食のスペシャリストが教える「おうち焼き鳥」を美味しくするレシピ3選

旬の食材を使うレシピを含めて3品の美味しい定番料理をご紹介。今回はおうち焼き鳥のレシピをご紹介。

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◯ 今回教えてくれたのは…

川上ミホさん

国内外のレストラン勤務を経て独立し、現在は食のスペシャリストとしてメディアを中心に活動。お洒落で美味しいレシピはSTORYでも大人気。プライベートでは1児のママ。


じゃがいもと鶏手羽先串

<INGREDIENTS>
・じゃがいも(メークイン)……小2個
・鶏手羽先……5本
・塩……少々
・オリーブオイル……小さじ1

A(※ケイジャンミックスで代用可)
・にんにくすりおろし……少々
・クミン……少々
・パプリカパウダー……少々
・レモン(くし切り)……適宜

<METHOD>

1. じゃがいもはよく洗い、水からやわらかくなるまで茹でる。手で皮をむいて2cmの厚さの輪切りにする。鶏手羽先は、身の方に骨に沿って浅く包丁で切り込みを入れる。

2. バットかボウルにオリーブオイル、塩、Aを入れて混ぜ、1のじゃがいもと鶏手羽先を入れて和える。

3. 竹串に2の鶏手羽先とじゃがいもを刺す。

4. 3を魚焼きグリルに並べ、強火で10~15分焼く。焦げそうな時は、アルミホイルをふんわりかけて直火を避ける。

5. 皿に盛って、好みでパプリカパウダー(分量外)を振りかけ、レモンを添える。

MIHO’s comment

ごちそう感のある手羽先とじゃがいもを合わせた、食べ応え満点の焼き鳥。じゃがいもは茹でて温かいうちに串打ちした方が、割れにくいと思います。グリルで焼くことで、外はカリッと中はホクホクになったじゃがいも、ハマりますよ!

つくね椎茸串

<INGREDIENTS>
・鶏もも挽き肉……100g
・玉ねぎ(みじん切り)……50g
・椎茸……8個
・溶けるチーズ……少々
・塩……少々
・黒胡椒、すだち……各適宜

<METHOD>

1. ボウルに玉ねぎと鶏もも挽き肉、塩を入れて練り混ぜる。

2. 椎茸の軸を取りのぞき、カサの内側に1を詰める。竹串を刺して、溶けるチーズをのせる。

3. 魚焼きグリルに並べ、強火で10~15分焼く。焦げそうな時は、アルミホイルをふんわりかけて直火を避ける。

4. 皿に盛って、好みで黒胡椒を削りかけ、半分に切ったすだちを添える。

MIHO’s comment

卵や小麦粉を使わなくても、椎茸が受け皿となり、肉汁が流れ出るのを防いでくれるので、とてもジューシー。玉ねぎのシャキシャキ感がアクセントのつくねは、溶けるチーズで、コクも子どものテンションもアップすること間違いなしです。

オレンジと鶏もも串

<INGREDIENTS>(5本分)
・鶏もも肉…中1枚
・オレンジ……1個半
・塩……少々
・はちみつ……大さじ1
・粒マスタード……大さじ1

<METHOD>

1. 鶏もも肉は小さめの一口大に、オレンジはよく洗い半月型の薄切りにする。

2. 串に鶏もも肉とオレンジを交互に刺し、軽く塩をふる。

3. 魚焼きグリルに2を並べ、強火で10~15分焼く。焦げそうな時は、アルミホイルをふんわりかけて直火を避ける。

4. はちみつと粒マスタードを混ぜ、焼きあがった3にたっぷり塗る。

MIHO’s comment

オレンジを焼くと甘みを強く感じるようになり、焦げ目の香ばしさも加わって美味しいのでおすすめ。どの焼き鳥にも共通するジューシーに仕上げるコツは、強火で短時間焼くこと。火の通りが心配であれば、余熱を利用してみてください。

撮影/山田英博 取材/篠原亜由美 ※情報は2022年12月号掲載時のものです。

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