ぐっち夫婦 火を使わない!「炊飯器でチキントマト煮込み」
ぐっち夫婦の「悩みごとなんて料理で解決できる!」㊽
SNSの総フォロワー数が100万を超える仲良し夫婦のお料理ユニット@gucci_fuufuが、VERY読者の料理の悩みを“ゆるっと”解決してくれる大好評連載。
第48回目は、フルタイムワークと猛暑でクタクタになって帰宅した後でもできる、お助けレシピです。話題のあの電気調理器!が、なくても、炊飯器のスイッチひとつと、“ある隠し味”で手の込んだ料理みたいに完成させます。暑くて火を使いたくない日にもってこいのレシピです。
<今月のお悩み>
時短で簡単料理のバリエが尽きた…
フルタイム勤務の疲れた私が
帰宅後に作れて手の込んだ料理に見える
魔法のレシピをください!
仕事を持つ2児の母です。フルタイム勤務なので、6時半に帰ってきて大急ぎで晩ごはんの支度をしても、7時を回ってしまいます。子どもたちはお腹が空いたを通り過ぎて、不機嫌すら通り過ぎて、無言でぐったりしていたり。(待てずにお菓子食べちゃったりしてる日も!)
と言っても私が簡単にできるものにはバリエの限界が! 自分で作るとどうしても和風が多くなって子どもたちのテンションも上がりません。たとえば、炊飯器に材料と調味料を入れてスイッチを押すだけで、ちゃんと美味しい!なんていう、魔法みたいな料理はないですか?(43歳・10歳男の子、6歳女の子ママ)
<今回の解決レシピ>
コク&旨味凝縮!
チキントマト煮込みは炊飯器に
おまかせ!お肉はほろほろで
失敗なしの安心レシピです
【材料(2~3人分)】
鶏手羽元…7-8本
酒…大さじ1
塩・こしょう…各少々
茹でブロッコリー…適量
【A】
トマト水煮缶(ホール)…1缶(400g)
固形コンソメ…1個
オニオンフレーク…20g
砂糖…小さじ1/2
【作り方】
①手羽元はキッチンばさみなどで骨と肉の間に切り込みを入れ、炊飯器の中でお肉に酒、塩・こしょう各少々(分量外)を振る。【A】を入れて混ぜ、通常炊飯する。
③塩・こしょうで味をととのえる。
④皿に盛り、ブロッコリーを添える。
【POINT】
炊飯器仕込みのトマト煮込み。手軽に仕上がるポイントは「オニオンフレーク」! オニオンフレークを使うことで、炒め玉ねぎのようなコクとほどよいとろみがつきますよ。暑くて火を使いたくない日にも作ってみてくださいね。
<解決するのは・・・>
ぐっち夫婦
美味しいことはもちろん、20分で完成を目指し、少ない工程で簡単にできちゃう栄養満点のレシピを次々発信するぐっち夫婦は、まさにママの味方!仲良し夫婦のかけ合い料理動画も話題です。ご飯がすすむ一品料理が得意なTatsuyaさんと、栄養士でもありサラダや副菜の引き出しが多いSHINOさん。
Instagramのフィードには、子どもと一緒に作っても楽しそうなデザートや、YoutubeにはBBQレシピも並びます。この長い夏休み、もし時間をもてあますようなことがあったら、ぐっち夫婦をチェックして、レクリエーション気分でお料理したら、次の食事まで完成していた!なんて頼り方もよさそうです♪
そして先日はVERYのインスタライブにもコメントを下さったふたり。スタッフ一同、感激! そんなぐっち夫婦、次号9月号でVERY本誌にも登場予定です!
<今回のゆるっとアンサー>
オニオンフレークがポイント!
しっかり煮込んだような
チキンのトマト煮の完成
子どものお手伝いレシピにも◎
妻:フルタイム勤務して、帰ってきてからすぐにごはんの支度…大変だよね。
夫:お子さんも待っているし、時間がない中で何品も作るのは本当に大変!
妻:今回は炊飯器レシピ。準備したらほったらかしでできてるのがいいよね。
夫:毎日暑くてなるべく火を使いたくないから、夏にぴったりだよね。
妻:今回は手羽元のトマト煮込みなんだけど、「オニオンフレーク」がポイント! コクとほどよいとろみがつくんだよね。
夫:入れるだけで味に深みが出るから、試してみてほしいね!
<ライターワタナベが作ってみた!>
お肉がホロッホロで、一口食べたらツルンと骨だけ残ります。
この日はまさにバタバタな一日で、帰りにヨロヨロとベーカリーに寄ってパンを買って帰宅。
手羽元が6本入りしか売ってなかったこともあり、味が濃くなってしまうかな?と懸念して、冷蔵庫にあった茄子とズッキーニを一緒に投入しました。子どもたちに宿題をさせ、洗濯を取り込み、お風呂を沸かしたりしていたら、あっという間に「ピピピ!」と完成音が☆ パンだけではちょっと心もとない夕食が、パッと彩りが出て、このためにパンを用意したかのようなテーブルに。
濃厚でとっても美味しいトマトソースが少し余ったので、後日ラビオリと和えたらこれがまた美味で!これからトマトソースは炊飯器で作ること、玉ねぎのみじん切りはやめて、オニオンフレークを活用することを心に決めました。
(ブロッコリーは買っておいたのに、茹でるのを忘れてバジルでごまかしました・・・)
この企画を担当しているライター・ワタナベは7歳女の子・5歳と1歳の男の子のママ+食にこだわりを持つ夫と湘南住まい、5人暮らし。
ついに長い長い夏休みに突入です。ようやく帰省や旅行、お友達との思い出が増やせると思ったのに、出鼻を挫かれたような気分の方も多いのではないでしょうか。我が家は長女がはじめての小学校の夏休み。宿題や作品コンクール募集リスト、朝顔の観察シートなどどっさり持って帰ってきて、「みてみてー!こんなにあるんだよー!いいでしょうー!」とうれしそうに見せてくれました。(まだ夏休みの宿題の苦しみを知らないなんて、幸せな子・・・)年中の息子もはじめての”お手伝いカード”を自慢気に、「みてみて!毎日お手伝いしてシール貼るんだよ!」とうれしそう。(我が子よ、今日の気持ち、最終日まで忘れないで)と思わずにはいられません。
撮影/須藤敬一(ぐっち夫婦) 取材・文/渡邊里衛 編集/井上智明
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