円安時代の海外旅レポート! タイ・バンコクで大人の休日 〜マンダリン オリエンタル・ バンコク 滞在編〜②|STORY
旅好きライターの加藤牧子です。
約3年ぶりにタイに行くことができましたが、久しぶりに滞在した【マンダリン オリエンタル・バンコク】ホテルステイの魅力が語り尽くせず…後半はプールと朝食とスパのレポートです。
【プールでのんびりするなら…日差しが落ち着く夕方がおススメです!】
夕刻が近づいて西日も落ち着いてきたら、大好きなプールへと向かいます。いつも雰囲気を楽しむだけで泳がないのですが(笑)日差しを遮るプールサイドのガゼボで好きな音楽を聴きながら、エスニック料理をいただくのが至福の時間です。
大人気のプールサイドのガゼボは以前よりまだ争奪戦になっておらず。この時は欧米系のカップルや家族連れが多めでしたが、また近いうちにアジア系のゲストも増えることでしょう。
【ガゼボで味わう本格エスニックも最高♡】
こちらではプールサイド定番のハンバーガーやクラブサンドではなく、大好きなエスニックメニューからソムタム(青パパイヤのスパイシーサラダ)やゴイクン(生春巻き)を注文。プールサイドだからレストランよりもカジュアルに本格的なお料理を楽しめます!
ソムタムのオーダー時には必ず「Less spicy」がお約束。ホテルのタイ料理だからと侮るなかれ(笑)そのまま頼むとむせるほどに…辛い! エスニック系は大体400THB(約1,600円)前後なので、比較的頼みやすいお値段です。
【日没後のロビーは最高にムーディです♡】
夕刻からのロビーはいっそう幻想的なムード。日中は弦楽四重奏、夜はピアノのメロディに癒されます。ブロンズカラーの照明が艶やかなサテンのファブリックや色とりどりのガラスに反射して魅惑的なロマンティック空間に。
昼間はアフタヌーンティーで賑わう『オーサーズラウンジ』も夕刻を過ぎると雰囲気が一変。ビジターの方々が帰られて静かになるので、個人的に夜のホテル散歩はおすすめです!
【煌びやかな夜のリバービューをお部屋から】
夜はリバーサイドやバルコニーから夜景をぼーっと眺めるのも飽きません。日本ではありえないほど派手な装飾でダンスミュージックを流すナイトクルーズ船が賑やかで楽しそう!
向かい側には2019年に完成した大型ショッピングセンター『lCON SIAM』(アイコンサイアム)と高層タワーのマンダリン オリエンタルのレジデンス棟がまるで黄金の砦のような煌びやかさを放ち、バンコクの止まらない発展を感じさせます。
【朝食はスパークリングのフリーフローも!】
さて翌朝はお楽しみの朝食♡もちろんビュッフェも再開していました。見ているだけでも楽しいフード類のディスプレイ。スパークリングワインのフリーフローもあり、朝からたくさん飲んでいるゲストも。
卵料理は4種類からチョイス。飲茶や日本食やマンゴー&スティッキーライスまで、どんなジャンルも揃う充実したビュッフェ。それにしても欧米のゲストは本当によく食べる!マネすると食後は完全に動けなくなります(笑)
ブラッディマリーのコーナーも大人気。無くても困らないけど、こんなブースがあるのもヘリテージホテルの楽しみですね。焼き立てのパンが甘い誘惑を放ちますが…さすがにもうお腹いっぱいで食べられません(笑)
朝食のお値段は数年前よりかなり上がっており、1,765THB(約7,000円)でした。もう欧米ホテルの価格とほぼ変わりません。朝食がマストであれば最初から朝食が付いてくるプランをおすすめします。
【チェックアウト後のスパタイムで癒されて、旅の締めにふさわしい幸せ気分に!】
最終日のチェックアウト後は、ホテルの専用ボートで対岸の『ザ マンダリン スパ』へ。 初めて訪れた若い頃は、わざわざ川を渡ってスパに行くなんて…と思いましたが、今はこの旅情を味わえる緩やかなひと時が大好きです。
重厚なマホガニーカラーが伝統を感じさせるスパの内装。現在は予約人数を絞っているせいか、以前に比べるとセラピストの数も少なめでした。そのせいか広めのスパルームへと案内いただいてラッキー!
どんな施術もハズレないですが、今回は90分のメニューしか予約が取れなかったので、疲労回復とリラクゼーションを叶えるアロマオイルマッサージの『オリエンタル シグネチャー』を選択。強すぎず弱すぎず、澱みのないストロークでパワーを感じるマッサージは束の間の極楽!90分なのが惜しまれるような素晴らしい手技です。
ジンジャーティーとお菓子をいただいて専用ボートで戻ります。最後にスパを受けるとラベンダーの香りがほのかに残り帰国時も幸せな気分に♡ 参考までにアロママッサージ90分のお値段は、4,590THB(約18,000円)+チップでした。
【何度も訪れたくなる永遠の憧れホテルです】
そろそろ出発の時間になり、うっとりするような麗しいインテリアも次の機会まで見納め。この時はまだお土産を購入するホテルショップがクローズだったのが少し残念。カタログを見てコンシェルジュに相談したら、在庫があるものは購入できました。それにしても帰りたくないと、車がお迎えに来るまでお気に入りのソファに居座ります(笑)
約3年ぶりのバンコク滞在でしたが『マンダリン オリエンタル』のような一部の超ラグジュアリーホテル以外は、宿泊費もまだそこまで高騰していないので、円安下の海外の中ではバンコクは狙いめの旅先だと感じました。
ようやく海外旅を再開できるようになった矢先の円安は痛いですが…また大人の女性に向けての旅レポートをお届けできたらと思います!
※価格は2022年9月時点の為替レートに基づいて表記しています。
ライター・加藤牧子
不規則で多忙な仕事のモチベーションは、美味しい食事と癒しの旅!まだメジャー過ぎない穴場のホテルやリゾート探しが趣味。最近はLCCのおかげで弾丸旅もパワーアップ!忙しい女性に向けてリラックスできる旅、安心して過ごせる母娘旅の提案や、手の届くラグジュアリーな旅情報をご紹介します。