初対面の人に、友達に、彼氏に…「言ってたらヤバい!?確実に損する言い方」3つ
同じことを伝えていても「言い方」次第で受け取られ方が大きく変わってしまうもの。よかれと思ったのに相手を不快にさせてしまう「言い方」もあれば、信頼感や好印象を与えられる「言い方」も。せっかくなら上手な「言い方」で自分も相手もハッピーに!
こんなことに気をつけるといいかも
【仕事で…】特に気をつけたいシーンでの「言い方」
仕事をするうえでのなにげない「言い方」が、相手を困らせてしまっていることも…。オフィスで円滑な人間関係を築くために気をつけたい、要注意シーンでの「言い方」をチェック!
[初対面]
いきなり距離を詰めずに「安心と信頼感」を意識して
早く親しくなりたいからと急に距離を詰めてしまう人がいますが、相手に圧迫感や怖さを与えてしまいます。プライバシーに深く踏み込む質問や、聞いた側が戸惑うような唐突なぶっちゃけ話も相手を警戒させてしまいます。初対面なら相手にも踏み込まず、自己開示も控え目に。安心と信頼感を与えられるようなコミュニケーションが正解。
【友達に…】つい使っちゃうその「言い方」要注意です!
話の尽きない女友達とのおしゃべり。楽しい時間のはずが、実は知らないうちに相手をモヤッとさせているかも!自分も相手も心地よい会話のために気をつけたいポイントとは?
「わかるわかる」=安易な同感は依存性のある関係の原因に
「わかる」という言い方はお互いの距離が縮まる感じもあり、つい言ってしまいがちですが、安易な同感は「あの人だったらわかってくれる」という依存関係に陥る危険が。依存がエスカレートして夜中に連絡がきたり、「わかってくれると思ったのにひどい」と攻撃に変わってしまうことも。特にネガティブな相談事の時の「わかる」は避けるようにして。
【彼と…】よかれと思っているその「言い方」で恋も冷める、かも…!
せっかくの彼とのデートでうっかり地雷を踏んでいませんか?無意識に彼を追い詰めてしまう「言い方」を避けて、彼との幸せなコミュニケーションを心がけて。
フォローしてるつもりが「比較」と「解釈」になってます
励ますつもりのフォローの言葉が比較や解釈になってしまい、知らないうちに相手を傷つけているかも?コミュニケーションの上手な人は「比較・解釈・否定」をしません。「〇〇さんよりマシ」「クビになるよりマシだよ」など比較と解釈の両方が含まれる発言は完全にアウト。まずは「仕事大変なんだね」と彼の言葉を受け止めることが大切。
お話を伺ったのは…『言いかえ図鑑』シリーズ著者・大野萌子さん
公認心理師・産業カウンセラー。企業内カウンセラーとしての長年の現場経験を生かし、人間関係改善に必須のコミュニケーションについて講演、研修、著作で発信。『言いかえ図鑑』シリーズは累計51万部のベストセラー。
イラスト/つぼゆり 取材/加藤みれい 再構成/Bravoworks.Inc