「リーバイス501®」はメンズサイズでより濃く楽しむ【VERY NaVY編集者の偏愛名品23】

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32インチ。こう見えて古着ではなく”私がファーストユーザー”です♡

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出会いはひょんなことから。下で紹介しているLEVI’S®×JUNYA WATANABEのデニムの丈つめを「やはり間違いない場所で出すべし」とリーバイス® ストア(私は新宿店)へ向かった際のこと。3階のテーラーショップ(本当は丈つめレベルではないカスタムが叶い、パーソナルジーンズまで作れる場所!)の横のリーバイス® ビンテージ クロージングのコーナーに並んでいたのがこのメンズの「リーバイス®1954モデル501®」でした。
1950年代半ばにアメリカの東海岸で販売を開始した501®が、主な販売地域であった西部の各州から東海岸へと進出する際、東海岸では仕事用のボトムスとして”ボタンフライ仕様”のなじみが薄かったことから、初めてジッパー仕様にかえ発売し「501®Z」と名付けられたモデルの復刻版。私は大きめにはいていますが、本当はウエスト位置ではく股上深めのスリムフィットのテーパードレッグの逸品です(なのでルーズ感は出つつもひざ下はスッキリはけて◎)。
大好きな縦落ち感の、王道のブルージーンズ!
かなり長らくハイライズムードが続いていましたが、最近”久しぶりにローライズしたいなぁ”と思っていたこともあり、思い切って32インチを試着。試着前は「さすがに大きすぎますかねぇ」なんてスタッフさんとお話ししていましたが、見くびるなかれ、ぜんぜん違和感なくって苦笑い(汗)。実にちょうどいーい懐かしの腰ばき感になりとっても胸キュンしました!
好きがゆえ、どんどん集まるブルーデニム、即日購入は夫の視線が冷たいかもと、お店でお断りのもと撮影をさせていただき、自宅にて魅力をプレゼン。「32インチなら俺もはけるね! このデニムカッコいいからたまに借りたいな!」という言葉をもらえ、ホッと翌週購入しました(結果まだ私しかはいてはいないというアルアルです笑)。
リーバイスのデニムは多数所有していますが、実は”リーバイスの店舗にて””リーバイスを購入”するのは初めて。古着屋さんで選び抜けるほどの知識も自信もなかったので、これまではセレクトショップで見つけたカットオフや、セレクトされた古着を愛用していました。
が、デニムはできれば自分でイチから味を出して育てて行けるのが理想だし、以前この連載のHYKEのカウチンの回でも書いたのですが、大人になってからは”自分がファーストユーザーになりたい”願望が以前に増して強くなりました。
となると…この”ヴィンテージのような見た目の新品”というチョイスは自分的に大納得。
ショップにお邪魔したことで”丈つめって奥深いな情報”や”タブ部分のカスタマイズできるんだよ情報”なども得られましたので下にて紹介しています。
デニムって最高〜。肌に張りつかないゆとりが嬉しい一本は、まだまだ夏まではけそう、大いに活躍させる予定です!

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こんな感じで裾を折り返して、ちょっと戻してはいています(ぐるぐるのロールアップにはしないほうが自分的にしっくり)。ガチャベルトを合わせるのも好きです(穴がないぶん好きな落とし加減にできますし、デニムのラフさにも合いますし◎)。ショルダーバッグはAlaïa、トートはLUDLOW、シューズはPRADA、Tシャツはすごく昔にTHIRD MAGAZINEにて購入したUSEDのものです。
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きっかけを作ってくれたLEVI'S®×JUNYA WATANABEのデニムの丈詰め後。裾を普通に切ってしまおうとしている私に「裾のアタリはちょっとした波打ち感など、とても計算されてデザインされているので絶対に切らないほうがいいです」と店員さん。以前、アタリを残してお直ししたところ裾を二重にかぶせることからすごくブクブクになってしまった経験があり悩んだのですが、結果、リーバイスさんならこんなにスッキリ、自然で大満足! 糸のカラーも違和感なく、今後もできたら別ブランドさんのデニムもまとめて持ち込ませて欲しい〜! とすら思ってしまうほど、信頼できる仕上がりでした…♪
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Tシャツの胸ポケ部分についたレッドタブが可愛くて「これはなんですか!?」と説明を聞いたところ、Tシャツはもちろんデニムのタブもこんなカラフルにカスタムできるのだと知りました。 えーーやってみたい! …と思いつつ、どの色も興味がありすぎて、ひとまずこの件はいったん持ち帰りとしました。
リーバイス®1954のほうのレザーパッチや後ろ姿はこんな感じ。裾は赤耳のセルビッチデニム、これくらいの雰囲気で折り返してはいています。

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撮影/西原秀岳<TENT>