【着付け師さん探しはアプリが便利】“入園・入学式は着物”派の上手くいくコツ

ハレの日で挑戦してみたいという人も多い「着物」。一方で当日のバタバタを想像して尻込みしてしまうママも。昨年の卒園・入学式に着物で出席した先輩ママに、当日のスケジュールと成功のポイントを聞きました!

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アプリで着付け師さんを自宅に呼んだことが成功の鍵!

佐々木 唯さん(7歳&4歳男の子のママ)

着物で出席しようと思い立ったのは、入学式の1カ月くらい前。コロナ禍で式の時間が短いこともあり、着物着用の負担が軽いと思ったのも一因でした。当初はレンタルを考えていたけれど、思ったような柄がなく母の着物を借りることに。着付けは「くらしのマーケット」というアプリで、エリアを入れて来られる方を探しましたが1カ月前から探すのは大変。もう少し前からが正解だったかも。数人に当たり、価格と技術を信頼できる方に依頼、密に連絡をとって当日の流れなどを確認、不安を予め解消。ちなみに着付け代は9000円でした。

当日着物だったのは3人程度でしたが、息子が喜んでくれたのが一番の思い出。また、着物を着るだけで、これからこの学校でがんばろうという気持ちになれて自分の気持ちのスイッチを押せたのもよかったです。下の子のときもまた着たいと思ってます。

◉入学式当日のスケジュール

5:30 起床 家族のご飯を用意
自分でヘア&メイク

6:10 着付け師さん到着
子ども起床
子どもがご飯を食べている間に着付け開始

6:40 身支度終了
子ども着替え

7:30 タクシーを呼んで出発

7:45 途中で祖母宅に。下の子を預ける

7:55 予定より30分早く到着
※写真タイム

8:30 入学式
コロナ禍で短く1時間弱で解散

10:00 そのままタクシーで帰宅

遠目無地の柄だから帯で華やかに、とのアドバイスをもとにコーディネート。ピンクで揃えたバッグにはハンカチとスマホだけ。ほかの持ち物は記念品を持ち帰るネイビーバッグとスリッパ、自撮りできる三脚とカメラを。お財布は置いていきました。

今年の「着物で卒入園」
ママにアドバイス

❶着付け師さんなどの手配は早めに
2カ月以上前から予約して、何を用意すればいいか着付け師さんに確認するのがいいと思いました。「自力で小物など用意してから着付け師さんを探す」よりも、「着付け師さんを探してから必要な小物を用意」くらいがスムーズかも(佐々木さん)

❷着物だからこそ早めの行動が◎
着付け時間が押す可能性もあるのでいつもより余裕を持って。また、式後は人も多いし、子どもが「早く帰りたい」と言い出すこともあるので、早めに到着して写真を撮るのがいいと思います(佐々木さん)

❸着物を借りる場合は
2、3日前の受け取りを目安に

卒園式の2日前にスーツケースで一式そろえて送ってもらいました。早く届きすぎてもシワがつくから、卒園式の2、3日前くらいが理想なんだと思います(須賀さん)

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取材・文/高橋夏果 編集/羽城麻子
*VERY2022年3月号「【大特集】無理をしないハレの日おしゃれの新基準2022 PART 5 | ずっと使える〝節目の記念買い〟」より。
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