ロゴTを筆頭に、今、SNSなどでも話題のPATOU（パトゥ）は、2020年春夏からメゾン名を「ジャン・パトゥ」から「パトゥ」に変え、アーティスティック・ディレクターとしてカルヴェンやニナ・リッチを歴任した新星ギョーム・アンリが就任後、快進撃が止まらない注目ブランド。ガーリーかつモードなムードでありながら、手が届きやすい軽快さが魅力です。

フェアなモノ作りから生まれたドラマチックな1着

PATOUは日常に溶け込むシンプルさと、ドラマチックなデザインの虜になる人続出のITブランドですが、実はサスティナブルなモノ作りへの強いこだわりも。

「The Patou Way」という持続可能な目標を軸に、コレクションにはGOTS認定のオーガニックコットン、再生ポリエステルなど環境に配慮した素材を使用。デニムには100%オーガニックコットンの服を製作する際に出た残りの繊維を再利用しています。

その他にもお馴染みのTシャツなど、定番アイテム「エッセンシャル」を設定し服の製作過程で生まれる無駄を大幅に削減。袖を通すたびにときめく1着が実は地球に優しい！そんな嬉しいオシャレを叶えてくれるブランドです。

※GOTS（Global Organic Textile Standard）認証とは：オーガニックの繊維製品における国際認証。コットンをはじめウール、麻、絹などを原料とする製品が、正しくオーガニックであることを保証する世界共通のルール。

＊VERY2022年7月号「サスティナママは知っている　いま、イケてるFASHIONには愛がある！」より

今の気分にベストマッチな
PATOUのロゴ。
ポイントは「O」にあり！

「主張強すぎのロゴは苦手」と言いながらみんなが口を揃えて「PATOUは別」と言う。その秘密は〝O〟。デザイナーのギョーム・アンリが〝O〟のバランスにこだわり抜きデザイン。そんなこだわりが、思わず身につけてみたくなる魅力的なロゴになっているんです。

撮影／西原秀岳〈TENT〉　スタイリング／池田 敬　取材・文／木村幼奈　編集／羽城麻子
＊VERY2022年9月号「手堅い、秋の先物買いプラン」より。

甘派も辛派も今、PATOUがど真ん中！
それぞれの名品アイテムコーデ

甘口、辛口それぞれから支持されるアイテムも多いPATOUですが、各々に指名されるitアイテムが。甘派のリボンブラウスと辛派のテーラードジャケット。これらのPATOU的名品を今年らしくコーディネート。

モード可愛い
花柄パーカに今季注目

新しいPATOUのシグネチャーとも言えるスウェットウエア。スポーティなアイテムに、花の刺繍の組み合わせというギャップが魅力で、甘派にオススメしたい注目のアイテム。

隠れ名品エッセンシャル
コレクションのノーカラーJK

「Les Essentiels」ラインのなかで発売以来ずっと売れ続けているいわば「隠れ名品」というべき存在がこのノーカラージャケット。適度なリラックス感と美しいシルエットは羽織れば納得。何に合わせてもコーデの完成度が上がると絶賛するファンが多いんだとか。

コレクションの
「ワントーンを重ねるオシャレ」が
参考になりすぎる

2022年AWコレクションの中でも一際目に留まるのがワントーン。作り上げられた世界観には学びがたくさん。色の濃淡や丈の長短などレイヤードの技が光る組み合わせにオシャレの奥深さを感じます。

＊掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。