大草直子さんが秋口に狙う「ワンピース」は、ご近所もお出かけもどちらにも万能!
秋のはじめに買うべきは?今月の『スタイリスト・大草直子さんの一押しアイテム』をご紹介します!
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MIESROHEのワンピース
「今の感覚にフィットしたワンマイルウェア」。これが、今回のお題。
こういうとき、単品をなんとなく集めるのではなく、先にテーマを決めます。提案したいのは、「スポーティセクシー」。スポーティはわかりやすい! 動きやすく機能的で、そして軽やか。けれど、スポーティなだけではなく、そこにセクシー、そうだな、女っぷりの良さやインターナショナルな雰囲気、とも言い換えられるかもしれません――が必須です。
1点1点見ていきましょう。ワンピースは、2022年春にデビューしたミースロエの1枚。体を美しく見せる構築的なディテールながら、実はこれドライタッチ、吸水速乾性が高く、さらにホームクリーニングが可能。す、すごい。
バッグは上質なレザーで、クロスボディ(斜め掛け)することでアスレジャー感が出せる、ザンケッティ。
スニーカーは、もしかしたらワンマイルウェアでの主役かも。ここに、スピード感を出したいから、旬のブランドを投入。アメリカ発のオートリーは、今年のミラノコレクションでも、多数のセレブリティが(私物として)履いているのを目撃されています。
こんな感じで、2つの要素を兼ね備えたアイテムをレイヤーすれば、手抜きやほっこりや地味……とは無縁でいられます。自宅からワンマイルでもおしゃれな人は、何マイル離れようがおしゃれ。このことがわかった、ここ数年でした。
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ワンピース¥23,100(ミースロエ)バッグ¥63,800(ザンケッティ/エリオポール代官山)スニーカー¥31,900(オートリー/トヨダトレーディング プレスルーム)
大草直子・スタイリスト、エディター。1972年東京都生まれ。「ヴァンテーヌ」(現在休刊)の編集者を務め、その後フリーランスに。気候がワイルドだった今年の夏。その疲れを秋まで持ち越さないようにと、今漢方にハマっています。今はほぼない、更年期の症状を和らげるためにも勉強中。
撮影/佐藤 彩 スタイリスト・取材/大草直子 ※情報は2022年8月号掲載時のものです。
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