目の前にサーキットが!ママもパパも子どもも!なんだったら愛犬も大喜びのエンターテインメント系ホテル|Mart
昨年10月にオープンした「富士スピードウェイホテル」、日本を代表するサーキットのひとつでもある「富士スピードウェイ」のコースに隣接するホテル、アンバウンド コレクション by Hyattの日本初上陸の施設です。
今回お一人様で泊まってきたのですが、車好きさんだけでなく家族で楽しめるエンターテイメント的宿泊施設!ということでその魅力をご紹介します。
東京から車で約1時間半、富士山の裾野・御殿場というアクセスのよさ。そしてハイアット系列ということで、ホスピタリティのよさは言うまでもありませんでした。家族と友人とお一人様でと色々なスタイルで楽しめます。
エントランスからその世界観に入り込んでしまいます
重厚な扉の先にまず目に飛び込んできたのは、自動車部品やレース用語が散りばめられたアート。床から天井までの大きさにビックリ!本物の部品を使っているそう。
すでにここでワクワク気分に!さらにその奥に入ると3階まで続く約30mの長いエスカレーターと、レーシングーの展示が。エスカレーターを上がるとフロントのフロアとなっていました。このフロントもレーシングカーをイメージしたものだそうなのです。
サーキッドヴューと富士山サイドの2パターンの客室が!
部屋に入ると一目散にベランダへ!思わず「わーお!」と声が出てしまったほどの贅沢すぎるヴューにびっくりでした。もちろん二重窓になっていて、窓を閉めれば静かなお部屋に。
富士スピードウェイの最終コーナーからホームストレートを見渡せる壮大な景色が目の前に広がっていました。ちょうど試験走行をしている時間で窓を開けると「ゴーッ」という走行音が聞こえて初めての体験にテンションマックスになってしました。
私が泊まったのはサーキッドヴューのデラックスルーム、約55㎡のゆったりとしたお部屋です。
サーキットビュールーム¥61,156~ 1室2名(税金、サービス料、入湯税込み)
ウォークインクローゼットに用意されていたのは作務衣風の部屋着。館内で使用するサコッシュはお持ち帰り可。
洗面所の引き出しを開けるとアメニティが。プラモデルをイメージした遊び心のあるものに。
お部屋のバスルームには美容好きさんたちからも人気の「Waphyto」のシャンプーなどが。
お茶どころ静岡県ということで、地元老舗茶店「九七製茶」のティーバッグと鉄瓶がセット。
ミニバーには厳選されたお酒類が、地元の銘ウィスキーもありましたよ。
ママはSPAで!パパはジムで!ゆったり温泉で家族みんな至福のひとときを
ウェルネス棟にはSPAやジム、温泉があってゆったり時間を過ごせます。
24時間オープンのフィットネスジムも。窓外には緑が見えて気持ちの良い空間です。
美肌効果があるという硫酸温泉の良質「富士大御神温泉」。お天気だと目の前には富士山が見えて、一日何回も入ってしまいます。
「SPA TREATMENT」にはスパルームが6部屋あって国内初進出のアメリカの高級スパブランド「アイサン」を使ったトリートメントやMIKIMOTO COSMETICSの化粧品を使ったフェイシャルトリートメントを堪能できます。¥26,400~(60分)
静岡県産茶葉を使ったボディスクラブや茶の実オイルでもマッサージも。
食事はおしゃれ炉端焼き&イタリアンが
今回夕食は、炉端焼き「Robata OYAMA」で。沼津港でその日の朝に水揚げされたお魚や静岡の食材をふんだんに使い丁寧に調理されたメニューが並びます。
今回はコースの「OYAMA」(¥8,000)をいただきました。枡に入った新鮮お野菜のバーニャカウダや焼き物いろいろ、山葵丼など地元食材が並びお酒が進むこと進むこと(笑)。カウンターごしのシェフたちとの会話も最高でした。
お食事の後は車好きのパパにはたまらないBARへ。店名の「BAR 4563」は富士スピードウェイのサーキットの全長4563mが由来だそう。店内センターにはフェラーリをイメージした真っ赤なテーブルや、壁面にはミニカーや車のパーツが貼られていて、それを見ているだけでも何時間でもいられそうな素敵な空間でした。
旅のお楽しみのひとつの朝食もここはすごかったです~!テーブルでオーダーする卵料理と、後はビュッフェスタイルの「TROFEO Italian Cuisine」。セレクトした一品は「アボカドスマッシュトースト ポーチドエッグ ミント コリアンダー アーモンド」、濃厚なアボカドペーストにミントの爽やかさがプラスされて朝からモリモリいただいてしまいました。またブッフェにはサラダやドリンクのほかにも、静岡名物の「丁子屋」のとろろも。これには「参りました~」の一言が出てしまいました。
なんと館内に「富士モータースポーツミュージアム」が
このホテルのもう一つのお楽しみが館内1~3階にある「富士モータースポーツミュージアム」。約130年にわたるモータースポーツの歴史を世界のレーシングカー約40台の展示でたどれるという施設。
車にはさほど興味のない私でも展示されている車や展示物を見て興奮状態炸裂でした。
実際にレースに出場した車も展示されていて、その背景もパネルなどで説明が、これは大人だけでなく子どもたちもかぶりつきになること間違いなしですよね。
そして…愛犬がいる方にはこんなヴィラもありました!
このホテルには専用ガレージ付きのヴィラも5室ありました。こちらは愛犬も滞在可能なのです。各お部屋に付いているお庭ではドッグランできたり、愛犬用のシャワーが付いていたり、ワンちゃんのいる方には最高のステイとなりますよね。
キッチン付きのヴィラなので小さな子どものいる方にも最適です。
リビングからは専用ショーガレージが。車大好きな方にはたまらないですよね。
お庭からの入り口にはペット用の専用シャワーを備えています。
是非夏休みに家族で行っていただきたいこちらのホテルの概要は・・・
富士スピードウェイホテル
静岡県駿東郡小山町大御神645
客室数:120室(宿泊棟115室、ヴィラ5室)
サーキッドビュールーム¥61,156~ 1室2名(税・サービス料、入湯税込み)
取材・文/西岡直美