【今どきコスパブランド5】“安いから買う”以外の視点で愛せる新定番
これまで「コスパなお値打ち服」と言えばカジュアルで脇役的な存在というイメージが強かったのではないでしょうか。でも最近では、きちんと感や女らしさが網羅でき、オシャレの主軸になりうるブランドやアイテムが急増中。〝安いから買う〟以外の視点を知れば、コスパな服も愛着のある一着に。今注目したいコスパブランド新定番をまとめました。
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CITEN シテン
王道で普遍的なジャケパンだってコスパで!
この2021年秋冬スタートのユナイテッドアローズ発、EC軸ブランド。コロナで様変わりした私たちの生活形式にフィットするオンとオフの垣根を取り払ったデザインが特徴。「Well」をキーワードに、トレンドに左右されず長く使えるシンプルな服を手に取りやすい価格で展開。リサイクルポリエステルを使用したアイテムなど、できるところからサスティナブルな取り組みもスタート。ユニセックスアイテムも展開。
ジャケパンやコートといったトラッドなアイテムも、さすがUAのノウハウがあるブランドだから、シルエットやタックなど細かい処理がキレイ。コート ¥19,990 ジャケット ¥13,990 パンツ ¥6,980 ニット ¥5,990(すべてCITEN/ユナイテッ ドアローズ カスタマーサービスデスク)スニーカー ¥13,200(オニツカタイガー/オニツカタイガー お客様相談室)バッグ ¥26,400(ディーゼル/ディーゼル ジャパン)靴下/スタイリスト私物
NORD CADRE ノール・ケアド
「受注生産」なら凝ったデザインのニットもコスパで!
2021年7月にデビューした受注生産型ニットウェアブランド。無駄のない生産とEC販売にすることで、クオリティの高いニットを1万円前後で販売する。また、お気に入りを長く愛用してもらいたいという思いから、同ブランドで購入した商品はいつでも無料で補修してもらえるサービスも提供。受注期間はインスタグラム@nord_cadreで随時告知されるから、こまめなチェックが必要。
ファンシーヤーンを使ったふっくらとした触感で、編み地も複雑で、後ろに凝ったデザインがあってこの価格。スカートにもパンツにも合わせやすい絶妙丈なので着用頻度が自然と増えそう。ニット ¥11,000(ノール・ケアド)スカート ¥33,000(ダブルスタンダードクロージング/フィルム)バッグ ¥62,700(フルラ/フルラ ジャパン)ピアス ¥35,200(プリーク/エイチ ビューティ&ユース)リング上から ¥9,790、¥9,790、¥8,690(すべてオデュール/ödül)
GU ジーユー
ジーンズ製造過程の水の使用量を
最大96%削減することに成功
ジーンズは、製造過程で水資源を多く使う製品ですが、ジーユーでは従来に比べ水の使用量を最大96%削減することに成功しました。現在、この新技術をすべてのジーユーのジーンズに導入することを目指しています。また、ウォッシュ加工に使われる天然軽石を、耐用年数が長い人工石に替えてゴミを減らしたり、色落ち加工にレーザーを導入し工場従業員の重労働負担を軽減しています。
こだわりデニムブランドでしか見つからなそうな超ハイウエスト。腿から裾にかけて丸みのあるシルエット。穿くだけでオシャレに見える1本が2千円台!デニムパンツ[ハイウエストマムジーンズ]¥2,490(ジーユー)ニット ¥88,000 バッグ ¥9,900〈ともにユナイテッドアローズ〉肩にかけたカーディガン ¥38,500〈スローン〉(すべてユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)シューズ ¥19,800(ドロゲリア クリペリーニ/イウエン マトフ 横浜店)ソックス[3足セット]¥1,430(ニューエラ)
THIRD MAGAZINE サードマガジン
コンディションの良いロックTやミリタリーアイテム、カレッジアイテムなどの古着をセレクトし、キレイめシルエットや上質素材アイテムとのミックススタイルを提案しているサードマガジン。コンパクトなシルエットや、ロゴ1つにしても大人っぽいフォントをセレクトしているから、ヴィンテージ初心者でも挑戦しやすい。価格もお手頃で、いつものコーデに変化がつくからまさしくコスパ!毎週金曜日に入荷。
メンズっぽいヴィンテージTシャツには、今季トレンドのエレガントなツイードジャケットや付け衿を合わせてミックススタイルで楽しむと、大人の遊び心コーデに仕上がる。Tシャツ ¥7,700(THIRD MAGAZINE ヴィンテージ/サードマガジン)ジャケット ¥41,800(ユナイテッドアローズ/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)付け衿 ¥6,600(mixxdavid/magnitude)パンツ ¥36,300(ロエフ/ロエフ 六本木店)
CENE セネ
サージカルステンレスを使っており、最近、編集部の金属アレルギー持ちの間で話題なのが、オンラインジュエリーブランドのCENE。構築的で盛れるデザイン、そしてこの価格だから、重ねづけが基本。本物の24Kは別として、デザインが気に入ってもなかなか体質に合うものがなく無理してつけることもあるという人も。値段に関係なく、自分に優しく心地良いもののほうが結局は愛用頻度が高くなる。
この価格なら、こんなたっぷり重ねづけも夢じゃない!ゴールドメッキの色も安っぽくなく、リアルな24Kに近い色味。ピアスや指輪のぷっくりボリューム感や、ネックレスのチェーンの繊細さは、お値段以上。【モデル】ピアス ¥2,500〈右手〉人差し指 ¥2,800 中指 各¥2,500〈左手〉リング 各¥2,800(すべてCENE/CENE Official Online Store)ニット ¥25,300(ロエフ/ロエフ 六本木店)【静物】ネックレス[上から]¥2,800、¥3,000、¥2,800(すべてCENE/CENE Official Online Store)
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撮影/菊地泰久〈vale.〉(人物)、清藤直樹(静物)スタイリング/斉藤美恵 ヘア/Dai Michishita メーク/AIKO ONO モデル/辻元 舞、望月芹名 取材・文/嶺村真由子 編集/太田彩子
*VERY2022年1月号「【大特集】コスパでもっと女っぽいを手に入れよう!PART1 コスパでサスティナブルは叶うのか?」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。