【一生ボケない】物忘れチェックリスト10で健脳キープ

最近なんだか物忘れがひどく、とっさに言葉が思いつかず検索ばかりして携帯が手放せず、長時間スマホを見てしまう…。そんな人は要注意!脳を使わないと物忘れが進行してしまうかも!?便利な道具の域を超えて「スマホ脳」にならないように、いつまでも〝健脳〟でいるために、まずは自分の物忘れ度をチェック!

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まず自分の状態を「知る」。自覚的物忘れチェックリスト

□ 友人や同僚など身近な人の名前をすぐに思い出せないことがある

□ スマホや鍵などをどこに置いたか忘れて探し回ることが多い

□ 何のために席を立ったのか忘れてしまう

□ 同じことを何度も聞き返すことが多くなった

□ 以前買ったものと同じものを買ってしまうことがある

□ 新しいことを計画したり始めたりするのが億劫になってきた

□ 言おうとしている言葉がすぐに出てこなくて、あれ、それ、などが多くなった

□ 大好きだった趣味に興味が持てなくなってきた

□ 以前はしなかったうっかりミスが増えた

□ 新しい家電などの使い方が覚えられなくなった

→一つでもチェックが入ったら生活改善を!

老若男女1人1台スマホ時代で、脳との関係も話題に!

現代人は1日平均2,600回スマホに触り、10分に1回手に取っている!昨年世界中で話題となった脳科学者によるベストセラー。スマホなどの デジタルデバイス依存が集中力や記憶力の低下、不眠などを引き起こす可能性も指摘。デジタル化の未来に警鐘を鳴らした。『スマホ脳』アンデュ・ハンセン著 久山葉子訳(新潮新書刊)

40代の今から生活を見直せば健脳キープが可能

認知症の代表的な症状として物忘れがありますが、それが単なる老化によるものなのか、病的なものなのかは判断が難しいもの。そこで着目すべきは〝変化〞です。元々の自分の性格とは異なる、これまでとは違う〝変化〞があるか、さらにその〝変化〞の頻度や程度、他への広がりにも注意することが肝心なのです。また、更年期の女性にありがちな鬱々とした気分は長引かせないことが認知症の予防にも大切です。アルツハイマー型認知症は、早期発見して治療を始めれば発症や進行を遅らせることができるし、最先端の治療や薬の研究も進んでいますから恐れるには足りません。認知症だけでなく、病気を完全に予防することは不可能だからこそ、発症や進行を遅らせることに注力すべきなのです。健康な体の寿命と同じだけ脳の健康寿命を延ばし、幸せな人生を謳歌してほしいと思います。

お話を伺ったのは……

’84年順天堂大学大学院修了、順天堂大学大学院精神・行動学教授を経て'19年より現職。専門は老年精神医学。日本で唯一の「若年性アルツハイマー病専門外来」や「健脳カフェ」を開設するなど、認知症予防、治療の第一人者。

アルツクリニック東京院長 新井平伊先生

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美ST