Sexy Zoneの佐藤勝利をbis視点で描写する連載“bis homme”。第14回は「Holiday」がテーマ。年末年始も忙しく活動する彼がホッと安らぐ時間って……？

クリスマスは「ドームでコンサート」と言えることがうれしい

もう少しするとクリスマスですね。我が家はクリスマスになると、家族ひとりひとりにチキンを１本ずつ用意してくれて、みんなでそれにかぶりついている写真を撮るというのが恒例になっていました。謎なんですが（笑）、すごく楽しかったです。赤い靴下にサンタさんへの手紙も入れていましたよ。でも願いは届かずで、靴下に靴下が入っていました（笑）。あのときは確か、ゲーム機か何かを頼んだのだと思います。でも、嫌とかではなかったです。ゲーム機とか遊び道具は兄姉のものを使わせてもらっていたし、お兄ちゃんお姉ちゃん達もサンタさんからのプレゼントは靴下でしたから。
今年のクリスマスは大阪・京セラドームでSexy Zoneのコンサートをやることになりました。これからはインタビューでクリスマスのことを聞かれても「ドームでコンサートだったんです」と言えることがうれしいです。ファンの皆さんが応援し続けてくれたおかげで、素敵なクリスマスの思い出が話せるようになります（笑）。ドームでコンサートをやることは長年の夢だったので、決まったときはとても感動しました。会場の大きさ、広さを生かしてお祭りみたいな雰囲気で楽しくやりたいと思っています。

年末年始は、思い返すとすごいスケジュールだった

年末年始は、ジャニーズに入る前だと家族でお雑煮を食べたりしてゆっくり過ごしていました。でも14歳でジャニーズに入り、15歳でデビューしてからは、それが一変しました。年末から舞台に出て、大みそかは歌番組に出演して、そのあとカウントダウンコンサートをやって、年が明けてすぐ元日からまた舞台に出ていました。思い返すとすごいスケジュールだったんですよね。今はそこまで過密スケジュールではないですけど、みんながゆっくり休んだり遊びに行ったりするクリスマスや年末年始も僕らはお仕事モード。「休みたくはないですか？　遊びたくな
りませんか？」と聞かれても、僕は14歳からやっていることなので、もう当たり前になってしまっているんですよね。逆に、お仕事させてもらっている、僕を選んでもらっているんだと感謝の気持ちがあるくらい。ここはちょっと皆さんの感覚とは違っていると思います。それに当時は目の前のことに必死になっていたから、休みたいという思いが生まれることもなかったですね。家族は寂しがっていましたけど、仕方ないよねって感じでした（笑）。

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Interviewer_Izumi Takeshima