2022年08月03日 17:15
/ 最終更新日 : 2022年08月03日 17:15
CLASSY.
「たとえ5年前の服でも、流行りのコーデに見せるコツ」をスタイリストに聞いてみました
ジュエリーやバッグに比べてローテーションが早い服たち。今買って5年先まで着られるとしたら、それは間違いなく名品。断捨離する時も絶対残って、トレンドに左右されず、変わらず着たいと思うものって?その答えをCLASSY.のファッションを支える、辛口派と甘口派のスタイリスト二大巨匠に聞いてみました!
アイテム自体の〝力強さ〟でワンツーコーデがサマになる
スタイリスト・荒木さんスタイル
ハリのある素材やたっぷりボリュームのあるシルエットで、アイテム単体でも存在感があるのが荒木さんのベーシックアイテム。トップスとボトムスをさらりと上下で合わせるだけでも、十分洒落て見えるのはさすが!
荒木さんスタイル1.黒パンツ
メンズっぽさとスタイルUPを兼ね備えた、辛口パンツの理想形
パンツ¥42,900(エイトン/エイトン青山)ニット¥34,100(オーラリー フォーロンハーマン/ロンハーマン)バッグ¥125,400チャーム¥42,900(ともにJ&M デヴィッドソン/J&M デヴィッドソン青山店)ローファー¥119,900(セルジオ ロッシ/セルジオ ロッシ カスタマーサービス)キャスケット¥9,460(CA4LA/CA4LAプレスルーム)パールネックレス¥57,200コインネックレス¥24,200(ともにマリハ)
使用した黒パンツ
誰がはいてもスタイルよく見せてくれる、少し太めのテーパード。ユニセックスなディテールでメンズライクだけど、ハイウエストで女らしさもあって、ちょうどいいバランス。ウエスト位置が高い&ベルト部分の幅が広い設計のため、脚長かつウエストは細見え。¥42,900(エイトン/エイトン青山)
荒木さんスタイル2.ダンガリーシャツ
華のあるボリュームスカートを辛口に寄せるデニムの存在感
ボリュームや色柄などインパクトのあるボトムスは、上半身をコンパクトにして全身のバランスを調節。ダンガリーシャツはジャストサイズにするとボトムスの選択肢が広がります。シャツ¥29,700(THIRD MAGAZINE)スカート¥86,900(ebure/ebure GINZASIX店)バッグ¥407,000サンダル¥204,600(ともにロジェ ヴィヴィエ/ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)バングル¥22,000(フィリップオーディベール/ビームス ハウス丸の内)
使用したダンガリーシャツ
一枚でも、軽めの羽織りとしても。ボトムスにボリュームがあるものが多いので、INして着る場合はジャストサイズが正解。合わせやアクセを変えることでずっと使えるアイテム。小粋なヴィンテージのエッセンスを加えてくれるダンガリー。ジャストサイズで品よく。シャツ¥29,700(THIRD MAGAZINE)
荒木さんスタイル3.白Tシャツ
ベーシック白Tのブレない包容力で旬度の高いボトムスも受け止める
ワイドパンツもキレイめ白Tならカジュアルに転びすぎない。Tシャツ¥9,680(スローン)パンツ¥35,200(セラードアー/ユナイテッドアローズ 渋谷スクランブルスクエア店)バッグ¥300,300シューズ¥100,100(ともにトッズ/トッズ・ジャパン)ベルト¥8,800(レフィエ/フラッパーズ)サングラス¥42,900(アイヴァン/アイヴァン 東京ギャラリー)ブレスレット【手首側から】¥4,860¥8,640 ¥4,400(すべてアビステ)
使用した白Tシャツ
ハリと光沢のある素材で、Tシャツでもカジュアルすぎないのがポイント。肉感を拾わないので、もし5年後に体型が変わっても着られるのが心強い。私も色違いで揃えています。洗濯してもシワや毛羽立ちが起こりにくく、イージーケア!程よい厚みで白でも下着が透けにくい。Tシャツ¥9,680(スローン)
教えてくれたのは…
スタイリスト 荒木里実さん
カッコよさを引き出す辛口アイテムを軸に、女らしさを加えたスタイリングが人気。カバーも長年担当し、スタッフから「師匠」と尊敬されている。
撮影/須藤敬一〈人物〉、魚地武大(TENT)〈静物〉 モデル/愛甲千笑美 ヘアメーク/シバタロウ(P-cott) スタイリング/荒木里実 取材/広田香奈 撮影協力/THE_B 再構成/Bravoworks.Inc