【櫻坂46三期生・山下瞳月】京都から上京し新しい環境へ「正直、まさか合格すると思っていなかった」
喜怒哀楽のいろいろな感情を味わいながら、大人への階段を上っていくティーンエイジャーにインタビュー。櫻坂46の三期生オーディションに合格、bis賞に選ばれた山下瞳月ちゃんは、この春に京都の高校を卒業した18歳。上京し、新しい環境で過ごす今の心境をインタビューしました♡
気がつけば食べ物を手に持っているくらい、ご飯を食べているときの自分が好きです
ワンピース¥17,600、ヘアピン(2本セット)¥2,750/ともにガールズソサエティ Tシャツ¥7,980/エピヌ
個人仕事は2回目とのことでしたが、今日の撮影の感想はいかがですか?
すごく楽しかったです。衣装もヘアメイクも私好みのスタイリングで、最初に見せていただいたときから可愛い!って、テンションが上がっていました。可愛い系やフレンチガーリーとか、bisの世界観に近いお洋服が好きで普段も着ています。
コラボレーション特別企画ではbis賞を受賞しましたが、どんな気持ちですか?
ありがとうございますという気持ちでいっぱいです。bisはもともと読んでいた雑誌でしたし、bisの作る雰囲気とかコンセプトが好きだったので。自分も誌面で見ていたような撮影ができると知って、今日をとても楽しみにしていました。
今どんなことに興味を持っていますか?
自分自身のヘアスタイルです。私は髪によって結構顔の印象が変わるタイプなので、いちばんよく見えるヘアスタイルをひたすら研究してます。今はストレートなんですけど、同じストレートでもちょっとニュアンスが違うようなものとかあるじゃないですか。顔まわりの感じとか、オイルをつけている、つけていないとか。いろいろな方を見ては、イメージを膨らませています。
その研究は、たくさんの画像を見てとかでしょうか?
坂道グループさんの歌番組の映像を見て、研究していることが多いです。出演されているメンバーの方の中からストレートの方を見つけて、記憶に残すみたいな。踊っているときこそ髪の流れが自然に見えると思うので、髪の動きにも注目して見てます。
ずばり今どんなことをしている自分が好きですか?
ご飯を食べているときの自分がいちばんいいなと思いますね。何かを食べているときの私って、すごく幸せそうな顔をしているらしいんです。三期生にオフショットを見せてもらうと、だいたい手に食べ物を持っていることが多いですし、ご飯が近くにあるときの自分が素に近いのかもしれません。常に食べていないと、自分的にも落ち着かないみたいなところはあります(笑)。
やりたいことが決まっている周りを見て、後れを感じていたことも
この春に高校を卒業し、櫻坂46として新しい環境で過ごしていますが、どんなことを感じていますか?
同じ高校に通っていた友達と今も頻繁に連絡を取り合っているんですけど、友達から大学生活の話を聞いて、どこか不思議な気持ちになっています。もともと同じ大学に行く予定だったのが、私は上京して櫻坂46のメンバーになることを選んだので。ただ友達も毎日大学生活をがんばっているので、それを活力に、今自分もがんばっています。
山下さん自身は何かに悩んだ経験などありますか?
それこそ高校3年生のときは、すごく悩みました。みんなが進路を決める時期に、私はオーディションを受けていて。あと私自身、将来やりたいことがぜんぜん見つかっていなかったんです。友達はやりたいことが決まっていて、それにちなんだ大学とか学科を選んで勉強を始めているのに、自分は何も決まっていない。周りに置いていかれちゃってるなということを感じたりしていました。大学に行って、アルバイトをするところまでは見えても、その先の自分がまったく見えていなかったんです。将来が見えないままなんとなく生活していくなら、いっそ現実離れしたアイドルっていうものに一度挑戦してみたいなと思って、オーディションを受けました。
不安は感じませんでしたか?
正直、応募するときはまさか合格すると思っていなかったので、書類も写真撮ったらすぐ送ってみたいな感じでした。ただ選考がどんどん進んでいくうちに、ここで落ちてしまったら私はこの先どうしようと思うようになって。それに合格したあとの不安もある。最終審査の前日の夜に、「明日はやっぱり行かない」と母に伝えたりもしたんですけど、母が「人生経験として行ってきたら?」って言ってくれて。
そんなやりとりを経て、実際に合格。お母さんはどんな様子でしたか?
一言「おめでとう」って感じでした。実は上京することも伝えていなくて、上京する日の前日の夜に、明日から東京行くねって言ったんです。今までもちょっと長い期間東京に行くことはありましたし、今回もその雰囲気を出しつつ、実は上京っていう形にして。寝る前に言ったら、母が「え!?」っていう顔で驚いていて。朝いつも駅まで車で送ってくれるんですけど、駅でバイバイしたとき、ちょっと悲しんでいました。絶対悲しむなとは思っていたから、その期間を短くしようと思ったんですよね。
山下さん自身は寂しくなかったですか?
当時いろいろな感情が溢れていたんです。京都で生活している自分と東京で活動している自分が違いすぎて、別人のように感じていたこともあって。やっていることも話すことも違うから、そのギャップに少し疲れてしまっていたというのが本音です。正直今も現実と理想の行き来はすごくて。京都にいるときは現実の自分なんですけど、東京にいるときは理想の自分というか夢の世界にいる感じです。アイドルになった実感が湧いているのは湧いているんですけど、急に不安になったり、不思議な気持ちになるときはあります。
山下瞳月(櫻坂46)/SHIZUKI YAMASHITA
2005年1月22日、京都府出身。身長152㎝。A型。柔らかでおっとりした雰囲気を持ちながら、全国大会に出場経験もある得意のダンスで話題に。好きな食べ物はラーメン。苦手なものは絶叫マシンと海の大きな生き物。
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