【Sexy Zone 佐藤勝利】さらにアグレッシブに!「恋愛ものやかっこいい役とかもやってみたい」
Sexy Zoneの佐藤勝利をbis視点で描写する連載“bis homme”。第15回は、「Vision」をテーマに今までのことから、これからの未来について語る。26歳になり、よりアグレッシブな彼に注目!
小さいころのビジョンは自動車会社を作ること
子どものころから、自分はこうなりたいとかこうしたいんだという明確なビジョンを持っていたと思います。小さいころは自動車会社を作りたいと思っていました。それを実現するためには、まず自動車会社に就職してからだなと考えていて、小学校低学年のころ工場見学にも自分で応募して行きました。普通は団体で行くのが一般的だと思いますが、ホームページを見たら、個別での見学もあったので連絡したんです。まだ小さかったので親が同伴しましたが、前の日からワクワクして、工場へ行ったら広報さんみたいな女性の方が案内してくれて、僕だけの時間みたいな感覚で夢のようなひとときでした。すごく楽しかったですね。あのときのことは今でも鮮明に覚えています。その後、ますます車への思いは深まっていきました。
やりたいことは自分が動いて現実にする
僕はすべてにおいてですが、やりたいことがあったら、ひとりでなんでもやってしまうんです。だって、願いが叶うなら、自分が動いて実現できることならやらないっていう選択肢はなくなりますよね。そうやって生きてきましたし、今でも誰かに言われたことをそのままやるのではなく、自分のなかのビジョンと照らし合わせながらやりたいと思っているんです。
ジャニーズに入ってからは、1年も経たずにデビューしてしまったから、目の前にあることをやるのに必死でした。プロデューサーであるジャニーさんに言われたとおり、素直に何でもやっていたとは思います。でも心のどこかで、言われたとおりにやっていてもいいのかな? って。そこに自分の個性や新しいことを取り入れていかないといけないんじゃないかなという思いもあって、せめぎ合ってるような感じはありましたね。今の僕は、ジャニーさんが怒りそうなことをたくさんやっているのかもしれません。
個人のがんばりがグループの活動に生きる
佐藤勝利として生きていくうえで、ビジョンというものはすごく大切にしています。自分は何をやりたいのかってことを。Sexy Zoneとして活動しているときは、グループとして何をしていったらいいかが最優先なので、自分の思いは抑えてきたことも多かったですけど、最近はメンバー個人のがんばりがグループとしての活動に生きてくるような環境になってきたので、僕らしいことをもっとできるのかなと思っています。
個人的には今まで、コメディやホラーものなど、ドラマは王道ものではないものをやってきた感じがするので、今後は恋愛ものやかっこいい役とかもやってみたいですね。僕は舞台が好きで「舞台がやりたい」「ストレートプレイがやりたい」と強く願ってきたら、一昨年『ブライトン・ビーチの回顧録』という舞台のお話をいただきました。すごくうれしかったですし、絶対にこれをやりたい、成し遂げたいと心の底から思いましたね。その思いにいつか手を差し伸べてくれる人が必ず現れてくれるはずだから。やりたいことは、自分から迎えにいくくらいの気合でやっていきたいと思っています。
ジムは週3!「考え方や物の見方って、体を動かせば変わる」
体作りもがんばっています。昨年『Endless SHOCK』という舞台に立つために鍛えはじめましたが、今でもジムに週3くらい通ってトレーニングをしています。ムキムキになりたいとかすごく筋肉をつけたいとかではないんです。基礎的な体力作りはとても大事なことだし、メンタルトレーニングってすごくいいなと思います。そんなに特別なことはやっていないんですけど、心と体がぜんぜん違ってきますよ。リフレッシュになるのはもちろんですが、考えすぎることもなくなったし、視野が広がって柔軟性も出てきましたね。考え方や物の見方って、体を動かせば変わるってすごく単純でシンプルなことなんだなってことがわかりました。でも、その簡単でシンプルなことって意外と忘れがちですよね。みんなにもやってみてほしいと思います。パーソナルトレーナーさんについてもらって運動すれば、一度やるだけで体も心も変わることがわかると思いますよ。やってみないとわからないものなので。これも(堂本)光一さんのおかげですね。運動でなくても、何か新しいことを始めてみると、変化は起こってくるんじゃないでしょうか。ぜひ、おすすめします。
Interview_Izumi Takeshima