【子連れ海外旅行】週末1泊2日 弾丸で韓国!おすすめスポット&グルメ|Mart

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寝ても覚めても、旅に出ることばかり考えているMart ライターの丹下です。航空券や燃油サーチャージの価格も少しずつ下がってきて、海外旅行に行きやすくなりましたね。私自身は去年からすでに数回海外に行っていますが、ついに娘の海外渡航も解禁しました!週末を利用した弾丸1泊2日の韓国旅の様子をレポします。

 

まずはソウル行きの航空券をマイルで手配

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「かわいいものが買えて、ご飯が美味しいところがいい」という小学校6年の娘のリクエストにより、行き先は韓国・ソウルに決定。娘は約3年ぶりの海外旅行です。
計画段階でたまたまのマイルの特典航空券で土曜の朝発、日曜の夜着というソウル行きの便を発見。週末旅としては理想的……ということで速攻で発券しました(マイル利用の場合、航空券代は無料ですが燃油代のみ支払いが必要)。ちょうど2席分空いていたのもラッキーでした。

ちなみに、パパはスケジュールが合わなかったため残念ながら日本でお留守番です。我が家ではよくあるパターンなので全く問題ありません(笑)。コロナ以前はこんな感じでタイや台湾にも行っていました。

いざ羽田空港に到着すると、ずらーっと保安検査前に行列が。朝イチの便でしたがこんなに混んでるとは!早めの到着がマストのようです。結局保安検査を抜けるまで30分かかりましたが、そのあとの出国審査はスムーズでした。久しぶりの機内食。飛行時間がわずか2時間なので急いでいただきます(笑)。最近はLCCを使って海外に行くことが多かったので機内食のありがたみを感じました……。あっというまに韓国・金浦空港に到着。金浦空港からソウル駅までは約20分で到着できるのも弾丸旅にはうれしいポイント。入国の際にはQ-code(検疫手続の情報)をあらかじめ登録しておくとスムーズです。最近、日本語の入力フォームもできたので負担も少ないですよ。

【1】明洞でハングル文字のオリジナルアイテムづくり!

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空港から電車で移動し、お昼頃にはソウルに到着!
ここからは現地で楽しんだことを時系列で紹介していきます。今回は1泊2日の旅行で滞在時間が限られれていたので、遊ぶエリアを明洞とその近辺に限定しました(娘のリクエストで決定)。

※以下、レートは約1,000ウォン=110円。ウォンのゼロを1つ取るとざっくり計算しやすいです。

娘が韓国でまずやりたかったことが「ハングル文字のタグづくり」。明洞にあるSunoa(スノア)というお店でさっそくチャレンジしてきました。自分の名前や好きなワッペンを選んでアイロンにあててもらったら……その場でオリジナルmyタグの完成。大きめサイズなのでカバンにつけても存在感ばっちり。値段は16,800ウォンでした。キンパやチャミスルなど、韓国っぽいユニークなワッペンもありましたよ。推し活にも使えそうなので気になる方はぜひチェックしてみてください!ちなみに、ソウルのダイソーでもハングル文字のアイテムがつくれますよ。文房具コーナーにあるこのシールの機械で、自分の名前をハングルで入力するだけでお名前シールの出来上がり。値段は1回2,000ウォン。製作の過程も楽しくて、私もつい見入ってしまいました。今回はおみやげ用に数パターン作成してみました!が、私は読めません!(娘のほうがハングル得意)今回訪れた明洞駅前のダイソーは2023年3月にオープンしたばかりの店舗です。なんと驚きの12階建て。日本と同じような100円均一ではないですが、かなりお手頃な価格で韓国っぽさ満載の小物やお菓子が購入できますよ。バラマキ用のおみやげ探しにもぴったり♪

【2】渡韓したら絶対食べたい「明洞餃子」のカルグクスとマンドゥ

韓国 ソウル 明洞餃子

明洞で大人気のグルメといえば「明洞餃子」。ここは子連れにもおすすめ! いつ訪れても行列していますが、回転率がいいので長時間並ばずに入店できます。この日は14時頃に訪れて10分待ちで着席できました。

注文したのはカルグクス(うどん)とマンドゥ(餃子)。カルグクスはにんにくの風味がしっかり効いた、とろみのあるスープが絶妙な美味しさ♪辛くないのでお子さんにもおすすめです。つるっと食感のワンタンも入っていてボリューム満点です。マンドゥは豚肉と野菜がぎっしり詰まった蒸しタイプの餃子。肉汁もジューシー! 10個入りですが、1個が小さいのでぺろっと食べられちゃいます。ちなみに付け合わせのキムチは無料。かなり辛めですが、カルグクスの中に入れて味変しながら食べるのも◎ですよ。

【3】市場グルメはテイクアウトを活用

韓国 ソウル 広蔵市場

韓国といえば市場グルメも見逃せないですよね。今回は繁華街から近く、アクセスもよい「広蔵市場(クァンジャンシジャン)」に行きました。ガイドブックにもよく掲載されている有名な市場です。

広蔵市場の名物グルメといえば生肉のユッケ、そしてレバ刺し。私は生のタコとユッケが一緒になった一皿が大好き。ひとりで渡韓したときには必ず食べていますが、生肉を子どもに食べさせるのはちょっと不安だったので今回は見送り。※画像は以前食べたもの。「どんな食べ物だよ!?」と気になる方の参考まで。今回は子どもでも食べやすいものを購入してホテルで食べることにしました。こちらはピンデトッ(油で揚げ焼きにした緑豆のチヂミ)の有名なお店。サクサク食感で日本で食べるチヂミとはひと味ちがう美味しさが楽しめますよ。娘の好きなキンパもテイクアウト。「麻薬キンパ」という物騒な名前ですが(笑)、麻薬のように食べ出したら止まらない!という意味なのだそう。千切りのにんじん、たくあんと具材はシンプルですがごま油のいい香りが食欲をそそります。いま人気の食べ歩きグルメ、クァベギ。米粉でできたドーナツで、サクサクふわふわの食感が特徴です。ほんのりと香るシナモンが味のアクセントになっています。娘も「美味しい!日本にありそうでない味じゃない?」とお気に入りの様子でした。コンビニでビールとジュースを買って、こんな感じの夕食になりました。市場で現地の人と一緒にワイワイ食べるのもいいですが、子連れならホテルでのんびり過ごすのも悪くないですね。

【4】韓国ならではの文化体験!韓服を着ながら景福宮を散策

韓国 ソウル 景福宮 

翌日は韓服(チマチョゴリ)をレンタルして景福宮の散策へ。景福宮は入場料が3,000Wかかるスポットですが、韓服を着ているとなんと無料で入れるんですよ!

今回はこちらの「三三五五」というお店でレンタル。事前に予約して訪問しました。景福宮から徒歩5分の好立地です。日本語も少しだけ通じます。2時間レンタルしましたが、値段は2人分合わせて約4,000Wでした。子ども用の衣装も充実。どれもデザインが凝っていて素敵。どれにしようか迷ったらお店の人に相談してみて。好きな色やデザインを伝えたら、コーデを組んでくれますよ。私は「娘と色味をリンクしたい!」と伝えました。バッグ、ヘア小物も無料で貸し出してくれます。追加で5,000W払えばヘアセットもしてくれるのでかなりお得。私もちゃっかり娘と一緒にお願いしちゃいました。自分だと上手に出来ない編み込みヘアに母子ともに大満足。景福宮はフォトスポットもたくさん。敷地も広いので、好きな場所で自由に写真撮影できますよ。近くにある昌徳宮も韓福を着ていれば無料で入れるので、時間に余裕があればぜひ両方訪れてみてください。韓服に着替えて映え写真を撮りまくってたら思いのほか疲れたので(笑)、この日のランチはがっつりとサブギョプサルとモクサル(脂身の少ない部位)を食べました……。韓国の焼肉はお店の方が焼いてくれるので子連れだとかなりラクできてうれしい!

【5】旅行のシメはお買い物タイム

韓国 ソウル 明洞 オリーブヤング 

旅行のシメはやっぱりお買い物。お買い物スポットの定番、オリーブヤングとロッテマートにも立ち寄りました。ロッテマートはソウル駅と金浦空港に店舗があるので、公共交通機関を利用する観光客も訪れやすいのが魅力!

オリーブヤングといえば韓国コスメが有名ですが、みなさんがカゴに入れまくっていたのがこちらのお菓子。低カロリーで罪悪感なく食べられるスナック菓子だそう。試しに数種類ゲットしてみましたがサクサク食感で美味しい!ちょっとしたおみやげにもよさそうです。ロッテマートで購入したものはこんな感じ(一部)。娘が食べたいお菓子を中心に買いました。よーく見ると日本で買える商品もありますが、やはり本場だと安いですしつい買いたくなっちゃいますよね。そして私がハマっているのがこちらの「福順都家(ボクスンドガ)」の生マッコリ。シャンパンみたいな味わいなんです。ソウル駅の空港鉄道の近くにある店舗にて購入しました。ちなみにマッコリ自体の日本への持ち帰りは禁止ではないですが、飛行機の気圧で破裂する恐れもあるので自己責任で!

【まとめ】子どもとの海外旅行はメリットがたくさん!

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今回の韓国旅は娘にお小遣い制を導入。欲しいものを見つけたら、会計のやりとりはすべて1人でやってもらいました。もちろんお金の計算や言葉の壁はありますが、それも経験。まずは伝えようとする姿勢が大事と考えています(周りのお客さんに迷惑がかからないように状況をみつつ、必ず近くで見守っています)。

娘は韓国語を独学で少し勉強しているので「何を言っているのか理解できた」「文字が読めた」というのも自信にもつながったようです。むしろ私のほうがハングルを全然読めないので、しっかり勉強せねばと反省しました(笑)。

久しぶりの子連れ週末海外弾丸旅。体力的にはかなりきつい部分もありましたが、娘との思い出がたくさんつくれました。ソウルは日本からも近く、1泊2日でも十分楽しめるのでぜひ家族やお子さんと出かけてみてくださいね。

次の旅行はひとりで北海道に行ってきます♪

撮影・文/丹下紋香