AIの専門家に聞いた「今後AIに奪われてしまう仕事」とは…【ChatGPTでライターは不要?】

ChatGPTなど生成AI機能がより進化して身近になり、私たちの仕事をとりまく環境もめまぐるしく変化しています。自分がやりたいことを選び、自分らしく働くことができる「キャリアフリーダム」な状態を手に入れるために必要なことについて考えます。

AIにできること・できないこと…キャリアへの影響をおさらい

日々の生活からもはや切り離せないAIですが、実際にどんなことができて、私たちの仕事のどんな影響があるのか、AIの専門家である石角さんに教えていただきました。

    日々の生活からもはや切り離せな

    \AIに代替されちゃう仕事って⁉/
    絵や文章の作成、チャット機能や事務作業はすでにAI化が進行中
    絵や文章の作成、事務作業など、これまで人間がやってきたことでAIが代替できる部分は多く、今後、作業の一部または大部分がAIによって自動化される流れはどんどん加速するでしょう。だからといってある仕事や職業自体がなくなるということではなく、AIを活用することで生産性向上や市場拡大が実現し、新たな職業の誕生にもつながると考えられます。これはインターネットの広がりによって仕事の生産性が飛躍的に向上し、世界中の誰もがさまざまなコンテンツにアクセスできるようになったことでYouTuberやインフルエンサーという新たな職業が生まれた例を考えるとイメージしやすいと思います。

    日々の生活からもはや切り離せな

    \このままだと私の仕事もAIに取られる…?/
    最終的に意思決定するのは人間!まずはAIを使いこなせることが重要!
    AIで代替可能な仕事が今後も増えていくからといって、ライターや事務、経理、受付など「何かの仕事が丸ごとなくなる」ということではありません。アイディアを出したり、最終的に意思決定をするのは人間ですから、仕事そのものが奪われるということにはなりません。だからといって「それなら安心」と何もしないのはもったいない。今からAI対応のスキルを身につけておけば、思ってもいなかったチャンスをつかめる可能性が広がります。必ずしも転職をしなくても、今の仕事をべースにAI人材になる道もあります。CLASSY.世代の皆さんにもぜひAIを味方につけたキャリア構築にトライしていただきたいです。

撮影/渡邉明日香 イラスト/雨月 衣 取材/加藤みれい 再構成/Bravoworks.Inc