円神が初登場! 魅力たっぷりボーイズトーク【中林さん、中谷さん、A.rikさん/前編】
『PRODUCE 101 JAPAN』の元練習生から構成された9人組のパフォーマンスユニット「円神」がJJに初登場!グループ活動にとどまらず、それぞれ個人でも活躍の場を広げている話題のグループを徹底解剖します。先日グループ結成2周年を迎え、さらにパワーアップする「円神」の魅力とは? メンバーを3人ずつ選抜した3部作で、ボリュームたっぷりでお届けします。まず初回に登場するのはA.rik(エーリック)さん、中谷日向さん、中林登生さん!
新感覚のパフォーマンスユニット “円神”って?
様々なジャンルで活動する、A.rik(エーリック)、草地稜之、熊澤歩哉、瀧澤翼、中谷日向、中林登生、中本大賀、宮里ソル、山田恭の9名によるパフォーマンスユニット。2020年6月15日に結成され、先日2周年を迎えたばかり。「歌×ダンス×芝居」が融合したパフォーマンスショーを展開。夢を目指す9人が“エンジン”全開に出逢った“縁”を繋ぎ、円を描き“円陣”を組んで、ファンの皆様と共に新しいステージや楽曲を生み出していくというテーマをもとに、ライブ、舞台、声優、ファッション関連など幅広く活動中。
グループ結成2周年!メンバーに聞く「円神の魅力」
Q1 円神の強みはどんなところ?
<写真左から>A.rikさん,中谷日向さん,中林登生さん
— グループ結成2周年おめでとうございます!改めて円神のグループとしての魅力を教えてください。
A.rikさん「円神の魅力は、幅が広いこと。一人一人のキャラクターや担当がはっきりしていて、歌って踊るだけに限らず、お笑いにファッション、美容面などいろいろなことに挑戦できるグループだなと思います。音楽もカッコいい曲からキャッチーなものまでバリエーションが広いので、バラエティに富んだ楽しさがあると思います!」
中谷さん「いい意味で最初から完成されていないから無限の可能性があるというか。より成長していけるし、グループの進化をずっと楽しめるよね」
中林さん「日向(中谷さん)めっちゃ良いこと言う!最初から完成されていないってカッコいいな」
中谷さん「楽曲ごとに雰囲気も変わったり、毎回違う姿になれるから。自分たちでさえ知らない姿にこれからも出会えるんじゃないかなと思います!」
中林さん「あとは仲の良さも魅力だよね。グループ活動が始まった頃はお互い探り探りだったけど、仕事の話だけじゃなく、もう本当にしょもないような楽しい話もできるようになって。ステージ外でもずっと変わらずに喋り続けていたりとか、僕が思い描いていた仲の良いグループ像に年々近づいているかなと思います」
中谷さん「現場を重ねるごとに仲良くなってるよね。円神ってどの現場に行っても普段のままなので、カメラを意識しすぎない素の姿が魅力だなと思います」
A.rikさん「メンバーに会うと、安心感があるよね」
中林さん「分かる!それぞれ舞台とか個人仕事をやっているから、メンバーにしばらく会えない期間とかもあるんですけど…。久しぶりに会ったときに泣きそうになる(笑)」
中谷さん「舞台稽古中のメンバーが円神のレッスンに合流したときに涙腺が…。特にライブ期間は毎日リハがあるので、5日間会わないだけでも『やっと会えた!久しぶり!』っていう感覚です。話したいことも溜まる!」
Q2 これまでの活動で、一番印象に残っていることは?
— この2年間でたくさん充実した活動を送られてきたと思いますが、特に印象に残っていることを教えてください。
中谷さん「特定な日ではないんですけど、それぞれのレコーディング&MVとか、新曲の準備期間は強く印象に残ってます。たまに自分で寝る前とかに、MVを見返すんですよ。それでこの撮影のときこういうことがあったなとか思い出して。残るものってやっぱりいいなと思います」
— ちなみに中谷さんが一番お気に入りのMVは?
中谷さん「セカンドシングルの『Peace Summer』。初めてのロケ撮影で、ドローンを使ったんですよ。荷台にありったけのお花を積んだ車をメンバーが運転したりとか。すごく楽しくて、その空間まるごと幸せでした!」
— 中林さん&A.rikさんはどうしょうか?
中林さん「俺はグループ結成してすぐにメンバーとスタッフさんで行ったキャンプ!まずはメンバーの仲を深めようって、1泊2日で行きました。そのときに食べたBBQが人生で一番美味しかったんですよね。自分たちで周りに落ちている木とか葉っぱを集めて、1時間くらいかけて火起こしして。みんなで協力して頑張った分、すごく美味しかったです。ほかにもゲームとか肝試しっぽいことをして盛り上がったり。最初はぎこちない関係だったのが時間が経つにつれて仲良くなってきて、ここからこのメンバーでやっていくんだなって感じたのを今でも覚えてます」
A.rikさん「結成当初の頃でいうと、僕は初めてのセットリスト決めが印象的ですね。僕たち以外のグループやファンの方がたくさんいる大きいライブで、『OBENTO 〜お弁当の歌〜』という楽曲をセットリストに入れるか入れないかの話し合いが白熱して…。一緒に盛り上がれるキャッチーな曲なんですけど、いい意味でも悪い意味でもそれが印象に強く残っちゃうみたいな。何日もかけて勝負に出るかどうかスタッフさんとも話し合ったんですけど…」
中林さん「イベント自体が中止になりました。コロナの影響で…」
A.rikさん「ただそのライブ自体は、今年リベンジできたんです。新曲が増えていたので、『OBENTO 〜お弁当の歌〜』はセットリストに入らなかったんですけど」
— 残念ながらイベントは中止になってしまったとのことですが、当時方向性としては『OBENTO 〜お弁当の歌〜』を入れる入れない、どちらにまとまっていたんでしょうか?
中林さん「確か最終決定の段階で、中止になってしまいました。そろそろ決めなきゃあかんなくらいのときに」
A.rikさん「スタッフ的には入れようってまとまった気がします。曲自体は円神単独のライブで何度か披露しているので、是非チェックしてください!」
Q3 自分以外の2人の魅力を教えて!
— ここまでグループについてのお話を聞いてきたんですが、今日一緒に撮影する自分以外の2人について、他己紹介をお願いします!
中林さん→A.rikさん「A.rikはすごくこだわりを持っていて、グループの中では一番の個性派です。みんなが思いつかないようなことをパッと言ってくれるので、『そういう考え方もあるんだ!』って新しい気づきがたくさんあります。繊細なダンスも魅力的だし、一つ一つの角度にミリ単位でこだわっているからこそ、グループのパフォーマンスにも厚みが出る。キャラクターとしてはふわっとしているので、A.rikがいるだけで場が明るくなるし、グループが柔らかくなります」
中林さん→中谷さん「日向(中谷さん)と俺は円神のなかでおバカな方なんですけど、日向のナチュラルなおバカ発言は本当に真似できないくらい面白いです(笑)。例えば俺と日向が学力テストみたいな企画に挑戦するとするじゃないですか。2人ともアホだからほぼほぼ間違えるのは前提として、俺は別に面白くもない、シンプルに間違えるだけの人だと思うんです。でも日向は解答でも笑いを誘えるし、狙ってないリアクションも含めて絶対面白くなる。嘘のない一生懸命さが日向のいいところですし、俺が欲しいものを持ってる日向が羨ましいです(笑)」
中谷さん→A.rikさん「A.rikは基本的にスローペースで、ゆっくりなんです。ただそのA.rikが作る空間に全員が負けてしまうというか。どんなにせっかちな人でもA.rikと一緒にいたら、そのペースに飲み込まれてしまう。一種の才能だなと思います。僕はどちらかというと相手に合わせなきゃとか、焦ったり考えすぎることも多いので、常に自分のペースを保ってるA.rikはすごい!あとは驚くほどに器用なので、ネックレスが絡まったときに黙々とほどいてくれます(笑)」
中谷さん→中林さん「登生(中林さん)は円神の風紀委員!ちょっとふざけた空気になったときも『切り替えよう!』って声をかけてくれますし、間違っているときはちゃんと言ってくれる。メンバーの前で『これ言ったら嫌な空気になるかな。嫌われるかな』みたいなこともズバッと言ってくれるんですけど、みんな登生だからって受け入れるんですよね。いつもメンバーを引っ張ってくれてます。人一倍メンバー思いなので、登生がプライベートで占いに行ったときも、自分の話だけじゃなくメンバー全員分聞いてきた(笑)。占いの方に言われたことをそれぞれに伝えていて、プライベートの時間も割くくらい円神のことを考えてくれてるんやなと思います」
A.rikさん→中谷さん「日向(中谷さん)は、僕が落ち込んでいるときに隣にいてくれます。ただ静かに寄り添ってくれるときもあるし、何も聞かずに日常的な話題をふってくれたりもする。日向のおかげで気を紛らわせられて、明るくなります。あとは自分をキレイに見せる角度をわかっているのがすごい!メイクやヘアにこだわっていて、トレンドにも気を使っている。美容系に僕があまり詳しくないので、『ファンデーションはどこがおすすめ?』とか日向に相談することも多いです」
A.rikさん→中林さん「登生(中林さん)は、とにかくメンバー全員と仲良し!偏りがないです。そのうえで、メンバーとの話し合いでは言いづらそうなこともちゃんと言ってくれますし、軌道修正もしてくれる。僕がみんなの前でなかなか話し出せないことも分かっているから、気になることができたら登生に言って、それを登生がみんなに伝えてくれます。(中林さん A.rikが何か言ってほしそうな顔で俺のところに来て、ボソッと声かけてくるのは日常茶飯事です!)これからも頼りたいと思います!」
Q4 グループとして3年目の抱負は?
— 円神として3年目に突入されました。3年目はどんなことに力を入れていきたいですか?
中谷さん「今年はもっとメディアに出たいです。今までも新曲をリリースするたびにいろいろな音楽番組や雑誌に出させていただいたんですけど、3年目はより忙しい年にしたいなと思います!」
中林さん「MU3E(ミューズ ※円神のサポーターネーム)の皆さんと直接触れ合えるようなイベントができたらいいなとはずっと思っていて。コロナ禍でのデビューだったので、リリースイベントや握手会とか、本来ならできるはずだったファンの皆さんとの近い距離でのコミュニケーションがとれていないんですよね。ライブでファンの皆さんの『キャー!』って歓声も浴びたいですし。ずっと声の出せないライブが続いているので、コロナの影響にもよりますが、次こそは一緒に歌ったり、コールアンドレスポンスで盛り上がりたいです!」
A.rikさん「もともと円神は円神プロジェクトとして始まっていて、それぞれグループ活動や個人のお仕事をしていくうえで、グループの縁を大きくしていくっていうコンセプトがあるんです。最近は円神としてのお仕事のほかに、個人の仕事がそれぞれ充実しているので、一人一人が大きくなって、グループの縁も大きく広げていけたらいいなと思います。個人的にも個性を特化した1年にしていきたい!プロデュースしている『%psh(ウップシュ)』というファッションブランドも引き続き頑張っていくのと、同じくクリエイティブなところで絵やネイルにも興味があります。最近ジェルネイルをしているんですけど、女性でも僕を真似してネイルしてくれる人がいたりするので。ネイルでも性別関係なく楽しめるものを提案できたらいいなと思います」
円神の魅力の一つとして挙がったように、とにかく仲の良い皆さん。中谷さんのコメント力に中林さんが感嘆して「日向、前は『え?楽しい!』しか言わなかったじゃん。すごいしっかりしたよね」と声をかけたり、A.rikさんが「ネイルのパーツを落としたかも」と言ったら、率先して中谷さんが一緒になって探してあげたり。A.rikさんが中林さんの魅力を語っている場面、中林さんが近くを通りかかると「あんまり褒めること見つからないかも?」とあえてボケてみたり。YouTubeからも伝わる仲の良さやラフな素顔が、撮影現場でも垣間見えました。
後編ではさらにメンバーの仲良しエピソードや、最新曲のおすすめポイントを掘り下げていきます。お楽しみに!
9月7日リリース1st Album「O」
6月に先行配信された円神の自己紹介ソング『We are ENJIN』を含む10曲が収録。円神のこれまでの軌跡をまとめた64Pフォトブックも付属し、彼らの2年間を振り返りながら、これからの活躍に期待ができるアルバム。
フォトギャラリー(全4枚)
撮影/tAiki ヘアメイク/Kanako 取材・文/所 優里 構成/石津愛子