【息子2人が東大に合格】最愛の人と出会う確率は?─ 数字の大きさを知る、「子どもの受験直前」に準備しておいたこと
お母さんが変われば子供が変わる㉗
新年あけましておめでとうございます。子育てスマイルナビゲーターのたかみほです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
前回の記事では、
●子どもに教育上よくない!?「ゲーム」や「漫画」「テレビ」「音楽」について
●子どもが自然に力を付けるためにはどうしたらよいか?
●家ではいつも通りの雰囲気を
について、お伝えさせていただきました。
今回は「数字の大きさを知る」をテーマに、お話しさせていただきます。
● 最愛の人と出会う確率は60億分の1
動画配信サービスのNetflix で、佐藤健さんと満島ひかりさん主演の『First Love 初恋』というドラマを見ながら、お正月を過ごし、涙いっぱいの感動で新年が始まりました。
宇多田ヒカルさんの『First Love』はドラマの主題歌ですが、歌詞も曲も共にとても素敵で、このドラマにピッタリだと感じます。
First Love 初恋 の2話目に、木戸晴道役(佐藤健さん)と野口也英役 (八木莉可子さん)が初デートをする途中、海辺のワンシーンが出てきます。
晴道:「人が一生のうちで何かしらの接点を持つ人の確率は 20万分の1なんだって」
也英:「へえ」
晴道:「で、ちょっと顔見知りの奴ってなると 200万分の1」
也英:「へえ」
晴道:「そっから親しくなるのは 2000万分の1」
晴道:「ダチって呼べるのが 2億分の1」
也英:「うん」
晴道:「で 親友はさらにその 20億分の1」
也英:「え〜!」
晴道:「そんで…最愛の人と出会うってなると 」
也英:「うん」
晴道:「その確率は」
也英:「うん」
晴道:「60億分の1になるわけ!」
也英:「おおー!」
(中略)
晴道:「とにかく──」
晴道:「”奇跡ヤバくないっ⁈” ってこと」
也英:「奇跡ヤバい!」
ほんとですね。
最愛の人と出会う確率は60億分の1!
改めて、人との出会いって素晴らしいことだと感じました。
さらに自分の子どもと出会う確率は?…と思うとウルトラ奇跡なんですね。
一緒にNetflixを見ていたわけではないですが、居間にいる次男にもこのセリフが聞こえてきて、
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
次男:「60億分の1〜?? 80億が正解じゃない?この間 世界人口が80億超えたところなのにおかしくない?」
次男:「これって20年前のドラマなの?」
次男:「僕が幼稚園の時、(当時)読んだ図鑑に、世界の人口は約60億人って書いてあったよ」
(中略)
次男:「お母さんさ〜、ウチには恐竜図鑑とか昆虫図鑑が多くあったけど、もっと百科事典をたくさん読みたかったな〜」
次男:「小さい頃からもっと物知りになりたかった…」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
息子とそんな会話をしました。
調べてみると、
2004年(次男4歳時) 世界人口 64億
そして
2022年11月に 世界人口は80億人に達したそうです。
資料の9ページ目を読むと、
The world’s population is projected to reach 8 billion on 15 November 2022.
ほんとに「8 billion」って書いてありますね。。
※国連の「World Population Prospects 2022(世界人口推計2022年版)における
https://www.un.org/development/desa/pd/sites/www.un.org.development.desa.pd/files/wpp2022_summary_of_results.pdfより
● 数字の大きさを知ること
60億や80億となど大きな数字を聞いても、私は、数字が大きすぎると数量感覚が分からなくなることがあります。
子どもに数字のことを教えていく場合、いきなりではなく、数の概念から、小さい数字から徐々に大きい数字にチャレンジして、数量感覚を身に付けさせてあげていってほしいと思います。
「数字に強くなるとどうなるの?」
我が子を観察しつつ、「スタイルナレッジ運営事務局」の記事内容を参考に、下記にまとめてみました。
▪︎数字に強い人は左脳で思考
▪︎話題を要約できる
→ 仕事においても重要
▪︎取捨選択ができる
→ 仕事に優先順位をつけ、業務の取りこぼしも少ない
▪合理的な思考
→「何が損で何が得か」を理解
▪物事の本質を捉える
→「この資料の中で最も重要な部分は何か」を見抜く力がある
数字から戦略を練ることができる
▪視野が広い
→ 全体の雰囲気を捉え、物事を客観的、俯瞰的に見ることができる
▪大学受験、特に共通テストの「数学」
→ 瞬発力が求められる
(暗算で途中式を省略する技がないと、時間が足りなくなるから)
※参考:スタイルナレッジ運営事務局>自己改革
「数字に強い人の特徴9つ!数学的思考で仕事の成果を上げる」
https://style-knowledge.com/suujinituyoihito/
もう一つ、
長男が小学3年生の時に、学校の授業で書いたプリントが出てきました。
(字がとっても汚いです😅)
こういった大きな数について、
・世界人口は何人?
・宇宙の誕生は何年前?
・生命の誕生は何年前?
・世界中の何人の子どもがまともな食事ができていない?
書かせたり、調べさせたりして、大きな数の概念を身に付けていく… こんな方法もお勧めの一つです。
●「子どもの受験直前」に準備しておいたこと
いよいよ中学受験の本番が近づいてまいりました。
この寒い冬の中、親として受験生の体調管理に最も細心の注意を払っていかなければならない時期がやってきました。
どれだけ気を付けていても風邪を引くときは引くものですが、受験日には万全の状態で送り出してあげたいものです。
昨年のこの時期にもお伝えしましたが、
受験日にコンディションを整えられるよう、風邪予防と体づくりの生活習慣を整えるサポートをしてあげましょう。
主に4つに気を付けてあげてください。
①菌を体に入れない
・【手洗い・うがい・マスクの着用】で風邪予防
・人混みを避け、感染予防に努めることも大切です
②免疫力をつける
③睡眠時間を削らない
④夜型から朝型へ
🔽詳しくは、昨年のこちらの記事を参考にしてください。
「子どもの受験直前」に準備しておいたこと
〜中学受験前に備えること〜
https://storyweb.jp/lifestyle/192840/
毎回、多くの方々に連載記事をお読みいただき誠にありがとうございます。
諸事情があり、今月1月いっぱいで私の連載コーナーは終了となり、次回の1記事がラストとなりますが、ぜひ楽しんでいただけましたら嬉しいです。
たかみほ(たかせみほ)
子育てスマイルナビゲーター 1968年生まれ。共立女子大学文芸学部卒業後、航空会社のグランドスタッフに。結婚後、長男が小4、次男が小2の時に夫と別居。2年間の調停の後に離婚成立。シングルマザーとして働きながら、子供たちを中高一貫校へ。その後、2人ともに東京大学理科一類へ現役合格を果たす。著書に『シングルマザーで息子2人を東大理Iに 頭がよくなる「ルーティン」子育て』(徳間書店) Noteブログ https://note.com/takasemiho
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