2023年02月21日 12:00
/ 最終更新日 : 2023年02月20日 23:29
CLASSY.
彼や夫に無意識に言いがち…「実は彼を追い詰めてしまう、残念な発言」3つ
同じことを伝えていても「言い方」次第で受け取られ方が大きく変わってしまうもの。よかれと思ったのに相手を不快にさせてしまう「言い方」もあれば、信頼感や好印象を与えられる「言い方」も。せっかくなら上手な「言い方」で自分も相手もハッピーに!
《彼と…》よかれと思っているその「言い方」で恋も冷める、かも…!
せっかくの彼とのデートでうっかり地雷を踏んでいませんか?無意識に彼を追い詰めてしまう「言い方」を避けて、彼との幸せなコミュニケーションを心がけて。
フォローしてるつもりが「比較」と「解釈」になってます
励ますつもりのフォローの言葉が比較や解釈になってしまい、知らないうちに相手を傷つけているかも?コミュニケーションの上手な人は「比較・解釈・否定」をしません。「〇〇さんよりマシ」「クビになるよりマシだよ」など比較と解釈の両方が含まれる発言は完全にアウト。まずは「仕事大変なんだね」と彼の言葉を受け止めることが大切。
たとえ相手に非があっても決めつけるような言い方は不毛
「いつも〇〇だよね」と決めつけたり、相手の過去の失敗を蒸し返しても不毛なだけ。「遅れる時は連絡は入れてね」など、同じ失敗を繰り返さないための具体的な対策を伝えるほうが建設的です。また「私より仕事が大事なの?」など、イエスかノーの答えしかできない「クローズドクエスチョン」で相手を問い詰めても気まずくなるだけです。
本心は「なんでもいいよ」じゃなくて「察して?」なら暴力です
自分が「なんでもいい」と言ったのに、決まった後に文句を言う人いますよね。本当になんでもいいなら問題ないですが「察してほしい」という文脈で言うのは甘えであり、言わなければわからないことを「わかってもらえない」と文句を言ったり腹を立てるのは暴力と同じです。「〇〇以外がいい」と、避けてほしいものは伝えるなどの意思表示を。
お話を伺ったのは…『言いかえ図鑑』シリーズ著者・大野萌子さん
公認心理師・産業カウンセラー。企業内カウンセラーとしての長年の現場経験を生かし、人間関係改善に必須のコミュニケーションについて講演、研修、著作で発信。『言いかえ図鑑』シリーズは累計51万部のベストセラー。
イラスト/つぼゆり 取材/加藤みれい 再構成/Bravoworks.Inc