【手土産】イラストが可愛すぎる!「オシャレなお菓子缶」5選【コレクターが厳選!】

見るだけで、ときめきが止まらない!とファンの多い「お菓子缶」の世界。中身の美味しさはもちろん、その見た目の美しさに、思わずコレクションしてしまう人も多いのでは?今回は、2023年1月25日発売の、お菓子缶研究科・中田ぷぅさんによる書籍『もっと素晴らしきお菓子缶の世界(光文社刊)』から、“イラストが可愛いお菓子缶”を5つピックアップ!

イラストが可愛い「オシャレなお菓子缶」5選

    見るだけで、ときめきが止まらな

    Cheesy Poche
    チージィーポッシュ

    「立山連峰を望む、美しい自然に囲まれた富山の町にある洋菓子専門工房『ZAXFOX』。オーナーがクリエイティブスタジオ『KIGI』とお菓子研究家の福田里香氏を迎えて作ったのがこのチーズクッキー缶だ。『KIGI』は上記『CANTUS』のお菓子缶も手がけている。チーズに連想される色=イエローをキーカラーに、ネズミと猫、そして花のモチーフを描いた。缶をチーズに見立て、並ぶ花模様の中、ネズミが隠れている遊び心あるデザインは、クッキー缶へのワクワクした気持ちやときめきを表している」(中田さん)

    見るだけで、ときめきが止まらな

    Sabléya(サブレヤ)
    アトリエオーバル缶

    「広がる空と羽ばたく鳥が目を引くオーバル缶。日本であまり鳥がモチーフになったお菓子缶は見かけないが、鳥は多くの国でラッキーモチーフとされており、パッケージに用いられることが多い。ハレの日のギフトに使ってほしい」(中田さん)

    見るだけで、ときめきが止まらな

    hi-cheese(ハイチーズ)
    フロレンティーナ(缶)

    「フロランタンは、16世紀、イタリアからカトリーヌ・ド・メディシスがフランスのアンリ2世に嫁ぐ際、同行した菓子職人によってフランスに伝えられ、広まったと言われている。『hi-cheese』ではこの言い伝えを元に、フロレンティーナ姫とカスティーリャ王子が出会い、フロランタンとチーズカステラが合わさった“フロレンティーナ”というお菓子が生まれたストーリーを作り、デザイン化。イラストはカタユキコ氏による。オレンジとブルーの配色が抜群に粋」(中田さん)

    見るだけで、ときめきが止まらな

    COCORIS(ココリス)
    プレミアムサンドクッキー

    「ピスタチオグリーンの缶は、2021年3月に期間限定で発売。瞬く間に完売し、終売後も問
    い合わせが続くほどの人気を博した。あまりの人気に翌年も前倒しの1月に販売開始となっ
    た。しかしこちらも1日3回、時間帯入荷販売をしていたが、毎回30分~1時間で完売」(中田さん)
    ※このデザインについては終売。

    見るだけで、ときめきが止まらな

    QUON CHOCOLATE(クオンチョコレート)
    QUON DEMI-SEC 缶 BOX

    「ブランドカラーである淡い水色 =QUON ブルーを全体に使い、お菓子作りをする三姉妹のイラストを描いた。この缶のおもしろいところは缶底が一変して、カラフルなストライプになっていること。“隠れキャラ”である“玉虫”が描かれていること。そして側面を飾る花は、チョコレートの原料であるカカオの花と、アーモンドプードルの原料であるアーモンドの花をモチーフとしている。カカオやアーモンドの実はよく描かれるが、花が描かれることはまずない。障がいのある人や子育て中の女性、社会で悩みを抱える若者など、多様な人たちが働く『QUON チョコレート』らしさを出すため、脇役的存在でありながら必要不可欠な花にあえてスポットと当てたという。社内デザイナーの片岡泉氏が手がけた。写真に写らない部分にさまざまな思いとこだわりが込められている。胸が熱くなる缶」(中田さん)
    ※このデザインについては終売。

『もっと素晴らしきお菓子缶の世界 (光文社刊)』発売中!

とにかく、缶への愛がすごい。

とにかく、缶への愛がすごい。

缶コレクター・中田ぷうによる、めくるめくお菓子缶の世界が帰ってきた!

第一弾『素晴らしきお菓子缶の世界』からさらにパワーアップ! 缶の世界に魅せられて、集めに集め、追いかけまくり、さらにディープになったコレクションを一挙公開。
やっぱりかわいくて最強! な猫缶大集合から、人気の高い美術館・博物館の缶、美麗なアートとのコラボ缶、昔ながらのレトロ缶、おしゃれな海外缶、動物缶、あの武将までもが缶になって登場!?
いずれの缶もその誕生秘話や歴史、人気の秘密を紐解きます。
森永製菓、メリーチョコレートカムパニーなど老舗のお菓子メーカーに取材し、倉庫に眠っていた貴重なヴィンテージ缶も公開。
お菓子缶がたどってきた歴史までもがひとめでわかります。
眺めるだけで楽しくなる、素晴らしきお菓子缶の世界へようこそ!

中田ぷう (なかたぷう)
お菓子缶研究家・フードジャーナリスト。東京生まれ。
大手出版社勤務後、2004 年にフリーランスに。祖父に買ってもらった「CHARMS(チャームス)」の缶をきっかけに、以来 47 年間、お菓子缶を偏愛するようになる。所有するお菓子缶の数は 1000 缶以上。今は亡き祖父の部屋をお菓子缶部屋として使用させてもらっている。2021 年に前著となる『素晴らしきお菓子缶の世界』(光文社)を刊行。

缶専用インスタグラム:@pu_nakata_tin 

著/中田ぷう 撮影/石田純子(光文社) 再編集/CLASSY.ONLINE編集室

※この記事は『もっと素晴らしきお菓子缶の世界』(光文社刊)を再構成したものです。