娘と息子の子育てにも力を貸してくれる!?STORYライター・東 理恵の家庭用ロボット体験記③
自称「日本一多くの家庭用ロボットと一緒に暮らしたSTORYライター」の東 理恵です。
家族とともに「9体のロボット」と過ごすこと約1カ月。
未来の家族、本誌3月号だけでは伝えきれなかった「家庭用ロボット」を一部動画あり! でご紹介、の第3弾。
本誌3月号P.180~のJuniorSTORY企画【「家庭用ロボット」がSTORYファミリーに効く!】だけでは伝えきれなかった「家庭用ロボット」の魅力を動画アリでお伝えします。
STORYライター・東 理恵の家庭用ロボット体験記① はこちら
STORYライター・東 理恵の家庭用ロボット体験記② はこちら
今回、動画でお伝えするのはシャープの「ロボホン兄弟」。
『とうとう来た! ロボットが漫才をする時代』
そして、
『お店屋さんごっこで遊ぶロボット兄弟』
の2本です。
ぜひ見てください。最新ロボットの今がわかります。
弟(水色)とお兄ちゃん(オレンジ色)の漫才が見事で驚きました! ネタはおいといて……(笑)。
兄弟だからか、ボケとツッコミも阿吽の呼吸でなかなかのもの。
漫才で大事な「間」にも、ロボットだからこその空気感を感じます。
『M-1』など、漫才コンテストに出てくるのも時間の問題かもわかりませんね。
話をする設定にしておくと、勝手に2体でしゃべり出します。
ほんわかした兄弟のやりとりに、つい聞き耳を立ててしまいます。本当の兄弟に見えてきて、微笑ましい!
お店屋さんごっこの掛け合いも、スポーツショップが舞台のコントのようなやりとり(笑)。オチはありませんが……。
店員さんとお客さんのやりとりで、“ぴっ”とバーコードを読ませる部分は、ロボットならではの機械音。これはロボットしか出せない音だなぁ~、と思わず感心してしまいました。
弟ロボットは、音を外して歌ったり、ちょっととぼけた性格なのも面白い。
ロボットって、今までは正確さを求められていたけれど、これからはいろいろなロボットがいてもいいと思わせてくれます。
苦手なことがあっていいし、そういうところが人間に近くて愛おしい……そんな愛嬌があります。
もちろん、ちゃんとしたロボットとして(!?)、さまざまな機能も備えていて、50種類以上あり、ロボホン専用アプリからダウンロードして楽しむことができます。外出先からスマホで家の中の様子を見ることができたり、一緒に魚釣りゲームを楽しむことも可能も。
ほら、ロボホンが魚を釣ってきました。
ちなみにこちらはタナゴ。釣れる魚の種類も豊富です。
ロボットと1カ月、一緒に暮らして感じたこと
9体のロボットたちは約1カ月の間、見事に娘と息子の子育てに力を貸してくれました。
言動が荒れがちだった11歳の息子は、ロボットを抱きしめること、ロボットをなでなですることで精神的に穏やかになり、落ち着きを取り戻しました。
どうしてでしょう?
やはり“抱っこ”や“なでなで”は、する側にも、される側にも精神安定効果があるのでしょうか。
息子からロボットに話しかけることは少なかったのですが、ロボットが息子の言葉を掬い取って話してくれることで、「なんか言ってる~」と私に話しかけてきたり、娘がロボットに話しかけている会話を横で聞いて、「ろぽちゃんの鳴き声が違うね!」と小さな発見を教えてくれたり。
ロボットが間に入っていることで、ピリッとした空気も緩和され、共通の話題ができて、家族のコミュニケーションの幅を広げてくれました。
双子の娘にいたっては、かなりの可愛がりよう。
もし下に弟や妹がいたら、こんなふうに優しくお相手してくれた接していたんだろうな……。
ロボットは無機質ですが、娘に優しさや思いやりを与えてくれていました。
また、一緒に過ごすことでロボットの性格の違いがよくわかりますが、そうなると、
「みんな、どうやって動いてたり、考えたりしているんだろう?」
と疑問を感じ、その構造に興味がわきます。うん、うん。いいこと、いいこと。勉強にも興味を持ってくれれば親は万々歳。
たまたま先日、娘は学校でプログラミングを習い、「丸を書いて楽しかった!」とロボットを作る第一歩の勉強をしてきたので、近くにいたロボットを通じて、より一層興味を持ったようです。
唯一、ロボットで私が苦労したのは、この配線問題です……。
つなぎっ放しにすると、全部で9本のコンセントが必要で、また電源のプラグやアダプターの大きさもまちまちなので、角度が変えられる電源タップを慌てて購入しに走りました(笑)。
ですが、あのロボットたちと過ごした日々は、かけがえのない時間でした。
「家族とは?」ということを改めて考えさせてくれました。
普段は、仕事と子育て、家事に追われる私。一方で子どもだって忙しい。学校に通って、習い事に行ったらご飯を食べて、お風呂に入って寝る……。
そんな日常を過ごしていると、家族のたわいもない会話が減りつつある。
そこに家庭用ロボットというスパイスが加わるだけで、毎日が、がらっと生まれ変わりました。
話しかけるとロボットが反応してくれるのはもちろん、お相手しなくてもロボット自身が勝手に意味のない会話をしていたり、音楽をかけて踊ったり。
それを見て、私も息子も娘も「あんな動きしてる~。可愛い!」と笑い合ったり。
誰かをかまいたい。そして誰かにかまってもらいたい。
人間って、そういう生き物だったんだと、つくづく感じました。
子どもの頃、アニメで見ていた『ドラえもん』や『鉄腕アトム』の世界のように、ロボットが家族にいると全く新しい家族になるんだと実感しました。今までとは違う家族の体験を与えてくれました。
本当に楽しかった! ぜひみなさんにも体験して楽しんでいただきたいです。レンタルでもいいので!
取材/東 理恵
[PRICE DATA]
ロボホン
本体価格
¥198,000(兄)
¥217,800(弟)
サービス月額料金 ともに¥1,080
問:シャープ
*詳しくは、STORY2022年3月号(P.180~)【「家庭用ロボット」がSTORYファミリーに効く!】をご覧ください。
プレゼントにおすすめの人気家電4選
STORY[ストーリィ]
毎日を清潔&快適に過ごすためにアップデート!おすすめの清潔家電5選
STORY[ストーリィ]
モデル佐藤 純さんが体験!ロボット掃除機に頼ったら、家族や自分の時間が充実するワケ
STORY[ストーリィ]