【認知症対策に!】最新健脳ケアニュースBEST3
日本人の寿命が延びるとともに、重要視される健康寿命。歳を重ねても体も脳も健康でいたいけれど、まだまだ解明されていない部分が多いのが脳の機能です。だからこそ最新情報をチェックして!いつまでも健康な脳でいるために有益なニュースが日々更新されています。
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【健脳ケア】続々登場している認知機能対策サプリを試す
サプリのみで予防できるほど認知症は単純な病気ではないが、国際評価機構、アルツフォーラム、サプリ部門に掲載されているメモリー ビフィズスはじめ、様々な商品が登場。上右から時計まわりに:脳活セブンアミノ 60本入り ¥9,720(AJINOMOTO)、オメガエイド 180粒入り ¥6,480<編集部調べ>(サントリーウエルネス)、ノンアルツ Bee 90球入り ¥8,640<編集部調べ>(山田養蜂場)、メモリービフィズス記憶対策サプリ ¥5,400<編集部調べ>(森永乳業)
【健脳ケア】未病の段階からケアできる施設で脳の健康寿命を延ばす
先制医療の見地から認知症の早期発見、予防に取り組む「アルツクリニック東京」が主体。認知症発症以前の未病の段階での発症、進行の予防を個別プログラムで支援するという日本初の新しい試みを行うカフェ。心理学専攻の学生との交流や認知トレーニング、精神科専門医への相談、ストレッチ体操や音楽健康セッション、絵画など様々なプログラムに参加することで健康な脳を長く維持することを多方面からサポートする。早期発見を早期絶望にしないために、薬剤治療だけでなく患者や家族の精神的な支えの場となることを目指している。今後は全国各地とオンラインで繋いで場を共有する展開も計画中。
東京都新宿区左門町20 月曜日〜金曜日(予約不要)10:00〜12:30/14:00〜16:30 ¥1,500(2時間)アルツクリニックPETラボ ☎070-1067-3512 alz.tokyo/kennocafe
【最新ニュース】米国FDAで新薬が承認され病気の進行を抑えることが可能に!
アルツハイマー型認知症は「アミロイドβ」が脳内に溜まることにより、神経細胞が壊されることが原因とされていますが、そのアミロイドβを取り除く効果が臨床実験で認められ、FDA(アメリカ食品医薬品局)は2021年に新薬「アデュカヌマブ」を承認。アルツハイマー治療薬としては2003年以来18年ぶりの新薬登場。病気の進行を抑える画期的な効果も期待される初の薬は、今後の認知症治療の進展の礎となりそうで期待がもたれています。
2022年『美ST』6月号掲載 撮影/中西真基 取材/森島千鶴子 編集/小澤博子