【LIFESTYLE】料理家こてらみやの「ベランダと暮らす」vol.25

立春のベランダ

立春とは、冬が終わり春が訪れる節目の日で、二十四節気の第1節目です。

心なしか、窓に差し込む光も春らしくなってきたように感じますが…、

まだまだ寒い我が家のベランダ。今日はベランダパトロールをしてみましょう。

このぷっくりとした花芽はブルーベリー。この小さな花芽からすずらんに似た白い花が咲き、夏頃にはまん丸のブルーベリーになります。今年はどれぐらい収穫できるのでしょうか？

冬枯れの寂しいベランダで、いま一番輝いているのがクリスマスローズです。この間、部屋からベランダを眺めていると…、

部屋から窓越しに撮ったので見づらいと思いますが、鉢の左側にメジロがいます。街中でも梅がちらほら咲き始めていますが、まだまだ花の少ない季節。うちのベランダに、花の蜜を吸いにきていたようです。かわいい！

これは、イチジクの赤ちゃん。昨年が豊作だったので、今年は少ないかもしれませんね。イチジク好きなので、今年もたくさん収穫できますように！

いちごの花が咲いたあと、実が付きました。でもこの寒さでは、なかなか大きくなりませんね〜。紅葉したいちごの葉もいい感じです。

根を少し残してプランターに植えておいた九条ネギも少し伸びました。たった2本でも薬味に使えるので重宝します。

年始に降った雪で、花芽がやられたのでは？　と心配していたミモザも元気に成長中。段々、黄色味を帯びてきてベランダが明るくなりました。
春はもうすぐ？と思いたいところですが、また寒気がやってくるとのこと…。
早く春よ来い〜〜〜。

こてらみや
料理家。毎日食べたくなるような、素材の持ち味を生かしたシンプルな料理を得意とする。休日の楽しみは、ベランダで収穫した果物やハーブを使ってびん詰めを仕込むこと。著書に「魔法のびん詰め」（三笠書房）など。instagramアカウントは @osarumonkey