【妻たちの本音座談会】リモート勤務が続く夫にモヤモヤが募る妻たちの声、続々!
夫が家にいることで家事が増え、息抜きできないうえに気も遣う日々で妻たちのストレスは今、限界。でも、この日々は続くかも…だから今、あらゆる角度から生活と夫婦関係を見直す必要があるのです。
◇ 読者100人に緊急アンケート!
◇ リモート夫にモヤモヤが募る妻たちの声、続々!
- 子どもを送り出した後の ひとり時間、ささやかな楽しみだったドラマ観賞になかなか集中できない! 菅原恭子さん(41歳)会社員
- 大声でリモート会議しているのが隣の部屋まで聞こえて、とにかくうるさい。我が物顔でしゃべっているのが鼻につく! 山中亜美さん(38歳)主婦
- 朝5時半に起きて、子どものお弁当から夫の食事作りまでご飯炊きも揚げ物も2回して......。何だか虚しくなる 中井 結さん(43歳)主婦
- 「会議中、子どもの声は厳禁」と言うけれど、家なのだから子どもの声が多少聞こえるのは当たり前。何が悪いの! 香取麻衣さん(44歳) 主婦
◇ 妻たちの本音座談会
読者の3人は初対面にもかかわらず「リモート夫に“モヤモヤ„」という共通点に即、意気投合!
小1と2歳の子どものママ。総合商社勤務の夫は、最近出社日が増えて週2日在宅に。海外出張がなくなりコロナ以前とは生活が一変。
週3回リモートの夫と2人暮らし。仕事柄、家に籠って細かい作業をするので、夫に近くにいられると集中できず、モヤモヤ。
ITコンサル勤務の夫の完全リモート生活は3年目に突入。子どもの送迎時でさえヘッドセットをつけて仕事をする激務の夫が少し心配。
外資系企業に勤める夫はフルリモート。今は日中夫がいるストレスより、快く育児のサポートをしてくれることへの感謝の気持ちの方が強い。
音楽クリエイターの夫がコロナを機に事務所を自宅に移して以来、98%外食だった夫のご飯を今は3食作るというまさかの展開に。
〜 リモート夫に対する一番の悩みは、「お昼ゴハン」問題!
Kさん(以下敬称略)
夫がリモートになってから、我が家は朝からご飯を3合炊くんです。もう、お米の減りが速くて大変!
松葉
Kさんのご主人は、確か商社にお勤めでしたよね。うちの夫はIT関係で、週5日リモート。夫の様子を見ていると、コロナ収束後もこの生活が続きそうな予感で……。
T
うちの夫もフルリモートです。夫は音楽クリエイターですが、98%外食だった人が、今や100%家で食べるようになって……。
城本
業種問わずリモート化が進んでいるんですね。夫は製造業で週3日程度リモートですが、やっぱり一番の悩みはゴハン問題です。
K
そう、3食作って一日が終わっちゃう……。お昼だけは、主婦の自由時間だったのに!
城本
朝ギリギリまで寝ている夫に朝食作って「時間よ」って起こして、お昼を作って。「私はオカンか!」と突っ込みたくなります(笑)。
羽生田
うちの夫は、コンサルタントの仕事をしていてフルリモートだけど、お昼はそれぞれ自由に、ということにしています。じゃないと、精神的にもたない(笑)。お取り寄せをストックしたり、多少気は使ってますけど。
T
我が家は夫婦でお取り寄せしたご当地ラーメンにハマってます。
城本
最近では、たまに近所のレストランに散歩がてらランチに行くようになりました。手間がないし、デート気分でちょっと新鮮。
T
確かに、そうやって気分転換するのは、大事ですよね。実は以前、環境の変化についていけず、私自身鬱っぽくなって、しばらく頭痛が続いたんです。
羽生田
それは大変でしたね。うちは、夫が精神的に不安定になって、子どもたちを学校へ送り出した後、夫婦でランニングを始めました。
松葉
妻の私たちも大変だけど、家に籠りきりで仕事をしている夫も、きっと想像以上に大変なんですよね。
〜 時には女優になりきって夫を褒めて、役割分担でリモート生活を居心地良く!
K
それにしても、主婦のゴールデンタイムだった9時~14時に夫が家にいるのは、なんだか息苦しくて……。
羽生田
私は、夫が休憩でたまにリビングに来るから、推しの動画を大画面で観るのを自粛中で。何だか気が抜けないですよね。
Y
子どもが邪魔しないように常に気をつけなくちゃならなくて、案外それもストレス。
城本
私は夫が仕事をする日中は外での用事を済ませて、夫がまだ寝ている早朝や夜遅くに集中して自分の仕事をしています。
T
確かに、顔を合わせることがなければ、ケンカにもならないですものね。
松葉
私の場合は、夫が家にいてくれて助かることも多くて。娘2人がまだ小学校低学年なので、仕事に出るのも夫が家にいると安心。私がこうやってライターの仕事ができるのも、夫のおかげ。ちょっと感謝してます。
羽生田
うちも子どもの送迎は夫が担当。子どもとのコミュニケーションがとれていいし。
K
そういえば最近、夫にホームベーカリーでパンを焼く係を頼んだら、すっかりハマったようで。「朝ゴハン担当」と張り切ってます。
城本
彼が淹れてくれたコーヒーを「美味しい」と言ったら、時どき淹れてくれるようになった(笑)。それで、今、夫婦で一緒に美味しいコーヒー豆を探すのが楽しみになっています。
T
大袈裟に「すごい!」と夫を褒めて、妻は時折女優になることが大事なのかも(笑)。
松葉
マイナス点だけを数えるのでなく、これからも続く新しい日常に、夫婦で一つ一つ良いところを見つけられたらいいですね!
撮影/西崎博哉(MOUSTACHE) 沼尾翔平〈座談会〉 取材/奥村千草、松葉恵里 ※情報は2022年6月号掲載時のものです。
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