「疲れる家事は筋トレになる!」【歌手・hitomiさん47歳】が実践するトレーニング
家事に育児に追われて運動する暇なんてない?そんなことはありません。普段の家事も意識すれば立派なトレーニングに変わるんです。歌手のhitomiさんも普段の生活の中で取り入れているながらトレーニングの方法を教えてくれました。
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肩甲骨や腹筋などを意識すれば日々の家事もエクササイズに
「疲れる家事もやればやるほど筋トレになると思えば楽しくできるし捗ります。動かす筋肉を意識することで効き方も違ってくるはず」贅肉のないhitomiさんの二の腕の美しさは圧巻。
トップス¥17,600〈サクラ〉〈パリゴ〉(パリゴ銀座店)イヤリング¥1,650(ラビッシュゲート)エプロンは私物
《Profile》 1994年デビュー。歌詞はほぼ自身で手がけていて、「CANDY GIRL」「LOVE 2000」など元気を与える大ヒット曲多数。4児の母。47歳。
以前、ボディメークトレーナー樫木裕実先生のスタジオに通っていた時、家で掃除をしたり、料理をする時にも正しい姿勢をキープし、体の中心から腕や足を動かせばしっかりボディメークできることを学びました。それ以来、雑巾がけ、窓拭き、洗い物をする時は、丹田を起こし姿勢を正して、肩甲骨から手を動かすことを意識しています。 育児と仕事で自分の時間がなくジムにも週1しか行けなくても、子供を抱っこしながらスクワットしたり、買物袋をダンべルがわりに上腕二頭筋を鍛えたりと、日常の動きを筋トレにしてしまえば、結構な運動量になるはず。その意識があるかないかで数年後の体が変わってくるような気がします。
意識を変えればいつもの家事も立派なトレーニングに
雑巾がけは、屈んだ姿勢でバランスを取りながら全身の筋肉を使うため、体幹トレーニングにも。下半身、肩甲骨、肩周りに効きます。
体幹を意識しながら肩甲骨と二の腕を軸にして、ワイパーの動きで拭きます。左右の腕を交互に使うことでバランス良く鍛えられます。
左右均等な重さの荷物を持ちます。肩甲骨から腕が出ているような意識で真横に開いたり、肘を引いて持ち上げ、上腕二頭筋を鍛えます。
体が硬いなと感じたら家に揃えたギアでほぐします
ストレッチポールで背中を伸ばし、フォームローラーではこわばった筋肉をほぐしていきます。疲れもとれて血流アップ。3kgのメディシンボールは腹斜筋のトレーニング用に。
2023年『美ST』6月号掲載 撮影/岡本 俊 ヘア・メーク/松田美穂(アルール) スタイリスト/土田麻美 取材/中田ゆき イラスト/別府麻衣 編集/漢那美由紀