朝、起きた瞬間疲れてない?【朝バテ】チェックリスト&対処法
睡眠で前日の疲れを解消できず、朝起きた瞬間から疲労感を感じてしまう「朝バテ」。美ST世代の8割以上が、自分の眠りの質が良くないと感じているというデータも。あなたもチェックリストで確認してみて。
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起きたばかりなのに疲れてる……そんな「朝バテ」あなたはしていませんか?
睡眠時間をきちんととってもすっきり目覚めることができず、「なんだか眠い」「布団から出られない」などの疲労感を感じるのが「朝バテ」。美ST世代の朝バテは更年期と関係していることも多く、スルーできません。朝すっきり目覚めるためには睡眠時だけではなく、一日を通しての対策が必要。更年期でゆらぎがちな自律神経を安定させて、生活のリズムを整えることが大切です。適度な運動で、ほどよい疲れを感じつつ、それをリセットさせることがポイントになってきます。
▼こんな人は朝バテさん!
☑︎ 起きたときがいちばん疲れている
☑︎ だるさでなかなか起き上がれない
☑︎ 起床時、背中など体の痛みやコリを感じる
☑︎ 目覚ましが鳴ってもまだまだ眠い
☑︎ 夜中に必ず目が覚める
▼朝すっきりさんはこんなことに気をつけている!
☑︎ 疲れたら運動より休む!
☑︎ 一日を通して適度な水分を摂る
☑︎ 朝の室温を調整している
☑︎ 熱いお風呂に入らない
☑︎ 座りっぱなしはせず、1時間に1回は歩く
ポイントは自律神経。しっかりリズムを整えて朝バテの解消を
美ST世代と睡眠は更年期症状が深く関わっています。更年期症状が進むと、女性ホルモンの分泌が低下し、自律神経に負担がかかり体を調節する機能が弱くなってきます。これによって、睡眠のリズムが悪くなり熟睡感が得られず、疲れが翌朝まで残ってしまうという状態=朝バテを感じる人が多くなるのです。解消法としては疲れた時はしっかり休息をとり、ウォーキングなど適度な運動を心がけ、血流を安定させて脳に酸素と栄養を安定して届けるようにすることが大切です。加齢による喉の筋肉や肺活量の低下により寝息がいびきに変わり、睡眠中に空気を吸い込む量が少なくなることで脳が酸素不足になることもあります。アプリを取り入れチェックしてみてください。
大阪大学大学院研究科終了。2003年より産学官連携「疲労定量化及び抗疲労食薬開発プロジェクト」統括責任者。睡眠と疲労、脳についての研究で知られる。著書多数。
自分でいびきチェックができるアプリがあります
無料アプリの「熟睡アラーム」は眠りと目覚めをサポートして、睡眠といびきを可視化してくれる睡眠計測アプリ。デバイスのマイクを使って、いびきを録音して起床時間に対するいびきの時間(いびき率)や最大音量などを計測可能。
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