定番人気商品のひとつの「ミニセーズ」のパン。半焼成の状態で販売され、最後の仕上げを自宅で焼き上げることで美味しく食べられるシリーズで、小さめサイズのプチパンが有名ですが、こちらは雑穀入りのミニバゲット。そのままでも、バターを塗っても、サンドイッチにしても便利な、食べ応え満点のパンをご紹介します。

便利なだけじゃない！雑穀の美味しさが味わえる本格派

さまざまな楽しみ方ができるミニバゲット

半焼成の状態でパッケージされた、雑穀入りのミニバゲット。フランス北部で50年以上、本場の味をつくり続けている「ミニセーズ」が、1980年代から製造と販売をスタートした、半焼成パンシリーズのうちのひとつです。

未開封であれば、直射日光や高温多湿を避ければ常温で、長い時間保存できる点もうれしい商品。賞味期限は、今回購入したものは21日先でした。

1本125gのバゲットが入った袋が連結され、計6本入っています。食べるときは、必要な本数だけハサミで切り離して開封します。

バゲットの長さは約26cmほどで、かなりボリュームがあります。半焼成なので軽く焼け色がついた状態です。

小麦サワー種、アマニ、粟、ひまわりの種といった雑穀に、大麦麦芽粉、麦芽小麦粉、ライ麦なども入っているんです。

焼成前のパンをカットした断面を見ると、いろいろな色の粒が確認できます。断面だけでなく、パンの表面にも雑穀の粒がたくさん！

食べるときは水で軽く濡らしたパンを、200～220℃の予熱したオーブンで10～12分焼けばOK。焼きあがりのいい香りが楽しめるのも、半焼成パンならではの楽しみ。

バゲットなので硬めの仕上がりを予想していましたが、その予想をいい意味で裏切る軽さ！表面はさっくり、中はふんわり。硬めのパンが苦手な息子も「これはふんわりしていて柔らかくて美味しい！」とパクパク食べていました。

私は、雑穀の香ばしい風味と食感の楽しさに感動！賞味期限が一般的なパンよりも長めなので、ストックしておいて、ランチや朝食に困ったときにサッと出せる便利さもいいいんです。

後日、サンドイッチをつくってみましたが、まるまる1本を使ってハムとレタスを挟んだだけなのに、まるでお店のような仕上がりに。アレンジのしやすさも◎で、ミニセーズシリーズの中で一番お気に入りのパン。ぜひ一度ご賞味ください。

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撮影／山本雅樹　取材・文・コーディネート／西村絵津子