【aespa】4万人を動員した初JAPAN SHOW CASEの様子をどこよりも詳しく!

K-POP第4世代の期待の星、メタバースグループ「aespa(エスパ)」が日本初のSHOW CASEを実施!ということで、K-POPに目がないJJスタッフが潜入して来ちゃいました! 初めて生で観る「aespa(エスパ)」に興奮冷めやらぬMY(※aespaのファンの呼称)。そんな熱気溢れるライブの様子を特別にお届けします!

まずはaespaについて!

©SM ENTERTAINMENT CO.,LTD.

©SM ENTERTAINMENT CO.,LTD.

aespa(エスパ)

韓国の大手事務所SMエンターテインメントより2020年11月にデビューした4人組メタバースグループ。メンバーはKARINA、WINTER、GISELLE、NINGNING。グループ名は「Avatar X Experience」を表現する「æ(アイ)」と、両面という意味の英単語「aspect」を結合してできた名前。「自分ともう一人の自我であるアバターに出会い、新しい世界を経験する」という世界観をベースにした新しいメタバースグループ!デビュー以降数々の音楽祭で新人賞を総なめ。米誌フォーブスの2022年アジア版「30アンダー30」にも選ばれるほど注目の存在。

日本公式サイト:https://aespa-official.jp/
日本公式ツイッター:https://twitter.com/aespaJPofficial
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/aespa_official/
公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC9GtSLeksfK4yuJ_g1lgQbg

aespaを知る上で覚えておきたい単語集♡

æ(アイ):異なる世界に生きるもう一人の自分、アバター
æ-æspa(アイエスパ): 仮想世界にいる「もう一人の自我」であるaespaのアバター。
KWANGYA (クァンヤ):何も定められていない無規則、無定形で無限の領域。アバターが住む仮想世界のこと。
SYNK(シンク):aespaのメンバーとアバターが連結した状態。人間とæが音や文章など様々な形でつながることを指す。
SYNKOUT(シンクアウト):人間とæの接続が切れてしまった状態のこと。
Black Mamba(ブラックマンバ):aespaの敵とされる蛇。
nævis(ナビス):aespaがæ-æspaとと繋がるために必要な人工知能システム

※アバターである「æ-æspa」はæ-KARINA, æ-WINTER, æ-GISELLE,æ-NIGNINGと名前の前に「æ」がつくのもポイント。

日本初公演!『aespa JAPAN PREMIUM SHOW CASE 2022 ~SYNK~』

写真/上飯坂 一

日本では2日間、計4公演が行われた今回のSHOW CASE。応募数はのべ92万通とプレミアムチケットとなった特別なSHOW CASE、チームJJは2日目の1公演目に参戦。会場は、オリジナルペンライトやグッズを持ったオシャレにキメるMYたちでいっぱい。入場の際にはライブをさらに盛り上げるためのオリジナルのグッズ‘ハンドクラッカー’をGET! 振ると音がなる仕組みで、これさえあれば歓声が出せなくても彼女たちとさらにSYNKすることができそう♡

開演する前からペンライトの光がキラキラと輝き、ハンドクラッカーの音が鳴り響く会場はすでに幻想的。定刻になると、前方スクリーンにはaeアバターが住む仮想空間と現実の世界に生きるaespaたちの迫力ある映像が流れ始めます。映像のなかでの4人はSYNKOUTしてしまった世界を救うべく、KWANGYAへ戦いに向かって−–−。

会場が真っ暗になり青と紫のライトが飛び交うと、まるでバーチャルヒューマンのように美しく完璧なビジュアルでステージにaespaが降臨。彼女たちの圧倒的な世界観に引き込まれ、会場とaespaがSYNKしたのを感じられた瞬間でした。

初めに披露したのは1st Mini Albumの収録曲でもある『ænergy』。メンバーの特殊能力について歌った歌詞で、まずは自己紹介! 2曲目は物語の始まりを表す彼女たちのデビューシングル曲『Black Mamba』。バックダンサーも登場し、強気なムード溢れるパフォーマンスで会場を酔いしれさせたaespa。SYNKOUTしてしまい、荒れた世界を救うべく動き始めるaespaのプロローグとなるような楽曲で会場の一体感はさらに強まります。

2曲続いたパフォーマンスを終えると、息を整えリーダーのKARINAが「aespa JAPAN PREMIUM SHOW CASE 2022 ~SYNK~に来てくださった皆さん! BE MY ae! こんにちは〜!aespaです」とかわいく挨拶♡

メンバーの挨拶はほぼ全文書き起こしはこちら

挨拶を終えると、GISELLEが「MYの皆さん、一緒に楽しむ準備はできましたか?」と会場に向けて話しかけ、それに応えるように大きな拍手とハンドクラッカーを振ってアピールするMY。カリスマ性溢れる楽曲だったオープニングとは違って次の曲はまた雰囲気の変わる楽曲だとNINGNINGは解説。続いてWINTERがかわいく「聞いてください、『Life’s Too Short』」とコールし3曲目へ。

写真/上飯坂 一

柔らかな雰囲気からの「MYしか勝たん♡」でノックアウト!

メロウなムード漂う『Life’s Too Short』はaespa初の全英語歌詞の楽曲。今までの雰囲気とはうって変わって、少しガーリーで甘さのある世界観にMYたちはうっとり。さらにMYたちの心を撃ち抜くケミサービスも♡ NINGNINGとGISELLEが肩組みをして楽しそうにじゃれあう瞬間や、WINTERとKARINAが丁寧に握手してお辞儀するシーンに、MYたちも思わず笑顔に。NINGNINGとKARINAの美声が際立つボーカルパートは、会場を吸い込むほどの迫力! 最後には「大好きだよ〜」と言いながら、4人仲良く肩を組んで次の曲『Lucid Dream』へ。

『Lucid Dream』のソロパートではそれぞれの魅力を存分にアピール。なかでもGISELLEが自身のラップパートで放った「MYしか勝たん♡ 」のメッセージには、全会場のMYがノックアウト! 

自信たっぷりの魅力あふれるステージで深く「SYNK」!

写真/Naoki Yamashita

会場が暗転し、スクリーンには猛毒を持つBlack Mambaがaespaのいる列車を襲いかかる映像が。続くは5曲目『NEXT LEVEL』。ブラックの衣装に着替えて、さらに魅惑的なオーラを放つaespaが登場。脅威に立ち向かおうとする力強い楽曲は、ジャンルの違う音楽を何曲も聴いたかのような満足度♡

休む間もなく続いて披露されたのは4人の可愛さと自信に満ち溢れたポジティブな姿を見ることができる『YEPPI YEPPI』。WINTERとGISELLE、リーダーKARINAと末っ子のNINGNINGのケミシーンで会場のMYは完全に目がハート♡ 曲の通りメンバーそれぞれの美しさや可愛さ、そしてかっこよさが引き立つ、魅力的なステージに。

写真/上飯坂 一

アップテンポな2曲が終わりKARINAが「皆さん楽しんでますか〜?」と尋ねると、MYからは今まで以上に大きな拍手が。GISELLEが「声を出せなくて悲しいですよね」と話すと、会場をさらに盛り上げるべくWINTERが「声の変わりにもう一度拍手を聞かせてください〜!」とおねだり。会場は先ほどよりもさらに大きな拍手でいっぱいに! メンバーは「もっともっと!!」とさらに追い討ちをかけて、期待を超える拍手で返すMYたち。その様子を見たWINTERは「私たちも負けないように頑張らないと♡ 」とコメント。GISELLEは「今の熱気でちゃんとSYNKできたと思います!」と嬉しそうに話してくれました。

写真/Naoki Yamashita

その後、SHOW CASEのタイトルやaespa用語について説明し、今日のステージを振り返ったaespa。7月8日にリリースされた『Girls』でaespaの1stシーズンが終わったことを話す際に、少し言い間違いをして「わぁ〜」とWINTERが照れ笑いする姿に思わずキュンっ!  NINGNINGは「もっともっと盛り上がりましょう!」と会場をさらに熱く盛り上げ、次の曲へ行こうとすると、「ちょっと待って〜!お水お水〜♪」と水分補給をしっかりするメンバーたち。圧倒的なパフォーマンスとキュートな姿のギャップ、たまりません…!

『Illusion』で魅せるレベルアップした強さ

写真/上飯坂 一

和やかな雰囲気から一変し、サイレンが鳴りはじめモノクロの世界に変わり始まったのは『Illusion』。アルバムの先行配信曲として突如リリースされたこの楽曲。今のaespaの勢いを感じるステージに、会場のボルテージは一気に加速! 熱気を保ったまま続いては、nævisの助けでKWANGYAに進み、Black Mambaと立ち向かうストーリーを描いた『Savage』。独特な世界観はさらに深まり、このSHOW CASEが現実なのか仮想空間なのかもはや区別つかないほど! 会場を圧倒したパフォーマンスが終わり、息を上げながら話すGISELLE。ステージはもう終盤であること述べながら「楽しかったですか?」と会場に聞くWINTER。KARINAが「メンバーのみんなはどうでしたか?」とメンバーに尋ね、ステージは最後の挨拶へ。

写真/上飯坂 一

最後の挨拶ほぼ全文書き起こしはこちら♡

NINGNING:それでは私から! 皆さん今日は来てくれて本当にありがとうございます。初めての日本のSHOW CASEで皆さんに初めてお会いできてとっても嬉しかったです。これからも幸せな空間を皆さんと一緒に過ごしたいです。皆さんもそうしてくれますよね♡ 大好きです!

WINTER:今日は私たちに素敵な思い出をプレゼントしてくれて本当にありがとうございます。ずっと忘れられない一日になったと思います。私たちと同じくらい皆さんも幸せだったら嬉しいです。これからも皆さんに会える機会をたくさん作っていきますので、応援よろしくお願いしまーす!

KARINA:今日のSHOW CASEはいかがでしたか? 楽しかったですか? 緊張しましたが、皆さんがあたたかく熱く迎えてくださったので、私たちもとても幸せなきもちでステージすることができました。ペンライトを振って応援してくださっている姿がとっても綺麗で夢のような時間でした。私たちはこうやってお会いできる機会がたくさんあると思いますので、期待してくださいね♡ いい思い出を作ってくださってありがとうございました! 大好き♡

GISELLE:今日は楽しかったですか? MYの皆さんと一緒にこんな時間を過ごせて本当に嬉しかったです♡ (汗で乱れた前髪を整わせながら「暑いね〜」と照れながら言う姿も可愛い…♡ こうやって一緒に過ごせて幸せだし、また日本に来るのでいっぱい期待してください!

 

写真/Naoki Yamashita

aespaとMYがまさにSYNKしていた時間も残りわずかに。最後の曲は、ラストを飾るにふさわしい『Girls』。ラストステージの直前、なぜか急にゆっくり喋るKARINA。「この時間が終わるのが悲しいから…」と、一緒に過ごす時間が少しでも長くなるようゆっくり進行しているよう♡ GISELLEは「寂しいですが、また会いに来ますからね〜。待っててね♡ 」とスローリーにコメントし、NINGNINGもGISELLEのコメントに同意しながら「ありがとうございました♡」と一言。WINTERは「最後はキライ…、キレイ!ん?싫어(韓国語で嫌い)!キライ!最後キライ!」とお茶目にお別れが嫌なことを話し、その姿にMYは「私たちも!」と言わんばかりの大きな拍手。GISELLEが「最後嫌いなんだね。バイバイするのが嫌い」と優しくサポートしながらWINTERの気持ちを言葉にすると、深くうなずくWINTER。「ノーバイバイ…」と少し間を開けて「それでは最後!『Girls』」と会場を盛り上げ、ステージは一真っ暗に。

SHOW CASEの締めくくりにふさわしい『Girls』

写真/上飯坂 一

2nd Mini Albumのタイトル曲でもある『Girls』は今の彼女たちを表すかのようにパワフルなサウンドと力強いボーカルがポイント。体の奥まで響く重低音が、aespaとMYのSYNKをさらに強く感じさせてくれました。ラストは花火の特殊演出で締めくくり、かっこよく最後のパフォーマンスを終了。

ステージを終えると、煙で包まれたステージ奥から煙を払いながら一生懸命前に出てくる4人の姿が。美しくかっこいいビジュアルとお茶目な一面のギャップに愛おしさを感じました♡ ステージ前方に出てくると、会場にいるMYへ端から端まで隅々まで挨拶。せーの「ギャル☆」とギャルピースをしたり、手を振ったり、MYたちが作ったボードをチェックしたり…♡ ニンジンやキャベツでアピールするMYも発見!SMエンターテインメントの創設者でもあるイ・スマン先生のような人を発見したのか写真を発見したのか、思わず反応するメンバー。右、左、センターとそれぞれに挨拶をし、最後は全体に向かって「Be MY ae! aespaでした!」と元気に挨拶。「大好きです!」「皆さんかわいいです!MYしか勝たん」「気をつけて帰ってくださいね」「バイバイ〜!」と各々MYへのメッセージを届けてくれました。最後は「NINGNINGさんが言いたいことあります」とGISELLEが言うと、NINGNINGは日本語で「私はわがままです!(笑)冗談、冗談♡ 」とコメント。終わりが近づきちょっとしんみりムードになっていた会場を、キュートなジョークで和ませてくれました。

写真/上飯坂 一

こうして夢のようなSHOW CASEは終演。1時間強のステージは、まるで夢を見ているのかと思えるほどの圧倒的な世界観。aespaの放つ独特のムードにすっかり魅せられてしまったSHOW CASEでした。

圧倒的な存在感を示し、今回のステージで確かな手応えを感じたであろうaespa の4人。8月27日・28日・29日に東京ドームで行われる『SMTOWN LIVE 2022:SMCU EXPRESS@TOKYO』では、よりパワーアップした姿を見せてくれそうな予感♡ さらには、9月3日(土)さいたまスーパーアリーナで開催の『第35回マイナビ東京ガールズコレクション2022AUTUMN/WINTER』への出演も決定! 今後の彼女たちの活躍からは目が離せませんね。

文/Aiko Ishizu