美ST世代のリアルな悩みにわかりやすい解決策を提案してくれるヘアメークアップアーティストの長井かおりさん。ご自身が実践している美容法は無理なく時短のミニマム美容。全身スッキリ綺麗になれる長井流美容法に欠かせないアイテムを教えてもらいました。

▼あわせて読みたい
長井かおりさん監修【40代のツヤ肌メーク】は朝のスキンケアで決まる！

メークもマッサージも毎日無理なく心地よく続けられるものを取り入れています

メークでいろいろなものをカバーするより、頭皮や体のコリをほぐして巡りをよくし、血色やたるみを改善し素肌力を上げることを優先しています。人それぞれ追求する美は違いますが、私は心地よさを重視。昔のメークは圧迫感や窮屈さを感じ、早くメークを落としたいと思うこともありました。今はスキンケア効果のあるファンデや、保湿効果のあるマットリップなどテクスチャーが心地よいものが増えていてそれを使うのもひとつの手。私は美にまつわるアイテム数や工程をできるだけミニマムにしたいので、美容家電やマルチコスメなども取り入れて、心地いい美を追求中。

《Profile》 女性誌でメーク連載を多数抱える人気ヘア・メーク。自主開催の「パーソナルメイクトレーニング」は、日本一予約の取れないメークレッスンとして話題に。著書も多数。

1：時短になる2in1の美容家電も取り入れて、自分美容はミニマムに完結

自分美容はアイテム数や工程をできるだけ削りたい！ヤーマン リフトドライヤーは、髪を乾かすのはもちろん、顔、頭皮のリフトアップもできるから忙しいときに大活躍。

2：不調を感じたらその場でコリを撃退！強めの頭皮ケアで血流アップ

左、洗髪した清潔な頭皮にRESALON アール・イー・ホーム スカルプローションをオン。白髪が出てくるのが遅くなった気がします。右、インスタを見て購入したラブクロム スカルプカッサ。背面のカッサ部分で頭皮ケア＆とかすとツヤツヤ美髪になるので愛用中。

3：顔の引き上げケアに

刀のような特徴的なフォルムが使いやすいリンクス パイラナイト。振動も心地よく、首の後ろなど細部にまで小回りが利いて顔も体もしっかり流せます。

4：日中コリを感じたら自重ケア

詰まりを感じたところに狙いを定めて、げんこつを利用し自分の体重をかけ押しほぐし。疲れているときはナリン ハーブオイル33+7を首裏になじませリフレッシュ。

5：自分メークに欠かせない一品がこれ

ラ ロッシュ ポゼ レスペクティッシム ポイントメイクアップリムーバーは、優しく拭き取るだけでウォータープルーフのマスカラなどがスルッと落ちて、いい状態で次のメークに入れるから◎。

6：仕事で大活躍のアイテムがこれ

スキンケアの延長として使っているN by ONLY MINERALS ミネラルソリッドチーク コンプリート。濃度の調整が利くカラー〝ともしび03〟と〝チャンス02〟は大人の血色メークに欠かせません。

7：今季の長井メークのイチオシアイテム！

スナイデル アイデザイナー 07は、一見独特なカラーパレットのように見えますが、これが大人の肌になじんでおしゃれな方向に転ぶんです！

長井さんにとって「美」とは…心地よさ

制限がある時代が続いたからこそ、心地よいテクスチャーで快適に過ごせるアイテムがマスト。体感もマインドも快適が大事だと思います。

こちらの記事もおすすめ

Cゾーンとは、眉尻の下から目尻の下までを結んだCカーブを描く部分のこと。マスク時代の美肌見えはこの小さいエリアが重要なポイントです！Cゾーンにシミやくすみが浮き出てきて、ラインがぼやけると疲れて見え、老け見えする原因に……。プロはここをパパッとお直しして、若々しい印象にするみたいです！

2021年10月30日 17:30

あまりに疲れてメークを落とさず寝ちゃった！そんな負担のかかった肌を助ける方法は？コスメコンシェルジュの小西さやかさんとヘアメークの長井かおりさんが肌に負担をかけないレスキュー方法を4つ教えてくれました。

2021年9月17日 06:30

目元のハリ低下に悩む美魔女たちの間でいま話題になっているのが、アクシージアの「ビューティーアイズ エッセンスシート プレミアム」。目の周りをぐるっと囲む珍しいパンダ型で、上まぶたからお悩みが目立ちやすい頬の三角ゾーンまで、気になる部分を覆ってくれる、まさに痒いところに手が届くアイテム！さらに、ピタッと密着して目を開けていても液だれしたり剥がれたりしないから、ながらケアにもぴったり。忙しい40代のライフスタイルに寄り添って、確かなアイケアを叶えてくれる逸品です。

2022年2月1日 12:00

2022年『美ST』2月号掲載 撮影／塩谷哲平　取材・編集／増野玲奈