【Mart春号】「来てよかった」と思える理由があるファミリーキャンプ【1】牧野紗弥さん

チームワークが必要なキャンプこそ、そのときの家族の距離感が如実に表れるものかもしれません。経験者として知られる素敵なあの人にご自身のキャンプスタイルについて教えてもらいました。

自分が頑張らなくても子どもが夢中になって楽しんでいるから、見守るスタンスが基本です

キャンプ歴5年。初めてのキャンプで子どもたちの生き生きとした表情を目の当たりにしてから、魅力にすっかりハマってしまったという牧野さん。「遊ぶものが何もなくても子どもって夢中になれるんですよね。自然のなかで遊ぶ彼らは本当に楽しそうで、そういう二次元にはないリアルな場所を与えてあげるのも親の役割かなと思いました。日常だと、自分が頑張って楽しませないと!と思いますが、自然のなかではその必要がないのを実感。キャンプは、何よりも子どもたちが楽しめることを目的として、アクティビティや周辺で観光できるエリアを選んだり、イベント時を選んでハロウィンの仮装をしたり、キャンプスタイルも成長とともに変化させてきました。最近では、みんなの週末の予定を合わせるのが難しくて、父子だけ、母子だけで行くこともあり、改めて、子どもと一緒になって遊べる時間は貴重だなと思います。子どもたちの成長とともにこの先もスタイルを変えて、まだまだ楽しむつもりです」。

アウター¥35,970、スウェット¥12,100、パンツ¥14,300(すべてザ・ノース・フェイス/ゴールドウインカスタマーサービスセンター)ネックレス¥8,910(ドーダーズジュエリー/ドーターズジュエリーオンラインショップ)

混ぜるだけ、煮込むだけ!料理は「手間なく美味しい」を追求

キャンプに欠かせないみんなが大好きなディップ。牧野さんがよくつくるというメニューを再現しました。(上)アボカド1個を好みの硬さに潰し、レモン汁と混ぜ合わせるだけ。(下)クリームチーズとサワークリームを1:1で混ぜれば完成。

撮影/福本和洋<TAKMI> スタイリング/近藤和貴子 ヘア・メーク/加藤恵 モデル/牧野紗弥 ライター/沖野紫穂 編集/松田睦美