目からウロコ!【ひとクセ】あると永く着られる40代ベーシックの新常識

STORY[ストーリィ]

新しい服を次々に更新というより、長く愛せるものに投資したいムードの今、シーン問わず着回せる、体型カバーができる、一着で華やぐ……40代の服選びの条件を満たす服を調査してみると「シンプルすぎない服」ということが発覚!

着回しのプロ・ 井関かおりさん

モードな雰囲気にひと匙の大人の甘さをプラスしたコーデが定評。RIKOのブランドディレクターも務める

体型カバーのプロ・ 石毛のりえさん

シンプルを軸にキレのある女性らしいスタイリングや、色を効かせた品あるコーデが毎回STORYで大人気。

着映えのプロ・濱口沙世子さん

色やディテールなど華やかなアイテムを40代のリアリティある着こなしに落とし込むテクニックが抜群。


STORYスタイリストが対談〝モト取れ服=シンプル〟は思い込みです!

井関かおりさん

「モト取れ服」ってベーシックアイテムな印象だけど、ベーシックこそシルエットが勝負になってくるから、デザインが毎年更新されているんですよね。

濱口沙世子さん

確かに2、3年前のものでも着てみると「アレ、古い?」って思うことも。だからこそ、デザインやシルエット、カラーでそのブランド独特のクセ感がプラスされているアイテムをあえて選ぶ方が、トレンドに左右されることなく、長く着られるんです。

石毛のりえさん

ひとクセあるとそのおかげで視線が散らせたり気になる部分をカバーできたりもしますよね。

井関かおりさん

あと、シンプルすぎるとコーデが1パターンになりがちだけど、クセがあるだけでカジュアルやモードな雰囲気が出せて、着こなしに幅もできる

濱口沙世子さん

シンプルだと40代は寂しい雰囲気になったり、老けて見えてしまうこともあるから……。クセを足すことで華やかな印象にもなって40代におすすめです。

石毛のりえさん

でもここで注意しないといけないことは、〝ひとクセ〞にこだわること。過度なクセがあると印象に残るから、何度も着られなくなってしまいます。

濱口沙世子さん

定番のアイテムこそ〝ひとクセ〞を意識した選びがモト取れ服に昇華するポイントですね!

結論!40代的「ひとクセ」ブランドはこの3つ

STORY[ストーリィ]

<右から>
コスパの良さとこだわりが詰まった「MAISONSPECIAL」
素材や色へのこだわりを感じさせる唯一無二なデザインながら嬉しい価格で、スタッフにもファン多数。
コート¥39,600(メゾンスペシャル/メゾンスペシャル 青山店)

コンサバ好きも冒険できる女らしいひとクセ「ELENDEEK」
甘テイストのクセ感や、ニュアンスカラーはコンサバさんにぴったり。40代の体型をカバーできるデザインも魅力。
パンツ¥22,990(ELENDEEK)

モードな雰囲気と着心地のよさを両立した「UN3D.」
シンプル服と合わせても確実に個性が出せるアイテム多数。モード系の辛口アイテムなら年を重ねても馴染みます。
ブラウス¥26,400(アンスリード/アンスリード青山店)

撮影/遠藤優貴(MOUSTACHE) ヘア・メーク/RYO〈スタイリスト〉(ROI) スタイリスト/石毛のりえ、井関かおり、濱口沙世子 取材/澁谷真紀子 ※情報は2022年2月号掲載時のものです。

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