を通して過ごした時間や体験は、子どもたちは些細なことまで覚えていて、数年経っても昨日のことのように楽しそうに話してくれることが多いのです！
家族で濃密な時間を過ごせる旅行、その瞬間を大切に、2024年も旅へ出てたくさんの思い出を作り、たくさんの絆を深めていきたいな。
今年も夫婦の価値観を大切にしつつ、子どもの興味に寄り添った週末を楽しみたいと思います。

【なるけかつきさんのプロフィール】