【ホームケアの重要性!年齢を重ねたからこそヘアケアに対するこだわり~最終編】
【ちょっと日頃のケアを工夫するだけで髪の毛に変化が】
皆様こんにちは!助産師美魔女の堤えりのです。 2回に渡りヘアケアのこだわりである【洗い方】【シャンプー・トリートメント】についてお話させて頂きました。 今回は、3つ目のこだわり、最終編である【乾かし方】についてお話させて頂きます。 私は、元々のくせ毛に加えて、年齢を重ねる毎に髪のエイジングも加わり悩み増えてきました。 どんなにきちんとお化粧しても髪の毛次第で相手に与える印象がガラッと変わってしまいます。逆を言えば、髪の毛次第で相手に美しい印象を与えることができると言うことです。だからこそ、こだわりを持って毎日のヘアケアを大切にしています。日々の積み重ねで嬉しい変化が見えてきます。 SHOWROOM配信でもお話ししましたが、髪の毛は【お顔の額縁】【髪は女性の命】と言われるほど重要です。 髪の印象で年齢も左右されると思っています。 自分の髪質を知り、自分に合ったヘアケアが大切だと思います。ちょっと工夫で見た目が美しく相手に与える印象が変わるとしたらこんなに嬉しいことはないですし、髪の毛次第で気持ちも整い笑顔で楽しく過ごすことができるなんて女性によって幸せですよね。
【乾かす前にもちょっとした工夫を!】
年を重ねると悩みも多くなり気を使うことが多くなりますのよね。日々やることもありますし、時間も限られていますし、毎日継続させることは本当に難しいと思います。私もそうです。新しいことを取り入れるのではなく日々のルーティンにちょっとした工夫をしてもらうだけで変化が実感できるのであれば嬉しいですよね。 【POINT① 優しくタイルドライ】 先ずは、ドライヤーをする前に重要なことがあります。 シャンプー・トリートメント後は、先ず行うことは【タオルドライ】で余分な水分をしっかり取り除くことです。濡れている髪はキューティクルが開いた状態で摩擦によって表面が傷つきやすいため注意するポイントがあります。 乾かすのが面倒だからといって自然乾燥をさせてしまうと、頭皮が乾燥してしまうので頭皮環境にも影響してしまいます。そのため、素早く乾かすことが鉄則です。 頭皮も顔の一部ですので顔と同様にケアする意識を持つことは大切です。 ・タオルドライする前に手のひらで髪の中間~毛先を押さえて優しくしぼる ・頭皮・根本に水分が溜まりやすいのでタオルで優しくマッサージするように抑え込むようにして水分を取り除きます。 ・髪の中間から毛先は、タオルでプレスするように挟むようにして拭く ・最後に髪が絡まっている髪を指でとかして整える ここで余分な水分を取り除いておけば、ドライヤーの熱による負担を最小限に抑えることができます。また、タオルドライする時は、優しく水分を取り除くことが大切!
【髪の毛の成分・性質を理解していればもっと美髪に!】
ご存知の通り髪の毛は、たんぱく質からできています。たんぱく質は、熱に弱い性質を持っています。例えば、生卵に熱を加えるとゆで卵になるように髪の毛も同じ原理です。髪の毛も熱を与えすぎると固まってしまいダメージを受けます。それをたんぱく変性と言います。髪の毛は、熱に弱い性質があるということを理解しておくだけでもケアに対しての意識が変わってくると思います。 【POINT② 洗い流さないトリートメント】 タオルドライした後は、【洗い流さないトリートメント】を使用します。 効果としては、ドライヤーの熱から髪を守り、ダメージを予防してくれます。 また、パーマ・カラーで傷んだ髪を保護して、傷んだ髪を補修し潤いを与えてくれます。 ヒートプロテクト成分(熱を利用して髪をケアする)が配合されているため髪を守る効果が期待できます。 ただでさえ、パーマ・カラーをしていると乾燥しやすい状態なのでちょっとした一手間が大切になってきます。 ・髪の中間~毛先になじませる ・頭皮・髪の根元にはトリートメントをつけない
【髪の毛の性質を理解して乾かし方に工夫を!】
【POINT③ 乾かし方】 最初にお話しましたが髪の毛は、たんぱく質からできています。そのため、ドライヤーと髪の毛の距離は、約15㎝離して乾かしましょう。頭皮・髪が高温になりすぎダメージを受けてしまいます。また、一箇所に集中して熱を与えすぎるとダメージの原因になるので注意しましょう。 乾かす順番としては、根元から毛先の順番で乾かします。先ずは、一番乾きづらい襟足・耳周辺から乾かしていきます。 ドライヤーの風の方向としては、キューティクルの方向を意識して上から下に風を当てて乾かします。逆方向に乾かしてしまうとキューティクルが開いてしまいダメージが進行してしまいますので風の方向に注意しましょう。 髪の毛全体を8割程度乾かした後、弱温風に切り替えて髪全体を整えていきます。 【ここがPOINT!】 前回もお話しましたが、年を重ねると… 髪の毛1本1本が細くなり、ハリ・コシもなくなりボリュームがなくなります。 髪の毛全体を8割乾かした後にサイド(側頭部)の髪の根元に向かって下から上方向に手ぐしで風を当てます。そうすることで根元から髪が立ち上がりふんわり仕上がります。自然とボリュームアップできるということです。 最後に冷風に切り替えて、髪全体に当てることでキューティクルが引き締まり、髪にツヤがでてきます。 髪を乾かすと言ってもタオルドライの仕方、乾かし方のポイントがあり、ドライヤー後の仕上がり・ダメージに差が出てきますので毎日のヘアケアに取り入れてみてください。
スタイリングはボリュームとツヤ感☆
最後に!!
髪の毛は【お顔の額縁】と言われているほど髪はその人の魅力を引き立たせてくれる大切な役割があります。そのため、スタイリングの工夫によって第一印象も変わってきます。スタイリング剤を付ける際のポイントは、【ボリュームとツヤ感】を意識することです。根元にスタイリング剤をつけてしまうと、せっかく乾かした時ボリュームを出した髪が失われてしまいます。スタイリング剤は、中間・毛先につけるようにしましょう。
髪の毛のこだわりについて3回に分けてお話してきました。
髪の毛を変化させ見た目もより美しく、そして気持ちにも変化をもたらしてくれるのであればこんなに良いことはないと思います。美しい髪を目指して日頃のケアにちょっとした工夫を取り入れてみてください。きっと毎日が楽しく笑顔になるはずです。