谷まりあさん「一生もののジュエリーを、自分の一部として愛用していけたら」【ジュエリーと私】
お気に入りのジュエリーは、自分らしさを最も表現してくれるアイテム。ハイブランドならなおさら、手に入れるまでのワクワク感もすべて込められた愛おしい存在であるはずです。今回、そんな憧れジュエリーを纏う楽しさをモデルとして全身で表現してくれた谷まりあさん。ご自身もジュエリーが大好きで、人生の節目ごとに一つずつ増やしていっているそう。谷まりあさんのジュエリーの楽しみ方について、お伺いしました。
人生の節目には、いいジュエリーを自分に贈っています
25歳を迎えたときに、ずっと身に着けられるジュエリーが欲しくて、ティファニーのハードウェアを購入しました。その前に初めて訪れニューヨークでファーストティファニーも手に入れていて、憧れのジュエリーは、人生の節目や記憶に残るタイミングで自分に贈ることが多いですね。
今気になるのは、大好きなタキマキ(滝沢眞規子)さんが着けていたクラッシュ ドゥ カルティエ。タキマキさんのジュエリー使いは、コンサバから遊びを効かせたものまで幅が広くて素敵なので、参考にさせてもらっています。イベントなどで実際にお会いしてお話する機会もあるのですが、サバサバしてカッコいいところも憧れです。20代後半になり、最近はやわらかく見えるファッションにも惹かれるようになってきました。年齢を重ねるにつれて、自分の“好き”も変わってくる。その過程も楽しみながら、タキマキさんのように、どんなファッションも自分らしく取り入れられる大人の女性になりたいです。
”憧れ”に自分から近付いて行くのも大事なこと
モデルを始めた二十歳の頃、メークさんとラグジュアリーブランドの話になり、「試着するだけでもお店に行くことが大事。憧れの1着を着た自分を想像しながら仕事を頑張れば、理想に近づけるから」というアドバイスをいただいたんです。以来、どんなブランドも買える、買えないに捉われず、実際にお店で手に取ることを大切にしています。特にラグジュアリーブランドのお店は入るのに少し緊張しますが、一歩踏み出すと次の世界を見ることができる。憧れを持つとポジティブになれるし、行動範囲も広がるんですよね。だから「私にはまだ早いかも」と臆さずに、自分から憧れに近づくことも大事だな、と。その経験が理想の自分を叶えてくれると思うんです。いいジュエリーを自分のものにしている素敵な大人の女性たちを見ていると、普段から身に着けているからこそ、その人になじむんだな、と感じます。未来の自分に投資する感覚で、一生もののジュエリーを手に入れて、自分の一部として愛用していけたらいいですよね。
PROFILE
谷まりあ
1995年東京都生まれ。27歳。ファッション誌『ViVi』の専属モデルを経て多くの雑誌に出演し、ハイブランドとのタイアップやキャンペーンなどもこなす。また、タレントとして、日本テレビ『世界の果てまでイッテQ』にて「出川ガールズ」として出演、他番組にも多数出演している。モデル、タレント、女優とマルチに活躍し、instagramは270万人を超えるフォロワー数があり、年代や国籍を問わず支持されているスタイルアイコン。
【問い合わせ先】
ZUTTOHOLIC http://zuttoholic.jpn.org/ / フィルム ☎03-5413-4141
撮影/秋山博紀 モデル/谷まりあ ヘアメーク/森野友香子 スタイリング/児嶋里美 取材/坂本結香 構成/永吉徳子(CLASSY.ONLINE編集室)