重くかぶさっている【老けまぶた】でも目力がアップする!ほんのひと手間って?
「まぶたが重く被ってきてしまいアイメークが決まらない…」と悩んだらテクニックもアイテムも更新ドキです!アイメークにベースを仕込んでさりげなく立体感とフレームを強調。ポイントの華やかなブルーも新鮮に。鏡の中の新しい自分で時間を巻き戻し!
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まぶたが重くかぶさってきた!【奥二重のぱっちり目アイメーク】には仕込みの立体ベースがポイント
まぶたが被ってきてしまい、眼瞼下垂の手術をしたら本来の二重幅がなくなり奥二重に。アイメークが難しくなってきたという藤村さん。若い頃よりまぶたのたるみやゆるみが気になってくる世代こそ、アイメークも更新を。最近のアイシャドウは質感もよくなり、重ねるほどに自然なメリハリが生まれます。
奥二重にも映える、ブルーシャドウをポイントにメークを見直してみましょう。鮮やかな色はそのまま塗ると悪目立ちすることも。まずは、ベースのクリームシャドウでフレームを整えてからポイントカラーを使います。「目元を引き締めてから鮮やかカラーを足す!」これを覚えておくと新しい色にも挑戦しやすくなります。アイメークがマンネリ気味の方にも、新色投入はおすすめです!
さりげなくトレンドを取り入れた、上品で清潔感のあるメークが好評。現場を明るく盛り上げる巧みな話術と温かい人柄が魅力で、数多くの女優、モデルからの指名が絶えない。
\使ったアイテムはこれ/
左:深みのあるブラウン、なめらかな描き心地で目力UP。DIORSHOW オンステージ クレヨン ウォータープルーフ 594 ブラウン ¥3,960(パルファン・クリスチャン・ディオール)
中:鮮やかな色と輝きが溶け合い、大人の目元を品よく彩ります。LUNASOL アイカラーレーション EX33 Galaxy Loop ¥6,820(カネボウ化粧品)※9/22限定発売
右:濡れたようなツヤ感で、重ねるほどに肌も骨格も美しく魅せるツヤアイカラー。DECORTÉ アイグロウジェム スキンシャドウ 15G shiny terracotta ¥2,970(コスメデコルテ)
【メークのポイント】仕込みベースで立体感を。4色パレットで目尻にポイントを作り馴染ませラインで印象的な目元へ
まぶたの丸みを意識しながらクリームアイシャドウの仕込みベースで立体感を。ちんまり目さんは、目尻側へ横幅を少し広げるようにグラデで影を入れ、アイラインでフレームを強調、仕上げに目尻のブルーシャドウで印象的な瞳が完成。
1:パール感のあるクリームシャドウで自然なメリハリを
ツヤ感のあるパール入りブラウンシャドウをベースに仕込み、目元の立体感を引き出します。クリームシャドウを指に取り、上まぶたの際からアイホールに向かって全体に薄く馴染ませます。下まぶたの際は指でスッと滑らせるように塗布。濡れたようなツヤ感で肌も骨格も美しく。
アイグロウジェム スキンシャドウ 15G shiny terracotta ¥2,970(コスメデコルテ)
2:アイシャドウはふんわりと重ねて目の横幅を拡張します
(右上・左上)Aを太チップでアイホール全体にふんわりと入れ、目幅を横に広げたいので目尻は少しはみ出し気味に。さらに細チップで目尻下1/3に影を入れます。(右下)BとC 2色をミックスさせて黒目の上に。(左下)Bを眉下に入れメリハリアップ。
ルナソル アイカラーレーション EX33 Galaxy Loop ¥6,820(カネボウ化粧品)※9/22限定発売
3:アイラインで目のフレームをより自然に強調
アイラインはダークブラウンを選んで、目のフレームをぼかして広げるイメージで。目尻より1/3くらいから少し長めに描き、付属のチップでぼかして馴染ませます。下のラインは目尻のまつ毛とまつ毛の間を埋めるように、自然な影を作ります。
ディオールショウ オンステージ クレヨン ウォータープルーフ 594ブラウン ¥3,960(パルファン・クリスチャン・ディオール)
4:ベースのシャドウでフォルムを整えたらブルーをポイントに
3でブラウンのアイラインを入れた上に、Dのブルーシャドウを重ねます。スキントーンのアイシャドウで目を大きく印象的に見せるベースを作ってから鮮やかな色をプラスすると、悪目立ちしません。瞬きした時に、チラチラと色を感じるさりげなさが大人の目元を印象的に彩ります。
5:仕上げに涙袋と目頭に光を足してより自然な立体感
細チップの先端に、Bを取り、目頭から目尻に向けて涙袋にのせます。左右にチップを動かしながら下まぶたの際に細くライン状に。広げすぎないように入れると女性らしさも強調されます。仕上げにCを目頭にサッと塗布して光を足すことで、顔立ちをより立体的に見せます。
仕上がりはこんな感じ
目尻にブルーの締めカラーで目力アップ!パッと華やぎ明るく若々しい印象に。「ブルーのアイシャドウは似合わないと避けていた色ですが、入れ方次第でこんなにも素敵でおしゃれになるのだと目から鱗。撮影後すぐにブルーシャドウを購入しました。目力も復活。薄い唇もややオーバー気味にアウトラインを引くとふっくらしてバランスよくなり、何もかもが新鮮でした」
2023年『美ST』10月号掲載 撮影/天日恵美子〈人物〉、相澤琢磨〈プロセス〉、大槻誠一(A-1)〈静物〉 ヘア・メーク/岡野瑞恵(STORM) スタイリスト/平沼洋美 取材/中井川桂子 編集/小澤博子