2022年03月02日 22:00
/ 最終更新日 : 2022年03月02日 22:00
CLASSY.
なんか古い…?老けて見える…?大人女子が「やめたほうがいい前髪」4つ
女性であれば、髪の悩みは尽きません。ヘアサロンに行くたびに髪を切ろうか伸ばそうか悩み、前髪をどうしようかアドバイスを友人に求め、結果どんな髪型がいいのか分からない…なんてことも。
インスタグラムで人気連載「モテ髪研究所」を配信中のイラストレーターの@tmr_illustさんに、アラサー世代にちょうどいいオシャレなヘアスタイルについて、毎週解説していただく連載好評掲載中。今月のテーマは「冬にぴったりの前髪」です。自分の好きな髪型をしたい、だけどもっと素敵に見せたいと言う方はぜひ参考にしてみてください。
アラサー世代のNGヘア1.「シースルーバング」の場合
こういう人いる!アラサー世代のNG「シースルーバング」
スカスカに見える…と透けバングを敬遠しがちな人にありがちです
冬になると、毛先が重めの髪型が自然と多くなります。そんな時、ヘアのどこかに軽さを出したいという方にオススメなのがシースルーバング。ここ数年人気がある前髪なのですが、苦手意識を持つ人も多いです。「前髪がスカスカになってしまい、髪が薄く見えてしまうので…」との声も。気をつけるべきなのは、こめかみ部分です。ここを薄くしすぎてしまうと、途端に残念な前髪になってしまうので、注意してください。
アラサー世代のOKヘア「シースルーバング」は…?
こめかみ部分に後れ毛を残すだけで、グッと見違えます
シースルーバングは「髪が薄く見えないようにする」ことが最大のポイントですが、こめかみ(いわゆる剃り込み部分、正しくは前額髪際隅部<ぜんがくはっさいぐうぶ>と言います)をカバーするのが一番おすすめ。後れ毛を作るように、長い毛を残しておくと、髪を結んだ時も可愛く見えるので一石二鳥。美容師さんには「薄く見えないように、骨格などを見て調整してください」とオーダーを。スタイリングでは、ウェットすぎないものを使い、空気感を出してください。
まとめ 秋冬おすすめのヘア「シースルーバング」
●こめかみ部分をシースルーにしすぎないよう注意
●後れ毛を作ると、髪を結んだ時も可愛らしく
●前髪はウェットすぎないスタイリング剤で軽さを
アラサー世代のNGヘア2.「ぱっつん前髪」の場合
こういう人いる!アラサー世代のNG「ぱっつん前髪」
やりすぎると個性的に見えがちなのでおすすめしません
眉毛より上の長さの前髪、通称「オン眉バング(前髪)」。「ぱっつんバング」とも呼ばれるこの前髪は、顔型によって、ハマると小顔に見せてくれたり、シンプルなヘアのアクセントになってくれたり。ただし、重すぎたり、行き過ぎた短さだったり、直線的すぎるカットラインなどは個性的になりすぎるので、やりすぎにはご注意を。
アラサー世代のOKヘア「ぱっつん前髪」は…?
「ぱっつん前髪」は、やりすぎないことが大切です。長さは、ほどよく眉上ぐらいに。指1、2本分くらい上が似合いやすいです。軽くアーチを描くようなラインで、直線感が出ないようにカットしてもらうと◎。また、毛先にはほどよくスキ間があって、軽くばらついているスタイリングを意識すると、よりナチュラルに。美容師さんにオーダーする際にはよく相談を。また、自分でセルフカットされる方も最近は増えていますが、この辺りを意識するとうまくいきやすいです。
まとめ 秋冬おすすめのヘア「ぱっつん前髪」
●重すぎ、短すぎ、直線的すぎは個性的になってしまう
●長さは指1、2本分眉上でややアーチを描くラインにカット
●毛先はスキ間をつくり、ばらつかせるようにスタイリングを
アラサー世代のNGヘア3.「流し前髪」の場合
こういう人いる!アラサー世代のNG「流し前髪」
カットしただけ、スタイリングをしないままは要注意
長年人気というよりも、もはや定番で一般化した「流し前髪」。フェミニン派の大人女子からの支持を集め、万人に似合いやすく、そして小顔効果も大きい前髪です。注意すべきは、スタイリングを全くしないこと。アイロンで巻かなかったり、そのままにしてしまうとレングスが長すぎて、いわゆる“鬼太郎”のような状態になってしまいます。
アラサー世代のOKヘア「流し前髪」は…?
目元ギリギリで横に流れるような流し前髪を意識
「流し前髪」を大人可愛く決めるポイントは、スタイリングをきちんと行うことです。アイドルが前髪のスタイリングに命をかけている…というぐらい、仕上げが肝心。まずはアイロンで軽く内巻きに。このとき、軽く浮かせて巻くことが、毛先がキレイに流れるポイント。中間からふんわりとした動きがつくので、大人可愛い印象を際立たせます。アイロンで巻いてる時間がない、苦手だという方は、マジックカーラーで巻いておくだけでも印象はだいぶ変わりますので、ぜひ試してみてください。
まとめ 秋冬おすすめのヘア「流し前髪」
●万人に似合いやすいのでおすすめの前髪、ただしスタイリングは丁寧に
●アイロンで軽く浮かせるように内巻きにすると、キレイな仕上がり
●時間がない方はマジックカーラーを活用してみる
アラサー世代のNGヘア4.「センター分け前髪」の場合
アラサー世代のNG「センター分け前髪」
分け目をつけすぎると顔が大きく見える原因にも
長年人気というよりも、もはや定番で一般化した「流し前髪」。フェミニン派の大人女子からの支持を集め、万人に似合いやすく、そして小顔効果も大きい前髪です。注意すべきは、スタイリングを全くしないこと。アイロンで巻かなかったり、そのままにしてしまうとレングスが長すぎて、いわゆる“鬼太郎”のような状態になってしまいます。
アラサー世代のOKヘア「センター分け前髪」は…?
前髪の生えグセ居合わせてブローするのがうまくいくコツ
今っぽくおしゃれに「センター分け前髪」を見せるためには、自分の前髪の生えグセを意識してブローすることがポイント。前髪が下にストンと落ちる、額に張りつくように生えてる人は、下からドライヤーの風を当てましょう。生えグセが強い人は、色んな方向にブラシでとかしながらブローすると自然な前髪になります。長さは目よりやや下ぐらいで、軽く目尻にかかるようにスタイリングすると、小顔効果も発揮するのでおすすめ。
まとめ 冬おすすめのヘア「センター分け前髪」
●大人カッコいい印象のセンターバングは、分け目のつけすぎに注意
●自分の生えグセに合わせて、前髪のブローの仕方を変えると◎
●目尻に軽くかかるようにスタイリングをすると、バランスよく
この連載を担当するのは…
@tmr_illust
インスタグラムやtwitterにて「モテ髪女子」を発信しているイラストレーター・デザイナー。人気サロンのヘアスタイリストとの繋がりも豊富で、ファッションや美容に関するリアルな情報が集まっている。