夏休みの救世主!私のおすすめ冷凍食品【Martist滝野香織】

夏休みも中盤。在宅ワークの夫や夏休み中の子どもの食事のことを考えなくてはいけない状況のみなさま、心からお疲れさまと言いたいです。

私はお料理の仕事をしていますが、毎日毎食栄養満点の手づくり料理を家族にふるまっているわけではありません。困ったときは冷凍食品!今回は数ある冷凍食品の中から私が“美味しい!”と思って欠かせない冷凍食品をご紹介したいと思います。

冷凍食品

【ごはん部門 】「あさりごはん」400g(テーブルマーク)

あさりごはんは手づくりするとなると、あさりの殻を外すという気が遠くなる作業がありますよね。なかなかあさりごはんはつくれないよな、と思ったのと息子があさり好きなのでよく買います。

あさりにはたんぱく質の他に、ビタミンB12・カルシウム・亜鉛・鉄・カリウムが含まれ、積極的に食べたい食材です。

あさりごはん150gにLサイズ卵1個で丁度よく包めますよ!

おすすめの食べ方がこちら。あさりごはんの和風オムライスです。

あさりごはんだけでは1食あたりのたんぱく質が少ないので、卵を足します。オムライスのソースは市販のやきとりのタレがマッチします。食べ応えも出ますし、そのまま出す罪悪感も和らぎます(笑)。

【めん部門1】「沖縄風ソーキそば」1人前(日清)

沖縄風ソーキそば

毎朝NHKの朝ドラ「ちむどんどん」を見ていて、無性に食べたくなって買ったのが始まり。パッケージデザインがかわいいですよね。

これは美味しいですよ~!そばも汁も文句ないです!具材に炙り軟骨ソーキとかまぼこが入っているのですが、両方しっかりした味つけ。個人的には紅ショウガが大好きなので、追い紅ショウガしています。お子さんも気に入る味だと思うのですが、子どもが食べるときは、汁を少し薄める方がよいかもしれません。

沖縄風ソーキそば

大きなお肉が入っているので、夕飯に出してもよいのでは?と思ってしまいます。もし何か1品足すのなら、ツナと卵を入れた人参しりしりや、ゴーヤチャンプルーなど、野菜が摂れるものがいいですね。

【めん部門2】「酸辣湯麵」1人前(マルハニチロ)

酸辣湯麺

レンジとお鍋を併用してつくるタイプ。酸味と辛味がありますが、個人的な意見としては、食べやすい程度かと思います。

麺がストレート細麺でとろみのあるスープがからまって美味しいです。冬はもちろん夏場もおすすめ。量がしっかりあるので、お子さんと半分こするのもいいかもしれません。

酸辣湯麺

酸辣湯麵はたんぱく質が少ないので、合わせる副菜は冷ややっこがおすすめ。今回はザーサイとネギだくの中華やっこにしました。簡単でビールも進みますよ!

【めん部門3】「わが家の麺自慢ちゃんぽん」1人前(ニッスイ)

ちゃんぽん

昔からあるラーメンですが、変わらず美味しいですよね。12種類の具材がラーメンという罪悪感を薄めてくれます。やさしい味なので、子どもにもよさそうです。飽きのこない味で家族の好き嫌いもないので、とりあえず冷凍庫に入れてあります。

ちゃんぽん

合わせるお惣菜は、たんぱく質メインがよさそうです。ラーメンが脂っぽいわけではないので、油ものが満足感アップにつながると思います。定番は餃子。ほかに鶏のから揚げ甘辛ダレ、のようなものもおすすめです。

【総菜部門】「ザ・シュウマイ」9個入り(味の素)

シュウマイ

このシュウマイ、すごく美味しいですよね。味がしっかりしているので、CM通り白飯が進みます。冷凍食品は楽したいときややる気のないときのお助けアイテムなので、電子レンジのみでつくれるシュウマイは餃子よりも助かるな、と感じます。

チャーハンとシュウマイ

我が家では、シンプルなおうちチャーハンのときに登場します。ほかにも、おうどんやそうめんときにも欠かせない存在です。食べ応えがあるので、立派なおかずになってくれて助かります!

冷凍食品のよいところは、保存がきくところと、冷凍技術の向上で味や食感が本格的であるところです。毎食登場させるのは気が引けますが、自分の息抜きのとき、夫や子どものひとりごはんに、うまく使っていきましょう。そしてどうせなら自分ではつくれないものや、美味しいものにして楽しんじゃいましょう!

写真・文/滝野香織


滝野香織
管理栄養士

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