しっかりアイラインはNG! 【40代の老けまぶた】を解消するアイメーク術

年齢を重ねるとともに、以前はできていたメイクが次第にできなくなることに気づくことも。アイシャドウが乗らない!と思ったら、それはまぶたが老けたせいかも。ヘア・メークの佐藤エイコさんに、メリハリのある目元を作るコツを教えてもらいました。

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上のNGアイメークは、しじみ化した目を大きく見せるためしっかりアイラインを引き、ブラウンシャドウを二重幅にのせた目元。読者の実践している平均的アイメークを再現しました。目力は強いが若いころと同じアイテムとやり方の目力アイメークだとNOT若見え&キツい印象に。エイジングケアファーストのアイテムと使い方で若々しく好印象な目元に変わります。

雑誌、広告で活躍するトップアーティスト。女優からの信頼も厚い。美ST世代のため、私たちの悩みを的確に解消しつつ、トレンド感のあるメークを提案してくれます。

教えてくれたのは……ヘア・メークアップアーティスト 佐藤エイコさん

1:メークは基礎固めが大事。アイベースでまぶたをフラットに

小ジワ、色ムラをなめらかに整えてくれる、専用アイベースを取り入れて。まぶたがフラットに整うと、後からのせるシャドウやラインが密着。発色がよくなり、崩れにくくなります。左・ケイト ザ アイカラーベース 001 ¥715〈編集部調べ〉(カネボウ化粧品)右・ルナソル アイリッドベース(N) 02 ¥3,080(カネボウ化粧品)

\塗り方は?/

指先にアイベースを取ったら、まずは手の甲にのせます。指先で量を調節しつつ、少量ずつアイホール(図の範囲)に塗り広げます。ムラにならないように、薄く均一に伸ばしましょう。

2:しっとりと馴染み陰影を演出する暖色クリームシャドウを

アイホールに柔らかな陰影がつくことでメリハリが出て、パールがハリ感を演出します。レッドブラウンならくすまずに立体感をプラス。左・まぶたの立体感を自然に強調。 &be クリームアイシャドウ バーガンディブラウン ¥2,200(Clue)右・繊細なパールのレッドブラウン。ザ アイシャドウ クリーム 111C ¥2,200※4/22数量限定発売(ADDICTION BEAUTY)

\塗り方は?/

実は塗る場所が大事。目尻まで幅広くなってしまうと、こめかみ側がこけ、貧相な印象に。抜け感を演出するためにも目尻側は避け、眉頭下からまぶた中央にかけ楕円形に塗ります。

3:欲しいのは影よりも血色感赤みブラウンのパレットを指名買い

赤み入りのブラウンなら崩れても汚くならないのもメリット。赤みカラーが入った「血色パレット」は新作でも豊富。左・甘すぎない血色カラーで旬な目元に。 シグニチャー カラー アイズ116 ¥7,700 ※5/13数量限定発売(SUQQU)、右上・輝くシマー、仕込みのベース、ポイントカラーを揃えた8色パレット。 カラー フリップ 01 ¥11,220(ヴァレンティノ ビューティ)、右下・暖かみのあるブラウンパレット。 サンク クルール クチュール〈ディオリビエラ〉 479 ¥8,580 ※5/6数量限定発売(パルファン・クリスチャン・ディオール)

上下まぶたに赤みカラー+締め色をライン状に+目頭ハイライトの3STEPが基本形

上まぶたのアイホール、下まぶた全体に赤みの入ったカラー(AとB)をのせ、じんわりと血色で目が拡大しているように見せます。上まぶたのキワには締め色(D)を引き、目頭にハイライトカラー(C)をオン。メリハリが利きながら抜け感もある、若々しいアイメークが完成。

メークが苦手な人ほどブラシを使ってみて

ブラシの形でメークの完成度が上がります。キワに締め色を塗るときは斜めカットの細平筆(左)、まぶた全体を塗るときは平筆(右)が最適。左・小回りが利く。RMK ライナーブラシ B ¥2,750(RMK Division)、右・粉含みがいい。フェイス ブラシ S ¥3,960(THREE)

\ブラシ使いのPoint/

指ではなく、均一にアイシャドウをのせやすい平筆を用意して。アイホールに塗るときは筆先を寝かせ、下まぶたは先端を使って馴染ませていくとうまくいきます。

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美ST