キレイな大人のアイメーク、簡単なコツ「ブラシの使い方を変えてみたら…」
プロの撮影の現場に並ぶ圧巻のメークツール。「メークが崩れやすい」「色が上手くのらない……」そのお悩み、ほとんどがスポンジやブラシで解決できるんです。プロ級の仕上がりを叶えるツール選びから使い方まで、人気ヘアメーク・Georgeさんの誌上レッスンを開講！
前回までのテクニックはこちら
春らしい透けるようなツヤと血色感も完璧にコントロール
オレンジの温もりと透明感を組合せた大人のヘルシーメーク
目元とチークを暖色オレンジでまとめて統一感を出しながら、肌全体には寒色系パウダーをのせて透明感を忍ばせています。仕上げに深みのあるベリー系リップで引き締めたのがポイント。シアーニット￥2,970（イズントシー）ワンピース￥2,990（神戸レタス）イヤリング￥1,980 ネックレス￥2,090（ともにアネモネ／サンポークリエイト）
＼パーツ別・メークツール使い方Lesson／
最強ツールを揃えても、使い方が違ったら効果は半減！正しい使い方をマスターして、プロの仕上がりを叶えて。
メークツール【アイブロウ編】
ブラシ幅と理想の眉幅が同じだからスライドさせていくだけで決まる！
〈使用アイテム〉
D. THREE アイブラウ シェーピングブラシ
太さと眉尻が簡単に決められて誰でも安定して美眉が描ける。￥3,520（THREE）
〈使用コスメ〉
品のよさと洒落感を兼ね備えた、普段使いしやすいモーブカラー。しっとりした粉質で高密着。セザンヌ ノーズ&アイブロウパウダー 04 ￥638（セザンヌ化粧品）
アイブロウブラシを使用するときのポイント
STEP 1
眉パウダーの★を使用。Dで眉のアンダーラインを真っ直ぐに描きます。ブラシを寝かせて描くのがキレイに色をのせるコツ。
STEP 2
まずブラシの斜めカットに合わせて眉尻を描きます。縦にしたブラシで眉尻から眉頭に向かって色をのせれば、理想の眉幅に。
STEP 3
ブラシを垂直に持ち、眉頭の毛を立ち上げます。眉マスカラでフィックスさせると、立ち上がったハンサム眉がキープできます。
メークツール【アイシャドウ編】
得意技が異なるブラシの2本使いで発色とのせる範囲を調節
〈使用アイテム〉
【右】E. Ancci brush ebony 21
発色をコントロールしながら指塗りのアバウトさを解消。￥1,780（アンシブラシ）
【左】F. NARS プレシジョン ブレンディングブラシ #23
尖ったブラシがゾーンに入って下まぶたメークの達人になれる。￥3,960（NARS JAPAN）
〈使用コスメ〉
春の訪れを感じさせるオレンジを軸に、繊細な青みラメの輝きが澄んだ奥行きをプラス。ルナソル アイカラーレーション 14 ￥6,820（カネボウ化粧品）
アイシャドウブラシを使用するときのポイント
STEP 1
（1）をEに取り、二重幅より少し広めにオレンジの色みをしっかりのせます。次に指で（2）を取り上まぶた全体にのせてなじませて。
STEP 2
今度は目のキワまで色をのせられるFにブラシをチェンジ。再び（1）を二重幅に重ねて、オレンジの発色をより際立たせます。
STEP 3
Fで目尻から下まぶた2／3に（1）、目頭に（3）を！下まぶたシャドウで脂分がOFFできるのでアイメークのもちもよくなります。
ヘアメーク・Georgeさん
技術と経験に裏付けられた、説得力抜群のメーク&解説が大人気。著書『ナチュラルなのに肌がキレイに見えるGeorgeの透けツヤ肌メイク』（インプレス）が発売中！
撮影／花村克彦〈人物〉、五十嵐 洋〈静物〉 モデル／間瀬遥花 ヘアメーク／George スタイリング／栗尾美月 取材／広田香奈 再構成／Bravoworks.Inc