【黒パンツ、アウターetc.】人気ママスタイリスト3人の春待ちコーデ14選《春の買物計画》
気持ちは春へと一直線だけれど、まだまだ寒さが残る季節の境目は結局冬服に後戻りが現実。暖かさはキープしながら、春気分になれる〝春待ちコーデ〟とは? 人気ママスタイリスト・加藤かすみさん、金子綾さん、斉藤くみさんの3人が、デイリー服をアップデートするヒントをお届けします!
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ママスタイリスト3人が推す!いま買い足すべき
『黒パンツ』と更新コーデ3選
ママの制服といえば黒パンツ! 便利すぎて春になっても脱げそうにないけど、さすがに毎日は飽きるから…。アップデートできるアイテムと着こなしを聞きました。
【Stylist – 01】加藤かすみさん
シンプルなジャケパンにフリルの
付け衿を大胆にあしらって。大人の
遊びを感じる着こなしに大変身!
選んだ黒パンツは
martiniqueの
シャカ素材テーパードパンツ
パンツ¥28,600 ジャケット¥39,600〈ともにマルティニーク〉付け衿¥41,800〈マージ〉(すべてマルティニーク ルコント ルミネ有楽町)Tシャツ¥8,800※3月中旬発売予定(ドレステリア/ドレステリア 渋谷スクランブルスクエア店)バッグ¥88,000(ル ナイン/トゥモローランド)フラットシューズ¥163,900(セルジオ ロッシ/セルジオ ロッシ カスタマーサービス)
KASUMI’S COMMENT
インパクトのある付け衿は、普段、黒パンツに甘めブラウスを合わせている人におすすめの注目アイテムです!
【Stylist – 02】金子 綾さん
春に買い足すなら、メンズライクな
ストレートを。ネイビー合わせで
こなれた雰囲気が手に入ります
選んだ黒パンツは
ATONの
ワンタックストレート
この春、注目度の高いフラワープリントをバッグで。春っぽい小物の投入も印象が変わります。
パンツ¥48,400(エイトン/エイトン青山)ニット¥23,650(RIM.ARK/バロックジャパンリミテッド)バッグ¥16,500(ツル バイ マリコ オイカワ)靴¥39,600(ファビオ ルスコーニ/ファビオ ルスコーニ ルミネ有楽町店)ピアス¥55,000(クードル/MIKIRI)
AYA’S COMMENT
黒を合わせそうなところを、あえてネイビーに。この微妙な差でさりげなく春っぽく、オシャレ見えも叶います。
【Stylist – 03】斉藤くみさん
ボリュームのあるワイドを
ベルトでキュッと引き締めれば
定番コーデがグッと今っぽく進化
選んだ黒パンツは
ATONの
ツータックワイド
パンツ¥46,200(エイトン/エイトン青山)Vネックニット¥29,700 タートルニット¥26,400(ともにスローン)ベルト¥22,000(ザシシクイ)ピアス¥105,600(マディソンブルー)バッグ¥795,000(ボッテガ・ヴェネタ/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン)シューズ¥119,900(マノロ ブラニク/ブルーベル・ジャパン〈ファッション事業本部〉)
KUMI’S COMMENT
この春、ベルトはマストアイテム。シンプルだからこそ、シルエットを強調するこのアクセントが生きてきます。
加藤かすみさんの【スウェット、ジャケット、デニム】更新コーデ3
「気づいたらみんな同じ…」から一抜けするなら、
〝ママ的定番服〟をちょっと
ミーハー目線で見直してみて!
「着ていて安心するコーデ」も日常には必要ですが、オシャレのワクワク感も忘れたくない。着る頻度の高い定番アイテムこそ更新したり、新しいブランドに目を向けてみて。ちょっと変えるだけで、コーディネートをアップグレードできますよ。
加藤かすみさん(Kasumi Kato)
数々の女性誌でカバーを担当し、ブランドとのコラボやwebでも活躍。トレンドと女性らしさの絶妙なさじ加減で人気を集める。小学生の男の子のママでもある。
いつものスウェットを
ピンクのフーディに
チェンジ
大人ボトムスに合わせれば脱ボーイズライクな絶妙バランスに。
ポロ ラルフ ローレンフーディー¥24,200(スナイデル ルミネ新宿2店)パンツ¥55,000(ベルナールザンス/トゥモローランド)バッグ[オーダー価格]¥361,900(トッズ/トッズ・ジャパン)スニーカー¥100,100(ピエール アルディ/ピエール アルディ 東京)
KASUMI’S COMMENT
この春、〝POLO〟が再び気分に。大人が取り入れやすい絶妙ピンクで春めきます。白パンツで大人っぽく仕上げることが鍵。
いつものジャケットを
ゆとりの出るビッグシルエットに
変えて女っぽく
ベルト付きデザインなら更に着こなしの幅が広がります。
ジャケット¥176,000 スカート¥132,000 ニット¥77,000(すべてブラミンク)バッグ¥19,800※ドレステリア別注(ザ ディレッタント/ドレステリア 渋谷スクランブルスクエア店)パンプス¥31,900(リトル ワン ヴィンテージ/シンゾーン ルミネ有楽町店)ピアス¥16,500(ニナ・エ・ジュール/ショールーム ロイト)
KASUMI’S COMMENT
大きめの衿、ノーボタン、ドロップショルダーなど、ゆるくても女性らしさが出るデザインが選びのポイント。
いつものデニムを
ゆるストレートにベルトを
加えて新バランスに挑戦
ベルトはラフにフロントで垂らすのも今年流。
デニムパンツ¥35,200(ハイクル/ショールーム ロイト)カットソー¥27,500(バッカ/ビー エディション ニュウマン新宿店)ジャケット¥26,400(カデュネ/カデュネ プレスルーム)ベルト¥33,000(マディソンブルー)ローファー¥126,500(ピエール アルディ/ピエール アルディ 東京)
KASUMI’S COMMENT
イタリア発のブランド・HAIKUREはこの春の新上陸ブランド。デニムは2サイズアップしたくらいのたっぷり感が肝心。それをベルトでギュッと仕上げると、デニムの太さと腰回りの女らしさとのコントラストが新鮮です。
金子綾さんの『ちょい甘モノトーン』3選
毎日モノトーンコーデでも大丈夫。
「なんかコーデが物足りないな…」
と思ったら「甘さ盛り」を
試してみて!
私もそうですが、毎日モノトーンでもどうにかなるんです。そのコツは、素材感やディテールで「甘さを盛ること」。「甘さ」と「春っぽさ」は相性もいい。大人になってきて、「シンプルじゃ持たない」に陥ってる人にも効果覿面! たとえ地味色配色でも、今っぽく春めくことができますよ。
金子 綾さん(Aya Kaneko)
女性誌をはじめ、ブランドとのコラボやディレクションでも活躍。自身のYouTubeチャンネルでも話題を集めている。2021年に次女を出産し、子育て奮闘中。
大人にも似合う
ギンガムチェックの
ロングスカート
あったかインナーも仕込めるボリュームスカートなら、春素材でも冬の終わりから大活躍。
スカート¥27,500 イヤリング¥4,950(ともにクードル/ミキリ)トップス¥25,300(ハウント/ハウント代官山〈ゲストリスト〉)中に着たノースリーブトップス¥23,100(キャバン/トゥモローランド)バッグ¥16,500 靴¥33,000(ともにダブルスタンダードクロージング/フィルム)
AYA’S COMMENT
ギンガムチェックの魅力はその軽やかさ! モノトーンでもギンガムにするだけでコーデが軽くなるので、私自身も春から夏にかけて活躍中。
張り切りすぎない
春のニュアンス漂う
淡ピンクのパンツ
パンツ¥18,700(セルフォード/セルフォード ルミネ新宿1店)ジャケット¥93,500 ニット¥42,900(ともにエイトン/エイトン青山)中に着たTシャツ¥15,400〈ハイク〉バッグ¥50,600〈チャコリ×ハイク〉(ともにボウルズ)靴¥20,900(ディアナドット/MIKIRI)ピアス¥9,900(ツル バイ マリコ オイカワ)ソックス¥2,080(靴下屋/タビオ)
AYA’S COMMENT
ピンクやブルーなど、モノトーンにごく淡いカラーを1つ取り入れることで一気に春めき、女性らしい優しさも加わります。
旬のディテール
ハリ感が目を引く
ぽわん袖の春アウター
コート¥29,700(セルフォード/セルフォード ルミネ新宿1店)ブラウス¥33,000 ピアス¥31,900(ともにハイク/ボウルズ)下に着たノースリーブタートルトップス¥26,400(セオリーリュクス/リンク・セオリー・ジャパン)パンツ¥14,300(ヘルシーデニム/ゲストリスト)バッグ¥71,500(メゾン カナウ/ヤマニ)ソックス¥1,100(タビオ/タビオ)靴¥29,700(ファビオ ルスコーニ/ファビオ ルスコーニ ジェイアール名古屋タカシマヤ店)
AYA’S COMMENT
1枚で華やかさを盛れる主役アウターは春先のお役立ちアイテム。ボンディング素材なら冬物に合わせても違和感がないから、今すぐ取り入れられます。
斉藤くみさんの『冬服×春アウター』の春待ちコーデ3選
まだ寒いから、中のコーデは冬のままでOK。
手っ取り早くコーデの印象を
変えたいなら、いっそ「アウター」
をチェンジしましょう!
「春物買いたい!」と思っても、まだ寒くてブラウスには手が出ない今の時期。今っぽさ抜群の春アウターを頼れば、モコモコだった冬スタイルから上手に季節感をスライドできますよ。
斉藤くみさん(Kumi Saito)
女性誌を中心に広告、カタログ、女優のスタイリングなど幅広いジャンルで活躍。新ブランド「NAVE」のディレクターも務める。9歳女の子と4歳男の子を持つ2児の母。
いつものマウンパを
シャカシャカ素材の
アノラックをトップス感覚で
マウンテンパーカ¥86,900 ピアス¥26,400(ともにハイク/ボウルズ)スカート¥31,900(サクラ/インターリブ)バッグ¥495,000(フェンディ/フェンディ ジャパン)シューズ¥125,400(マノロ ブラニク/ブルーベル・ジャパン〈ファッション事業本部〉)
KUMI’S COMMENT
スポーティなシャカシャカ羽織りブームはこの春も継続中ですが、一歩先行くならプルオーバーをセレクト。アイテム自体がメンズライクなので、小物で女っぽさを足して。
いつものトレンチを
落ち感のあるゆるトレンチを
雰囲気たっぷりに着流して
ゆったりと落ちた肩が描く曲線が女性らしく、オーラのあるコートスタイルに。
コート¥143,000 パンツ〈ベルト付き〉¥50,600(ともにebure/ebure GINZA SIX店)トップス¥29,700(エイトン/エイトン青山)ピアス¥13,200(アフェクト/ネイヴ)バッグ¥229,900※2月発売予定(トッズ/トッズ・ジャパン)
KUMI’S COMMENT
定番トレンチのディテールを残しつつ、女性らしい印象を放つニュアンスカラー、袖のボリューム感やベルト使いでグッと今年っぽく。
いつものブルゾンを
春先に便利なコンパクトブルゾンは
素材感で更新
ストール使いが防寒とアクセントにひと役。
ブルゾン¥154,000(ドゥロワー/ドゥロワー 二子玉川店)カーディガン¥28,930 パンツ¥27,940 ストール¥26,950(すべてバイネイヴ/ネイヴ)メガネ¥80,300(10 eyevan/コンティニュエ)ピアス¥64,000 バッグ¥215,000(ともにボッテガ・ヴェネタ/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン)ブーツ¥66,000(ピッピシック/ベイジュ)
KUMI’S COMMENT
この春は、ポコポコと凹凸があるものやフリンジを取り入れた遊びのある素材が旬。それだけでトレンド感度がアップします。
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撮影/黒沼 諭〈aosora〉 モデル/黒田エイミ スタイリング/加藤かすみ、金子 綾、斉藤くみ〈SIGNO〉 ヘア・メーク/間 隆行〈Lila〉 取材・文/鍋嶋まどか 編集/西脇治子
*VERY2023年2月号「人気ママStylistさんの春待ちコーディネートバトル」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。