楽しすぎる!「東京日本橋」の大人散歩は、歴史の息吹を感じながらおしゃれショップ巡りも!|Mart
暑い日が続きますが、みなさま体調を崩されてはいませんでしょうか。私は1年のうちで夏が1番好きだったのに、今年の暑さは体力の消耗が激しく、毎日がむしゃらに楽しむタイプの私ですが、珍しくペース配分を考えながら毎日を過ごしています。
今回のブログは大人散歩シリーズの第4弾。東京・日本橋です。私は建築が美しく整然とした街並みの丸の内エリアが大好きで、よくランチをしに行くのです。(実はおしゃれでお得なランチを食べられるお店がたくさんあるんですよ!)
東京駅から日本橋へ!楽しい大人散歩をスタート!
この日は「実は行ったことがないシリーズ」として、日本橋まで散歩しました。東京駅から日本橋までは約1km。腹ごなしのお散歩に丁度よい距離です。
日本橋と言えば、「東京まで〇〇㎞」と書かれている起点。1603年に木造の太鼓橋として誕生し、1911年に現在の石造二重アーチに架け替えられ今に至ります。東京大空襲でも残った歴史ある建築です。
現在の日本橋には上空に首都高速道路が走っているため、混み入った景観になり、橋の全貌を見るのも難しいですよね。そこがなんだか残念に思われます。
橋の上には青銅製の麒麟像が!
橋の中央の道路上には、道路の起点となるポイントを示した「日本国道路元標」が埋め込まれています。道路の真ん中なのでなかなか見に行けませんし、高速道路を走っていると何の気なしに通り過ぎてしまうかもしれませんよね!?
橋は西洋式なデザインを主体にしながら日本的なモチーフも取り入れた和洋折衷様式。
中央柱に設置されているのが有名な「麒麟像」です。青銅製で、首の長い動物のキリンではなく、古代中国における想像上の四霊のひとつである“麒麟”。ビールのラベルでよく見る方の麒麟です。それに翼を付けたオリジナルの麒麟なのだそう。
橋にはQRコードが付いていて音声での解説が誰でも無料で聞けるようになっていました。
このあとは、日本橋からさらに兜町のほうへ足を延ばしました。
兜町は日本のウォール街。金融機関が多く集まる場所です。なぜならそこには、「日本の銀行発祥の地」があるからです。
1873年渋沢栄一が日本橋兜町に第一国立銀行として創設しました。現在はみずほ銀行兜町支店となっています。
ちなみに、東京駅寄りにある常盤橋公園には、渋沢栄一翁像もあります。
おしゃれな店がそろった複合ショップ「BANK」にも足をのばしてみて!
ここまで来たら是非立ち寄ってほしいのが「BANK」。ベーカリー、ビストロ、カフェバー、インテリアショップ、フラワーショップがひとつになった食の複合ショップなんです。
元々銀行だった建物を利用しているので、どこか無機質な不思議な感じがします。店舗内はとにかくおしゃれ!パンは少々高級ですが、食べてみる価値はあります。
今回は狭い範囲を散歩しましたが、ほかにも日本の郵便発祥の地や証券取引発祥の地のような歴史的場所から、○○橋や○○の石碑も多くあり、歴史の息吹を感じられます。
オフィス街なのでカフェも充実。実は行ったことがない方、お散歩に出かけてみてはいかがでしょうか。
写真・文/滝野香織