三児の母で歌手の相川七瀬さんが考える家族の幸せの秘訣とは?
「そのあたりどうでしたか?」―― 子だくさんの先輩ママに聞きました
大きくなってからもまだまだありますよ(笑)。愛と感謝を伝え続ける――それが大事かな
相川七瀬さん 46歳 20歳男児・14歳男児・ 9歳女児の母
1995年「夢見る少女じゃいられない」でデビュー。音楽活動にとどまらず、赤米大使など多岐にわたる活躍で、著書も多数。2020年デビュー25周年を迎えると同時に大学進学も果たす。
長男の思春期、「妹と弟に対するのと自分への態度が違う」と言われました。いちばん愛をかけているはずなのに伝わっていない…その衝撃は忘れられません。これは改善すべきと、イヤと言われるくらいまで関わろうとしたら、すんなり受け入れられたことにも驚きが。この子は甘えたかったんだなと改めて思いましたし、負担をかけて申し訳なかったとも思いました。
私の場合、子どもが大きくなってからのほうが、より強く感じるようになりました。だから何でも言い合える環境作りをと、どんなに忙しくても食事を一緒に摂り、子どもたちとの時間を大切にしています。三人三様でいざこざは大変ですが…(笑)。でもイヤなことばかりに注目しないで「ま、いっかー」って声に出して発散したり、ママ友に愚痴ったり、母が毎日おおらかにいることが家族の幸せの秘訣かと。家族や周りに恵まれて母業と仕事を両立させてもらえています。感謝しかないですよね。
撮影/岡本 俊 ヘア・メーク/只友謙也(鈴木サチさん) 取材/竹永久美子、松葉恵里 ※情報は2022年2月号掲載時のものです。