【LUNASOL/ルナソル】が世代を超えて支持される理由を解説します!
ベストコスメ賞の常連、ルナソル。美人見えメークといえば真っ先に名前の挙がるブランドです。発色良く捨て色のないアイシャドウパレットのヒットが印象的ですが、実は肌作りにも定評あり。「その人自身を美しく見せる」というブランドコンセプトで、どんな女性にも安心感を届け世代を超えて支持され続けるルナソルの上品さの源を探ります。
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高好感度の秘訣は、その人自身を綺麗に見せたいという発想にあり
外資系ブランドが次々と上陸する中、1999年に『ルナソル』は誕生しました。語源はラテン語でルナ=月、ソル=太陽。ブランド理念は「多面美」。メークにより自身の多面性に気づき、内面にも自信が持てるようにという思いは今も変わりません。最初に注目を集めたのは肌づくり。パウダリー全盛期に発売した薄づきリクイドファンデ、ベタつかずメーク前にも使える『ウォータークリーム』などの新発想がメークのプロを中心に高く評価されます。ただ一般市場には浸透しきらず、幾度もリブランディングを重ね辿り着いたのは、メークが目立つのではなくその人自身が綺麗に見える結果、清潔感と好感度を約束するメーク。流行を楽しみながら上品で大人も使えるカラーを丁寧に重ねれば心まで洗われる。そして2005年「浄化メイク」というテーマが誕生します。『ライティングフォーアイズ』は、強く輝くのに上品なラメが話題となりカウンターに行列が。2007年発売の『スキンモデリングアイズ』は口コミで拡散され爆発的ヒットに。ルナソル=アイシャドウ、ベージュの地位を確立しました。2010年代に入るとメークポイントがチークやリップに移行、女性のメーク技術も感度も上がります。2019年再リブランディング。上品でありつつもっと自由に色を楽しんでほしい。カラーアイテムを増やし、新たな一面を見つけられる提案を続けています。定番顔から抜け出せない人も、ルナソルと一緒なら新たな冒険も怖くないはずです。
左から:ルナソルベージュを思う存分堪能。ベージュへの想いを注ぎ込んだ10色パレット。単色でも混ぜても、色の存在感を極力出さずその人自身になりきるように馴染み、美しさを引き出す。ルナソル ザ ベージュ アイズ 全2種 ¥11,000、シックだけど新しいというテーマのもと、誕生。ベージュの新星「紅茶パレット」としてバズったニューベーシック。同 アイカラーレーション 07 ¥6,820、昨春発売のベスコスシャドウ。色を楽しみながら立体感も叶える新シリーズ。’21年春カラーは多幸感がすごいと好評。同 アイカラーレーション 11 ¥6,820、美人見せベージュシャドウの代表格。発売から15年目を迎える今も売り上げ上位を誇るブランドの代名詞。見た目が綺麗でも肌にのせるとくすむベージュは難易度の高い色。試作品を100回以上作り微調整を重ねて、どの人にも似合うベージュに到達。同 スキンモデリングアイズ 01 ¥5,500
すべては〝水ツヤ肌が叶うかどうか〟でスキンケアも肌づくりもアイテムを考える潔さ
完璧に隠さないヘルシーなツヤ肌こそ、女性を美しく見せる。ブランド誕生当初から、ルナソルの目指す肌は一貫しています。ファンデーションも、リクイドやクリームがメイン。パウダーだけでは、ブランドが目指すツヤは出せないのです。『ウォータークリームファンデーション』が2000年代を牽引し、2018年には水ツヤ肌というワードも誕生。カバーと水ツヤを兼ねる『グロウイングシームレスバーム』もヒット。スキンケアも、ベースメークと一体で水ツヤ肌を叶えます。角栓を溶かしツヤの天敵である凹凸や色むらをケアする『スムージングジェルウォッシュ』、6年の歳月をかけて研究された技術を搭載したツヤを保持する『グロウイングデイクリームUV』。ハイライトやシェーディングも、水ツヤに馴染むスティック状に。全アイテムが、水ツヤ肌を叶えるためにあるのです。
左から:「1回使うとザラザラがなくなる」とSNSで拡散され、発売当日は行列ができたほど大反響の洗顔料。ルナソル スムージングジェルウォッシュ 150g ¥3,520、苦節6年。スキンケア研究のラメラ技術を応用したUVクリームが誕生。同 グロウイングデイクリームUV SPF40・PA+++ 40g ¥4,950、塗ったそばからピタッと密着。吸い付くようなテクスチャーから〝バーム〟と命名。同 グロウイングシームレスバーム 全6色 SPF15・PA++ 30g ¥6,600、メークさんが仕上げにオイルを足すことがヒントに。ヨレも崩れも心配なし。ツヤの足りない肌に追いツヤ。同 ラディアントスティック 01 ¥3,300、水ツヤ肌に自然に溶け込むようオイル成分を配合したシェードカラー。同 コントゥアリングスティック 01 ¥3,300
使えば「やっぱりルナソルだよね!」の安心感がカラフルシャドウへの挑戦も後押ししてくれる
『スキンモデリングアイズ』の爆発的ヒットをはじめ数々の名品パレットを輩出し、〝アイシャドウといえばルナソル〟と言われるまでに。2013年からは色づきもややナチュラルにシフト。2019年以降に誕生したアイシャドウ名を『アイカラーレーション』に統一し、シーズンごとにコンセプトをドラマティックに変更。さまざまなカラーを提案するようになりました。理由は、メークテクが上がった大人に決まった顔だけでなく、別の魅力も知ってほしいから。ただ、たとえ見た目はビビッドな色でも、まぶたにのせれば、やっぱりルナソル。上品さと清潔感はキープし、ベーシックに彩りをプラス。使いやすさはそのままに、表現の幅が広がるから変化が怖い大人でも、新しい顔に挑戦したくなります。
定番11種のほか、シーズンごとに限定色も登場。鮮やかな色や繊細なニュアンスカラー、きらめきやマット質感など、パレットごとにユニークな色やテクスチャーを配して、立体的なまぶたを演出。世界観を表す色名にもこだわりが。右から:ルナソル アイカラーレーション 09 Modernity Bordeaux、02 Deep Rose Quartz、01 Twilight Sky、03 Butterfly Wing、12 Breezy Herb 各¥6,820
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