祝ご結婚!40代モデル・明希知美さんが年下男性との再婚に踏み切った理由とは

「出会いが巡らないなら
世界を広げてみたら?」
以前、算命学の師匠にかけられた
言葉が思いがけない形に

STORYモデル・明希知美さんのハッピーオーラがただ事じゃない!? と、スタッフの間で話題になったのが2021年の冬の初め。 そして3月には入籍へ。去年の今頃はまだ顔も知らなかった2人の出会いは、明希さんが始めた2拠点生活の地でした。馴れ初めを聞くほどに、運命に導かれるってこういうこと、と思える素敵なご縁、心からおめでとうございます♡

Tomomi Aki

29歳で長男、32歳で次男を出産後、35歳に離婚し、30代はシングルマザーとして子育てと仕事を両立。2年ほど前からSTORYに登場し、一躍人気に。モデル業の傍ら体が資本の生活の中で、オーガニックに徹したナッツブランド〝otomonuts〟の展開や、薬膳コンシェルジュの資格取得等、幅広い分野で活躍の場を広げるエネルギッシュさで、現在は算命学も勉強中。 今年、年下の男性と再婚。


◇ 子どものために始めた 週末田舎暮らし 出会いは山梨でした

昨年8月に出会った彼と、3月に入籍しました。再婚はいつか……とは思ってきたけれど、人生って本当 に何が起こるかわからないものです。

週末田舎暮らしは、コロナ禍の籠りっきりの毎日から、子どもたちを開放してあげたいと思ったことがきっかけ。東京と行き来するようになって1年経った頃、甲府に行くたびに訪れていたコーヒー屋さんで、バリスタとして働いていた彼と出会いました。コーヒーを飲みながら話しているうちに、彼も東京出身、知り合いや通っているお店の共通点が多いことがわかり、初対面で意気投合。土地柄か食事のお誘いに構えることもなく、息子たちも一緒にみんなで楽しくご飯しよう! くらいの気持ちで会ったのが2度目。初めて年齢の話になったときに、思ったよりも 若くて驚きましたが、息子たちもと ても打ち解けていて、次回は山登りに行くことに。山歩き初心者の母一人では連れ出せないことでした。

ところがこの山登り、なかなか頂上に着かない。それもそのはず、5合目からの予定が一番麓から登り始めたようで、子どもの足では大変な距離に。疲れてテンションの下がる息子たちに「自分の限界を知ることも大事だよ」と、簡単には甘えさせずにコミュニケーションをとる彼には感心したし、最後は2人を担いで登るパワーにも驚きました。

トライアスロンの練習で、あれくらいの山はお手の物という彼の人柄や、息子たちとのやりとりを微笑ましく見ていた私でしたが、下山ではまさかの自分が足を痛めて歩けなくなる事態に。すると彼に甘えたがる息子を上手に諭し、1時間以上も私をおんぶして下りてくれたのです。申し訳ないやら恥ずかしいやら、でも、誠実な優しさにグッときました。

その帰りは息子からの熱烈オファーで、みんなで家でゲーム大会をしました。 夜、息子たちが寝た後に初めて2人きりの時間ができたときに、彼から「お付き合いしてほしい」と真剣に伝えてくれ、とても驚きました。子どものいる私と付き合うということは軽いことではないし、息子たちも会う頻度が増えると期待してしまうから、そういう未来も前提になるんだよ、というような答えをしたと思います。すると真っ直ぐに「その覚悟があるから言っているんです」 と。

それでも考える時間が必要で、東京に持ち帰りました。何回も電話で話し、彼の熱意が変わらないと確信できてから、お付き合いがスタート。その後、一緒の時間を増やすために彼も東京へ戻る? その場合、住む場所どうする? それなら結婚……。 そんな流れで入籍に至りました。

彼と出会うことになる2拠点生活へ踏み切る背中を押してくれた一つに「出会いが巡らないなら、行動範囲を広げてみたら?」というアドバイスがあります。実は私、宿命や星の巡り合わせ的な話が腑に落ちる方で、細々と算命学を勉強中。その師匠がかけてくれたこの言葉は、恋愛、というよりモデルの傍ら続けている食の仕事など、人間関係全般の「出会い」を指していたのですが、あのとき県をまたいでみてよかった。

本来、私は自然に囲まれて過ごす方が 向いている性質なんだそう。心地よいと感じられる場所で、そういえば去年の私は「8」という数字に関連して何かが起こる運勢だったし! そんな巡り合わせやタイミングはあるのだと、これからも前向きに捉えていきたい。ちなみに彼は「家族の応援が幸せにつながる」運勢だそうなので、こちらも心して(笑)。

©曽根将樹
©曽根将樹

2021年1月号では、ぶどう畑を訪れる明希さん親子を取材。今年は養鶏場で畑の一部を借りて、ジャガイモを植えたり、草刈りや卵の収穫のお手伝いもしているそう。

<TOP写真>ブラウス¥20,900(ルフィル/LE PHIL NEWoMan新宿店)スカート¥16,500(ディッキーズ フォー アダム エ ロペ/ジュンカスタマーセンター)チュール¥13,000(ガリャルダガランテ/ガリャルダガランテ 表参道店)ピアス¥58,300(MAAYA)
撮影/渡辺謙太郎 ヘア・メーク/KIKKU スタイリスト/竹村はま子 取材/鍋嶋まどか ※情報は2022年7月号掲載時のものです。

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