男女の友情が成立するパターンを解説|男友達を好きになったらどうすべき?|bis
「男女の友情は成立するのかどうか」という話題では、成立する派としない派で意見が大きく割れますが、すべては男性と女性の気持ち次第です。
どちらか一方が「成立しない」と思えば、同性の友達のような関係は築けない可能性が高いでしょう。
そこで今回は、男女の友情が成立する・しないパターンと、男友達を好きになったら知っておきたいことを紹介します。
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男女の友情が成立するパターン
どちらか一方でも「成立しない」「異性というだけで、少しでも意識をする」と思っている時点で、男女間での友情は築けません。
そのため、男女の友情が成立するパターンは少ないでしょう。具体的には、どのようなケースで友情が成立するのでしょうか。
お互いが純粋に友達だと思っている
男女の友情は、お互いが純粋に友達だと思っており、どれだけ仲よしでも恋人になることはないと思っていれば成立します。
「何かきっかけがあれば、異性として見てしまうかも」と思っている時点で、すでに異性だと認識をしているのです。
何があっても友達のままと言い切れて、相手に面と向かって言えるなら、このまま何年経っても友達のままでしょう。
異性としてタイプではない
人としては好きだがタイプではないというように、性別の違いを意識せず、友情を築ける人もいます。
本音が言い合える、素を見せても引かれないなど、ありのままでいられることが友達として居心地がいいのかもしれません。
本当に「好きになることはない」と割り切っているなら、年齢を重ねてお互いが別の人と結婚をしても、友達としての関係が続きそうです。
男女の友情が成立しないパターン
人それぞれ友情や愛情、異性との線引きが異なるため、男女の友情は成立しないと思っている人は多いでしょう。
表向きには「異性と友達になれる」と言っていても、状況次第では恋愛感情を抱く可能性もあります。
ここでは、男女の友情が成立しない4つのパターンを紹介します。
一方が「男女の友情は成立しない」と思っている
あなたは男性と純粋な友達になれると思っていても、男性が「女性は異性にしか見られない」と思うなら友情は成立しません。
ふたりが「男女の友情は成立する」と認識が合っていなければ、どれだけ一方が友情をアピールしても成り立たないのです。
友達だからと近い距離感で接すると、相手を勘違いさせてしまうだけ。一緒にいづらくなり、心の距離感ができるかもしれません。
少しでも異性として意識した
これまでまったく異性として見ていなかったのに、何かをきっかけにキュンとしたなど意識をしたのなら、今後友情は成立しないかもしれません。
一度でも友達を異性だと意識をすると、恋愛に関する想像をしてしまい、顔を見ると恥ずかしくなるなど、今までどおりでいられないのです。
異性だと思えば、純粋な友情ではなくなります。しかし、この先お互いが恋愛感情を抱いて、恋人になる可能性はゼロではないため、無理に距離を置く必要はないでしょう。
男友達に恋人や好きな人ができて動揺した
男友達の恋愛で動揺や嫉妬をしたのなら、あなたは彼を異性として見ているでしょう。
純粋に友達だと思っているのなら、恋愛を応援する、恋人ができたことを喜ぶなど、ポジティブな反応をするはずです。
・理由はわからないが、モヤモヤした
・素直に恋愛を応援できない
・彼女より私のほうが彼を理解している
このような気持ちが少しでも湧いたなら、心のどこかで恋愛感情を抑えて友情だと思おうとしていたのかもしれません。
相手に下心がある
口では「付き合う気はない」「タイプではない」と言いつつも、下心を抱いているのなら男女の友情は成立しないでしょう。
友達だと思って心を許していたのに「友達だと思っていたのに、いやらしさを感じた」など、ショックなできごとがあるかもしれません。
特に付き合いの短い異性の場合、本音や人間性がわかりづらく、表面上の言葉に惑わされないようにしてくださいね。
男友達を好きになったらどうすればいい?
友情が恋愛へ発展することは、悪いとはいえません。本気で恋をがんばりたいなら、思い切ってアプローチをしてもよいでしょう。
ただ、恋愛感情を出すと純粋な友情ではなくなり、友達付き合いができなくなる可能性には注意をしましょう。
思い切って告白をすると本音がわかる
「今すぐ彼の本音が知りたい」「長くモヤモヤするのは嫌」という人は、思い切って告白をしてもよいでしょう。
すでに友達としての関係は築けているため、出会ったばかりのように親しくなる努力や駆け引きは必要なく、告白はしやすいはずです。
さりげなく脈ありサインを見せてアプローチする
「チャンスがあれば告白をしたい」と思う人は、脈ありサインを見せつつ彼がドキドキするかを見極めてみましょう。
あなたの脈ありサインに彼がいつもと違う反応を見せたのなら、友達以上の感情を抱いているかも。
彼があなたに対して、純粋な友達としか思っていないのなら、特別な反応はないでしょう。グイグイとアプローチをするのではなく、相手の反応を探って恋愛関係になれそうかを判断してみてください。
いつもとは違う雰囲気で接する
「友情を壊すことは避けたい」と思う人は、焦らず慎重に恋愛を進めていきましょう。
たとえば、男性ウケを意識した服装で会う、ヘアスタイルやメイクの変化を見せて、いつもとは違う自分をアピールすることもひとつの手段です。
スキンシップや目をじっと見つめるといった行動は、大胆な脈ありサインです。友情を壊したくないのなら、脈ありサインより控えめの言動にとどめておきましょう。
男女の友情を築くポイント
異性の友達は、自分にはない思考や視野をもっていることもあり、頼りになる存在です。
女性だけではなく男性の友達をつくりたい人は、純粋な男女の友情を築くためのポイントをチェックしてみてください。
ほどよい距離感を保つ
心身の距離感が近すぎると、友達だと思っている相手でも、異性だと認識するきっかけができるかもしれません。
「好きになることは絶対にありえない!」と思うならよいですが、少しでも友達を異性だと意識すると、今後友達として見られなくなる可能性もあるのです。
友達として見られなくならないためにも、ほどよい距離感を保ちながら、同性の友達と同じ感覚で接するとよいでしょう。
ベストな距離感は、つかず離れず、しかしいざというときは頼りになる、損得勘定なしでいられる相手です。
相手を試す言動はしない
冗談であっても、男友達に対して、女性だと意識させるような言動はしないようにしましょう。
たとえば「自分を女として見ているかも」と思い、わざとドキドキさせて反応を探る試し行為です。
相手を試す行為は、人間関係を壊しかねません。友情にひびが入る可能性もあるため、信頼を失うことはしないでくださいね。
がさつになればよいわけではない
がさつとは、落ち着きがなく、品がない言動です。食べ方や話し方の所作が雑な人に見られます。
男友達から異性として見られたくない、気を遣わせたくない心理から、がさつであればよいと考える人がいるかもしれません。
がさつであれば、男性は「恋人にしたい」と感じづらいかもしれません。しかし、女友達としても一緒にいづらいと感じる人もいるはずです。
男友達をつくることだけにこだわるのではなく、同性の友達や兄妹と同じ感覚で、素の自分でいられる人と親しくなりましょう。
男女の友情はお互いの気持ち次第で成立する
男女の友情は、お互いの認識が一致していれば成立します。
また、男友達を好きになる人もいるでしょう。友達を異性だと意識しはじめたら、友情と愛情のどちらを優先するか、考えなければならないときがくるかもしれません。
恋愛の本気度、周囲の人間関係を見極めつつ、あなたにとってベストな選択をしてくださいね。
Text_Ayumi