夏こそ見た目からおいしい冷菜を!「カルパッチョ」レシピ3選

旬の食材を使うレシピを含めて3品の美味しい定番料理をご紹介。今回はカルパッチョのレシピをご紹介。

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目次

★ 白身魚のカルパッチョ
★ ホタテのカルパッチョ
★ 青魚のカルパッチョ

◯ 今回教えてくれたのは…

竹中紘子さん

料理家・フードスタイリストとして雑誌や広告、食に関するブランディングなど幅広い分野で活躍中。素材の味を生かす料理とコーディネートのセンスの良さに定評あり。


★ 白身魚のカルパッチョ

<INGREDIENTS>
・鯛……2/3さく
※今回は真鯛を使用。鯛以外の白身魚でもOK
・カイエンペッパー……適量
・塩……適量

A(混ぜ合わせる)
・季節の柑橘(実を取り出す)……1個
※今回は日向夏とデコポンを使用
・柑橘の果汁……大さじ3
・ミント(みじん切り)……6枚
・赤玉ねぎ(みじん切り)……1/6個
・オリーブオイル……大さじ1
・塩……適量

<METHOD>

1. 鯛を薄くそぎ切りにする。

2. 皿に塩を少々ふり、その上に1を並べ、更にほんの少し塩をパラパラとふりかけ、Aをのせる。

3. 2にカイエンペッパーを少々ふる。

4. お好みでミントの葉(分量外)を飾る。

HIROKO's comment

初夏にも美味しい鯛が並びますので、暑い日はカルパッチョにして白ワインと一緒にいただくのはいかがでしょう? もちろん鯛以外でも、白身魚なら何でもOK。柑橘の爽やかな香りとフルーティな酸味が相まってお箸が進みます。


★ ホタテのカルパッチョ

<INGREDIENTS>
・ホタテ……3個
・国産レモンの皮……適量
・オリーブオイル……適量
・塩……適量

A(混ぜ合わせる)
・リコッタチーズ……1/3カップ程度
・レッドペッパー……適量
・ディル(粗みじん切り)……1枝
・塩……少々
・レモン汁……小さじ1

<METHOD>

1. ホタテを2~3枚にそぎ切りにして、皿に並べる。

2. 1にAをのせ、上からレモンの皮を削り、塩をパラパラとふりかけ、最後にオリーブオイルを回しかける。

3. お好みでディル(分量外)を飾る。

HIROKO's comment

「真ん中にあるのは生クリーム?」と一瞬スイーツのようにも見える華やかなカルパッチョ。リコッタチーズのクリーミーさとほのかに香るレモンやディルが、ホタテとマッチしてとても美味。おもてなしにもぴったりのレシピです。


★ 青魚のカルパッチョ

<INGREDIENTS>
・あじ(刺身用に3枚におろしたもの) ……2尾
※あじ以外の青魚でもOK
・塩……適量
・パプリカ…… 1/2個

A
・イタリアンパセリ (粗みじん切り)……2枝
・白ワインビネガー……大さじ1
・レモン(搾る)……1/4個
・ナンプラー……小さじ1
・にんにく(すりおろす)……1/4片

<METHOD>

1. 種を取り除いたパプリカをアルミホイルの上にのせ、オーブントースター(230°C)で20~25分焼く。

2. 1を取り出してそのままアルミホイルで包み5分置く。皮を剥いて粗みじん切りにする。

3. 2とAを合わせ冷蔵庫で冷やす。

4. あじの中骨を骨抜きで取り除き、そぎ切りにする。

5. 皿に塩を少々ふり、その上に4を並べ、更にほんの少し塩をパラパラとふりかけ、3をのせる。

6. お好みでイタリアンパセリ(分量外)を飾る。

HIROKO's comment

昔、旅先のポルトガルで出合った料理からヒントを得た、ナンプラーやにんにくがアクセントのレシピ。このレシピに限らずカルパッチョを上手に作るコツは、お皿に味付けをすること! 少し塩をふりかけるだけでしっかり味が決まりますよ。

撮影/山田英博 取材/篠原亜由美 ※情報は2022年8月号掲載時のものです。

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