ぐっち夫婦 「子どもと一緒に作ろう!餃子パーティ!」
ぐっち夫婦の「悩みごとなんて料理で解決できる!」㊹
SNSの総フォロワー数が100万を超える仲良し夫婦のお料理ユニット@gucci_fuufuが、VERY読者の料理の悩みを“ゆるっと”解決してくれる大好評連載。
第44回目は、料理に興味を持ち始めた小学生のお子様を持つお母様からのリクエスト。「休日の朝や、ママが体調が悪いとき、子どもたちがごはんを作ってくれて感動した!」なんて話を聞いて、いつか我が子も…なんて遠い目をしている方も多いのではないでしょうか。パパも料理ができたらなぁと願うより、子どもが料理ができるように育てるほうが早いかもしれません!
<今月のお悩み>
お料理に興味をもっている
小学1年生の子どもに
楽しいレシピでもっと
料理好きになってもらいたい!
娘がこの春から小学生に。少しずつ一緒にキッチンに立つ時間も増やしたいな(あわよくば、大きくなったら料理を楽しんで作ってくれるようになったらいいな)なんて思っています。先日のレンジでカレーのように、危険が少なく、小学1年生でも作れるお料理があったら知りたいです。娘はお菓子作りや工作が大好きなんです。(37歳・6歳女の子、3歳男の子ママ)
<今回の解決レシピ>
ハサミでチョキチョキ
お肉とコネコネしたら
あとは自由創作時間!
工作気分で餃子作り♪
<料理が好きになる自由型焼き餃子二種>
【材料(作りやすい分量)】
餃子の皮…20枚
豚ひき肉…200g
ニラ…2本
コーン…適量
ごま油…適量
お好みのたれ…適量
【A】
しょうゆ…小さじ1
すりおろししょうが…小さじ1/2
塩…小さじ1/4
こしょう…少々
【作り方】
➁ゴムベラなどでよく混ぜる。
③餃子の皮でお好みの形に包む。
<キャンディ型餃子>
餃子の皮のふちに水をつけ、少量の肉だねをのせ、上下を包む。
裏返して、ひだを作るように折る。
<花型餃子>
餃子の皮のふちに水をつけ、ひだをつくるように皮を寄せ集める。
中央にコーンをのせる。
➃フライパンにごま油を中火で熱し、餃子を焼く。焼き色がついたら、水(適量)を入れてふたをし、4-5分蒸し焼きにする。最後にふたを取り、水けを飛ばす。
⑤お好みのたれにつけて召し上がれ。
【おまけレシピ】
「余った餃子の皮で!バナナシュガーバターピザ」
【材料(作りやすい分量)】
餃子の皮…6枚
バナナ…1本
シナモン…適量
グラニュー糖…適量
バター…5g
【作り方】
①バナナを5mm幅に切る。(皮の上で切るとまな板が汚れないですよ)
➁餃子の皮にバナナをのせ、シナモン、グラニュー糖、6等分にカットしたバターをのせる。
③トースターで焼き色がつくまで焼く。
【POINT】
作るのも食べるのもお子さんと一緒に楽しめる、形が可愛い餃子です。ホットプレートで焼いてもOKなので、みんなで包んで食卓で焼いても◎! 好きな形に包んで楽しんでくださいね。
<解決するのは…>
ぐっち夫婦
美味しいことはもちろん、20分で完成を目指し、少ない工程で簡単にできちゃう栄養満点のレシピを次々発信するぐっち夫婦は、まさにママの味方! なかよし夫婦のかけ合い料理動画も話題です。ごはんがすすむ一品料理が得意なTatsuyaさんと、栄養士でもありサラダや副菜の引き出しが多いSHINOさん。
今年も夏野菜の季節が近づいてきました。ぐっち夫婦といえば「たたききゅうり」といっても過言ではないくらい、バリエーションの多さに見てるだけでもワクワクします。包丁を使わず、「たたいて、ちぎって、和えて完成!」の簡単レシピで、これぞ子ども料理のレパートリーにぴったりです。この夏はぐっち夫婦のたたききゅうりをマスターして、日々の副菜や、キャンプのおつまみなど、困ったときの一品を悩まずあっさり完成させましょう。
<今回のゆるっとアンサー>
おうち餃子の包み方に
正解はなし!
好きに楽しく包んで可愛く♪
余った皮でスイーツもいかが?
夫:娘さんと一緒に料理なんて楽しそうだね!
妻:お母さんと作った料理はさらにおいしく感じるよね。
夫:今回は餃子だね! 形が特徴的!
妻:小さい子でも包みやすくて可愛い見た目にしてみたよ。お菓子作りや工作が好きなお子さんなら、その延長で楽しんでもらえそう!
夫:香味野菜なども少なめにしているし、ニラもキッチンバサミで切ればお子さんでも作れるね。
妻:お子さんが食べやすくて作りやすいレシピにしてみたよ。余った皮で作るスイーツピザも簡単でおいしいから試してほしいな!
<ライターワタナベが作ってみた!>
餃子ってちょっと面倒なイメージがあったけど、キャベツや白菜のみじん切りの手間が省けて、包むところを子どもに外注できたら、なんてラクチンなんでしょう! お肉感たっぷりの満足度高い餃子ができあがりました。子どもたちもとっても楽しかったようで、1週間で2回も作ってくれました。黙々と集中して作ってくれている間に、私は前菜やスープを作り終え、30分ほどで立派な夕食に。子どもたちが作ってくれたと思うと、より一層美味しく感じて、不恰好さも愛おしく、夕食の笑顔も増しました。
いつも余りがちで、冷凍庫に少しずつストックしてあった皮をスイーツに!バナナの皮をまな板代わりにするなんて、目から鱗でした。「チョコもかけたら?ナッツもパラパラする?」とノリノリで参戦してくれて、休日の朝ごはんにもぴったりでした。お友達が来たときのおやつなどにも良さそうです。シナモンの香りがたまらなく、リンゴのスライスなんかも絶対美味しい!と確信しました。
この企画を担当しているライター・ワタナベは7歳女の子・5歳と1歳の男の子のママ+食にこだわりを持つ夫と湘南住まい、5人暮らし。
我が家も長女がこの春1年生に。今までは3人ともに手がかかって大変!と思っていましたが(今も充分手がかかりますが…)時々長女が末っ子のお世話をしてくれるようになり、長男が私を気遣ってくれたりなんかすると、少―しずつではありますが、ピークは越えつつある?!なんて感じることも。「家事も育児も私ばっかり・・・」なんて思っていた日が、いつしか子どもたちが少しずつ家事を手伝ってくれるようになって、この子たちに助けられる日が来るのかな・・・?なんて理想の光景を妄想してニヤリとしてしまいました。そんな日を夢見て、ゲームやおままごと感覚でやってくれるうちに、いろいろ伝授しておこうと思います。
取材・文/渡邉里衛 編集/井上智明
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