ファミリーマートで気になる企画が進行中です。その名も「地域対抗！シュークリーム王決定戦」。全国のストアスタッフが考案したシュークリームの新商品の中からシュークリーム王を決めるというもの。どんなシュークリームが“エントリー”しているかご紹介します。

全国販売をかけた投票スタート

幅広い層に支持されているスイーツ、シュークリーム。ファミリーマートのスイーツの中でも人気です。そんな定番スイーツのシュークリームの新作を、全国6エリアごとに異なる味を発売しています。

これは、ストアスタッフが考案し選抜された6つの味。応募総数はなんと約6,000件。その中から勝ち残った新作6品を北日本、東日本、中日本、西日本、南九州、沖縄の6つのエリアで販売しています。この6品、どれも美味しい！シュークリームとひとくくりにできないぐらいバラエティに富んでいて、奥が深いとしみじみ思わせてくれます。

北日本はベトナムコーヒー風

まずは北日本エリア。北海道、東北のほか、新潟と東京、神奈川を除く関東各県で販売されているのが「ベトナムコーヒー風シュークリーム」（￥158）。ベトナムコーヒーはコーヒーに甘い練乳を加えて飲むものですが、それをシュークリームで表現しています。

コーヒーカスタードクリームと練乳カスタードクリームが入ったシュークリームは、コーヒー入りクッキー生地になっていて、表面のクッキー感と2種類のクリームのバランスが絶妙。コーヒーの苦みがちゃんと感じられるので、練乳の風味とマッチします。

東日本は北海道牛乳100％

東日本といっても、販売されているのは東京と神奈川県のみなのが「北海道牛乳を100％使ったミルクシュー」（￥158）。一見するとごく普通のシンプルなシュークリームですが、こだわりが詰まった一品。

中のクリームはミルクカスタード。見た目も白っぽいクリームに使用した牛乳は100％北海道製造。記事にはコーティングシュガーがトッピングされていて、優しい甘さで軽やかな味わい。ミルク感があり、大人も子どもも食べやすいシュークリームです。

中日本は窯出しとろけるプリン

中日本エリアで販売中なのが「窯出しとろけるプリンみたいなシュークリーム」（￥150）。このネーミングにピンときた人もいると思います。そう、ファミリーマートで人気の「窯出しとろけるプリン」をイメージしたシュークリームです。

「窯出しとろけるプリン」風カスタード入りのホイップクリームと、カラメルカスタードクリームの組み合わせは、なめらかでリッチな味わい。カラメルもほどよく香ばしい「窯出しとろけるプリンみたいなシュークリーム」は、山梨県、長野県、東海四県、北陸三県で販売中。

西日本はチョコ好き向け

チョコ好きにはぜひ西日本エリアの「チョコ好きによるチョコ好きのためのチョコレートシュー」（￥180）を味わって欲しい！この見た目、すごいですよね。チョコレートでしっかりコーティングされていてドライストロベリーがアクセントになっています。

チョココーティングで見えませんが、生地もチョコシュー生地。中には削りチョコ入りガナッシュクリームが入っていて、“チョコ好きのため”というだけあって、とにかくチョコ尽くし。販売エリアは広く、関西、中国・四国地方、九州北部で食べられます。

南九州はマロン

この時期にぴったりなのが南九州エリアの「マロンマロンシュー」（￥218）。パッと見るとごく普通のシュークリームですが、実は今回の6種類の中で一番高いんです。気になりますよね。

中にはマロンホイップクリームと、栗のダイス入りマロンカスタードクリームの2種類のクリームが入っていて、ひと口食べた瞬間に栗の風味と旨みが感じられます。秋らしい味わいもいいですね。宮崎県と鹿児島県での販売です。

沖縄はミルクティー

今回、個人的に注目していたのが沖縄エリアの「ミルクティー味のシュークリーム」（￥198）。上部はクルミ入りクッキーシューでザクザク食感。それだけでも美味しいのに、中には紅茶カスタードクリームが入っています。

そして、びっくりしたのが紅茶カスタードクリームの下に隠れているわらび餅風フィリング。ミルクティーにもちもち食感？と一瞬不思議な感じがしますが、このもちもち食感が面白い組み合わせ。沖縄だけの販売です。

このラインナップからTwitterで投票。選ばれた商品は全国販売になる予定なのだそう。住んでいる地域や訪れたエリアのシュークリームを食べて楽しむだけでなく、ぜひ投票にも参加してみて。選んだ一品が全国販売されるかもしれませんよ。

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取材・文／岡部礼子